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コーチ・レフリーシンポジウム

[ 日々 ]

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コーチ・レフリーシンポジウムに参加してきました。

リオ五輪、熊本WC、東京五輪を控えている中でナショナルチームがどういう戦略性、思想を持って強化し、現在どういう課題を持っているのかを把握したかったのと、そのことを理解した上で今後のプレー&コーチを行いたかったからです。

女子代表の栗山監督は世界選手権を踏まえて、男子代表の清水監督はアジア選手権を踏まえて、男子U19の瀧川監督はU19世界選手権予選を踏まえてのお話でした。レフリーサイド、分析チームからのお話も興味深かったです。

特に印象に残っているのは、女子代表の栗山監督と男子U19の瀧川監督の話でした。ゲームプラン、強化策に戦略性、根拠を感じましたし、それぞれの言葉に説得力とナショナルチームに懸ける「想い」を強く感じました。

具体的な内容は、ここでは書けませんが「選手」としても「コーチ」としても心に響く話を聴かせて頂くことができました。今回の内容を、自分にそして自分のチームにこれから出会う子供達に活かします。



大阪大学ハンドボール部コーチ 〜キーワードはライン〜

[ ハンドボールスクール ]

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昨年、一昨年に続いてこの時期の恒例になりつつある、大阪大学ハンドボール部のコーチをさせてもらってきました。

3月6日に2回、7日に2回、合計4回のトレーニングを行いました。

事前にキャプテンの富田君に何度も練習試合などの映像をYouTubeで送ってもらって、当日まで準備を進めてきました。どんな成績を目標とし、どんなハンドボールを思考しているのか?じっくりと話を聴かせてもらって、練習メニューを考えていきました。

今回のキーワードは「ライン」です。

練習中に「ラインってアプリちゃうよ」って、なんでそんなこと言ったかわからんボケをかましたら、ドンズベリしました…

コーチをできる回数が4回だったので、攻撃練習、守備練習と切り分けるのではなくて、6:0DFや3:2:1DFシステムどうのこうのといった話でもなく、常に攻守両面から「どうラインを作って守るか?」「どうラインを突破して攻めていくのか?」という視点でトレーニングを深めていきました。

初日。

まずは、DFラインが低い位置でのポストとの2対2をどう攻めるのか?どう守るのか?この状況でできた「+1」をどうフィニッシュまで持っていくのか?何か一つの正解を求めるのではなくて、こういう状況下の攻守でどんな可能性、選択肢を持っておくといいのか?を学生自身に考えてもらいながら進めていきました。

(僕が想像している以外の選択肢がでてくるか?どうかも楽しみでしたしね。)

ポストを2人のDFラインの上に押し上げて守ったり、牽制を入れてバックプレーヤーにボールが入らないように守ったりと、2対2を守る為に工夫がでてきました。

初日の終わり際に、「DFで牽制という要素がでてきたのが凄くよかったよね。」「明日は牽制に出られたときに、どうこの2対2を攻略するといいのか?」「DFは牽制に出ることで考えられるリスクや、次に攻撃が狙ってきそうなことを一晩考えてきてな。明日は牽制やラインを上げてきたときの攻防をやるからね。」そう学生に伝えて初日を終えました。

二日目。

前日からの流れを踏まえて、高い位置や牽制を交えた攻守を繰り返しました。

自分の前の選手がボールを保持している状態で、隣のDFが自分のマークに牽制を入れた後に、ボールホルダーとの1対1を誰まで運ぶのか。牽制に入っている隣のDFは「ライン」を揃えるために下がるのか。それとも、一人飛び越えて「ライン」を作るのか。牽制を入れたDFプレーヤーはその時自分の下でどのように「ライン」が変化するのかイメージできているか。「ライン」という見えない部分をDFメンバー全員が共有した中で守り、OFメンバーは「ライン」をどう突破していくかを意識してのトレーニングが進みました。

攻撃はパラレル&クロスとポジション移動のみが可能で、ノーポスト、キリ(トランジション)がない状況と少し限定された環境と言うこともあり、ハイプレッシャーでのDFが機能しだしました。牽制を巧みに織り交ぜながら、「ライン」を意識している様子が伝わってきました。

「今度は、こういう風に高いラインを形成されたときに、どんな風に攻めたら良いと思う?DFはどうされると嫌かな?」

当然と言えば当然ですが、キリやポストの中継などを交えて攻撃しだしたり、ここまでの流れを踏まえて、打開策を見いだしていました。

「こうやって、高い位置でラインを作ってDFをしていて、キリ際やスペースを有効に使われたり、ゴリゴリ攻撃されて崩されるとするやん。じゃあ今度はDFはどう守ることになるかな?」

終始こんな感じで、「こういう時はどういう可能性があるか?」という問いかけを繰り返しながらトレーニングを展開していきました。フォーメーションを組んだり、DFシステムを構築したりというトレーニングは全く行いませんでした。

今回、限られた回数でコーチをする中でこういう攻防一体型でメニューを組んだのはこんな理由でした。「ライン」というキーワードを軸にして、その理解を深め、イメージを共有することで、チームの幹になる部分を強化したかったのです。それに加えて、この部分の理解を深めるとゴール型のボールゲームが本当に楽しくなるからです。

きっと今頃、大阪大学のみんなは岡山で合宿中だと思います。春季リーグ戦まであと一ヶ月、このリーグ戦での1部昇格が彼らの目標、一年間の集大成だと聞いています。

大阪大学みんな、頑張ってね。



北野高校ハンドボールスクール

[ パートナーハンドボールスクール ]

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3月6日は大阪の北野高校ハンド部のみんなとハンドボールをやってきました。

今回のハンドボールスクールはザムストさんがサポートしてくださっています。ザムストさんありがとうございます!!!「ザムスト部活応援サイト 〜エール〜」

ゴールからビニールひもを引っ張って、ゴール型のボールゲームの原理原則を説明すると、さすが大阪でも指折りの進学校ってこともあり、みんなで色々「これはこういうこともいえるんじゃないか?」「ああいうこととも繋がるんじゃないか?」と理解を深めてくれました。

3チームに色分けしてのパスゲームでは3分毎にルールが変わる中、「難しいっっ!!!」と言いながらもしっかりと対応できていたんじゃないかな。

去年は上級生だけの参加だったけど、今年は全学年がきてくれた様子で、30名以上いたのかな?みんな剽軽で、でもやる時は真剣で、僕も凄くやりやすかったです。

北野高校ハンドボール部のみんな頑張ってね!!!



左膝を診てもらってきました。

[ 日々 ]

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レギュラーシーズンが終わり、1年ぶりに左膝周辺を諸々チェックしてもらってきました。痛みがでたとか、状態が悪いということでないので、ご安心を。

MRIやレントゲン検査を受けてきましたが、ドクター曰く「昨年の同時期の写真と比べて、どこかが悪くなったとか、異常を確認したということはないね、まだもう少しくらいは現役できるよ。」とのことでした。

普段からチームトレーナーの大西さんがケアしてくれたり、サポートしてもらっている皆さんの御陰ですね。ありがたいですね。

先日、名古屋の大西さんが開業したってこともあって、今回は新たに辻さんがメディカルチェックをしてくれました。写真で僕より大きなのが辻さんです。

実は辻さんは、中部大ハンド部の後輩です。僕が左膝のリハビリに明け暮れていた2008年、2009年と彼は大学3、4年生でした。彼も故障がちで、僕と一緒にリハビリに通っていたんですねぇ。豊田合成の榊原も同時期に一緒にリハビリしていました。懐かしいですなぁ。

当時の様子です。「月刊ハンドボール・ヒューマンクローズアップ」

ほんまに何回、ここで彼らと一緒にリハビリしたことか…

その辻さんに今回、左膝を中心に色々とチェックしてくれました。

毎年、この時期に左膝を診せにいくと、当時のスタッフの皆さんが「まだやってるんですねーーーっ!!!」って声をかけてくれます。



福井大学医学部ハンドボール部コーチ 

[ ハンドボールスクール福井大学医学部コーチ ]

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2月23日(日)福井大学医学部のみんなのコーチに行ってきました。前日のホームゲームにみんなで応援にきてくれました。

福井大学医学部のみんなもそうだし、北電Jr.のみんなもそうだけど、普段コーチをさせてもらっているハンドボール仲間が応援にしてくれるのは、何とも言えない気持ちになります。本当にやってやろう。良いプレーをしよう。っていう気持ちなります。コートから2階席の学生たちと目が合う時や、コートサイドに陣取っているちびっ子達とハイタッチする時に、本当にそういう気持ちになります。(だからこそ、やっぱり勝たないとね。)

ちょっと話がそれました。

今回はフリーマンのいるタッチハンドを数種類、ポストとBPとの2対1でのシュートドリル、ポストとの2対2→ワンクロスまであり、GK含めて8人でもやれるメニューってこともあり、少人数でできる基本の攻防練習をメインにトレーニングを行いました。

このチームの良い所は、自分たちがどんなハンドボールしたいのかを自分たちで理解できている所。次の大会でこういうハンドボールを展開したいので、こういうことを教えて欲しいという感じで、練習計画と映像を持って月に1回くらいを目安に僕の家にキャプテンと副キャプテンが足を運んでくれます。

持ってきてくれた映像を一緒に見ながら、「ここはいいじゃないか?」とか「ここは練習してきたことがまだ出来てないかもね。」とか言いながら僕の方でもフォローしています。

昨年の秋口はまだ頼りなかった新キャプテンも、幾分自立してきたように感じます。でもまだまだもっと上を見て欲しい。次回の3月13日は実践形式での練習を経て、3月15日、16日の西日本医歯薬トーナメントへ臨みます。

練習を終えると国家試験を終えた山下ごおが覗きにきてくれました。ごお、お疲れさま。



琉球コラソン戦

[ 2013/2014 シーズン(北陸電力BT) ]

先週末は日本リーグの第15戦、琉球コラソン戦でした。

熾烈なプレーオフ争いを、湧永製薬、琉球コラソン、トヨタ紡織九州の3チームを行っていた先週末でした。

僕らの試合の一日前に、湧永製薬がトヨタ紡織九州に勝利して、自力で4位を決定づけたので、プレーオフの最後の切符は湧永製薬が手にしました。

その翌日に僕らは琉球コラソンとの一戦でした。

前半立ち上りはコラソンが3:3DF。中盤から6:0DFにシステムチェンジ。

僕らはオーソドックスな6:0DFと小兵の宮下の少しだけ前に出す変形の6:0DFを併用しながら試合を進めていきました。

この試合がデビュー戦になる新加入の須坂も前半の途中から出場し、初得点をあげるなど何とか5位のコラソンに食らいついていきました。

前半を終えて9-13の4点差。

ここ数試合の課題でもあった後半の立ち上りの連続失点もなく、後半も3〜5点差をキープしながら何とかコラソンについていきました。

しかし、後半15分までは16-19と3点差と、ここから何とか巻き返しをと思って戦っていましたが、ここからジリジリと点差を広げられていきました。

残り約10分で10失点。終わってみれば20-32の12点差での敗戦でした。

45分間は何とかゲームを作ることができても、残り15分で一気にゲームを壊してしまう。

『琉球コラソン戦 前半』 『琉球コラソン戦 後半』

泣いても、笑っても、残しはホームでの最終戦のみ。

今のメンバーで戦える最後の試合です。



「職業講座講師」@鯖江中学校

[ さばスポハンドボールスクール講師 ]

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昨年に続いて福井県内の鯖江中学で職業講座の講師をさせて頂いてきました。

僕はスポーツ選手として。僕の他には保育士、看護師、歌手、番組プロデューサー、お菓子屋さん、自動車修理屋さん、眼鏡メーカー、美容師、警察官、消防士、プログラーマーの皆さんが講師にきていました。

合計で12職種だったかな。

警察官がいると、なんでか緊張しますね。別に悪い事してないのに…

中学1年生が自分の興味のある講師の話を2つ選択して聞いて周るという感じだと思います。

こんな感じで1コマ35分×2回で進めていきました。

①自己紹介(これまで移ってきたチーム、今の一日のスケジュール、一週間のスケジュールの紹介など)

ハンドボールの映像を紹介(自分のプレーを編集したDVDを見てもらいました。嘘みたいな話ですが、背番号20番の茶髪&パーマ頭が僕です。今とのギャップにみんな釘付け…)

③僕の中学、高校、大学、ホンダ、ドイツでの話
いよいよ、ここから本格的な話のスタートです。まず最初に、僕は生徒にこんな話をしました。

「ここにいるみんなは運動部に入っている子が多いって聞いています。本気でスポーツで飯を食っていこうと考えている子、もう既に明確な目標をもっている子はいるかな?」

一人の子がピンと手を挙げて「福井国体に出て活躍したい。」

「おお、凄いな。僕も福井国体目指しているよ。一緒に頑張ろうな。」

「じゃあ、多くのみんなは運動部ではあるけど、スポーツで飯を食っていくとか、オリンピックに出たいとか、そこまでは考えていないってことやんね。実は僕もそんな子供でした。」

「これからする話は、スポーツで飯を食っていこうと思う子にも聞いてもらいたいし、運動部にいるけどそんな事までは考えていないみんなにも聞いてもらいたい話です。」

こう伝えてからスタートしました。

まず、生徒と同じ中学生の頃の僕の話。この頃は野球部だったことにみんな驚いていました。

高校でハンド部に入ったけど、別にハンドボール選手を目指してやっていた訳じゃなく、授業が終われば部室でジャンプやマガジンを読んで、カラオケやボーリングに行く、試合前に少し練習をする。そんな感じだったと話しました。

どこにでもいるごく普通の、中学生活、高校生活で、赤点もとったし、雨降って部活なくなれって思っていた、そんなほんまに普通の子供だったと…

高校でハンド部を引退して、「ああ、このまま何でも適当にやっていていいのかな?」その事に気づけて、大学から本気で何かに打ち込んでみようと決めて、その対象がたまたまハンドボールだったことを話しました。

大学1年生時はユニフォームを畳んだりと下積みばかりでレギュラーになれたのは4年生の時。大学4年の時には普通に就職活動もしていた事もそのまま話しました。

運良く、当時日本リーグ王者だったホンダに入れたら、世界的な名手のストックラン(元フランス代表)とポジションが重なって「ありえない話だけど、一日24時間以上練習しても勝てない」と圧倒的なレベルの差を感じた事。

でも毎日が世界一の選手とのポジション争い=世界一の経験ができるんだという気持ちを奮い立たせて練習に取り組んでいた。その経験が今に活きている。

ストックランを見ていて、自分もプロ&欧州でやってみたいと気持ちがシフトしていった事。それは28歳の時だった事。世界一(ストックラン)に触れた経験を子供達に話しました。

「だけど欧州に、そしてプロにどうやってなるのか?分からなかった。代理人が誰なのか?どこにいるのかも分からない。そんな状況だった。その時に僕がとった行動は実は、今のみんなでも本気になればできる行動だったんだよ。」

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「最初にみんなに観てもらったハンドボールのDVDは、僕が自分で編集したDVDやねん。このDVDを知り合いや知り合いの知り合いをたどって欧州のチームやハンドボール関係者に送って見てもらった。言葉は分からないけど、映像ならわかるやろうと思ったからね。」

「欧州のチームのHPを検索して、英語の辞書を片手にどこに連絡すればいいのか?チームはどこにあるのか?とかを探したり、Eメールを送ったりした。そして、連絡をくれたチームの練習に参加させてもらった。」

「2週間くらいエストニア、スウェーデン、ドイツへハンドボールの旅に出た。夜行列車でスウェーデンからデンマークを抜けて、ドイツにいって練習参加したり、時には駅のベンチで始発まで寝たりしてね。」

「僕の英語はThis is a pen.くらいの赤点レベル。でもそうやって色んな人に協力してもらって何とかチームを探して、練習に参加させてもらって、契約交渉して、欧州でプロとしてのスタート地点に立った。(本当はもっと色々とあったけど…)」

「契約の話とかは難しいとしても、DVDを作ったりインターネット&メールをするこれは本気になればみんなでも出来るよね。」

「生きるを伝える(テレビ東京系)」を見てもらう
ドイツで1年目に運良く優勝できて、2シーズン目の左膝の脱臼、そこから今に至るまでの映像を見てもらいました。

⑤怪我をしてから&今の話
怪我をしたときの話や、そこからは常に引退が頭にあること、リハビリしたときの話、もう一度チームを探すときの話、今の気持ちを話しました。

⑥まとめ&振り返り
日本一のチーム(ホンダ)でやれた経験、ドイツでプロでやれた経験、怪我と向き合った経験、今仕事をしながらコーチ兼任選手をしている話などのハンドボールの話が印象にのこっているかもしれない。

だけど僕もスタートはみんなと同じ、何処にでもいる普通の部活をしている子供だった。

「人はごまかせたりできても、自分に嘘はつけない」「自分の人生には自分が一番本気になろう」そういうことの方が覚えていて欲しい事。

「そのことさえ大切にしていればスポーツ選手にもなれるし、どんな仕事でもできるし、仕事をしながらスポーツも続ける事が出来ると思う。」

「だから今、みんながやっている英語の勉強も、日本&鯖江の歴史を知っておくことや、仲間と協力すること、部活を頑張ること、それらに悩むこと、全部意味があることやし、大切な事なんやで。」

そんな事を真剣に話してきました。

⑦生徒からの質問
みんなここぞとばかりに質問してくれました。

「休みの日は何をしていますか?」
→料理、読書、旅行、あと子供達のコーチなど

「一日何時間くらい練習しているますか?」
→チーム全体の練習は2時間〜2時間半くらい、けどそのあとに自主練習や筋トレ、体をケアしている時間、ハンドボールに費やす時間って考えると一日6、7時間。

「ハンドボールの事、それ以外でも普段から大切にしていること、意識していることはありますか?」
→一日一日、一回一回を全力で精一杯やること、あと誠実に生きること。

→あとこれはみんなにはちょっと難しいかもしれないけど、自分のプレーはもちろん、行動、取り組み、発言など全てが未来のスポーツ界、ハンドボール界、日本、子供達にちょっとでもプラスになって欲しいって思っているのかもしれない。

→だから、今日ここでみんなの前で講師をさせてもらう事も、少しでもみんなに何かの気づきやプラスになればと思って話を考えてきたし、今もそう思って話をしている。それこそもしかしたら10年後、20年後にみんなの中から、未来の子供達講師をする人がでるかもしれないと思って話をしています。

こんな感じで真っすぐな質問に直球で答えました。

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昨年に引き続き、2回目の職業講座講師でしたが、こっちの方が良い経験させてもらっていますね。子供達の真剣な眼差しは凄いパワーでした。

講師控え室、雪が振り出したので早めに出発したら、一番乗りでした…



トヨタ紡織九州戦

[ 2013/2014 シーズン(北陸電力BT) ]

トヨタ紡織九州との一戦を終えて昨晩深夜佐賀から福井に戻りました。

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5点差での敗戦でした。

前半の中盤に6連続失点を許し、その点差を終始追いかける展開でした。

後半の中盤と終盤に2度、2点差に追い上げる機会がありましたが、1歩というよりは2歩、3歩及ばず最後にもう一度突き放されての敗戦でした。

前半、紡織のアップテンポの展開で紡織のカウンターアタックから12失点。ここを防ぐことをこの試合の一つのテーマにしていたのに、前半はこの部分が出来ていなかった。

後半はその部分が、少し改善されましたが、前半付けられた5点差を追いつくことは出来ませんでした。後半も我慢して、食らいついていってゲームを壊さずに、残り2分で2点差まで追い上げたのですが…

そこからがまだまだ2歩、3歩あるなと言う感じです。

残り4試合、泣いても笑ってもあと20日間で今シーズンも終わりです。

一歩でも前に。



【第7回】左腕坊主インタビュー(全7回)

[ インタビュー ]
今日の練習でケガをすれば、その時点で僕は引退。
―― だからこそ1日1日を悔いなくファイトしたい。
これだけは譲れない点や大切にしてる点はありますか。
今日この練習行ってもう一度左膝をケガしたら僕はそのまま引退やと思うし、試合に行って、また左膝やったらそこで引退やと思うので、絶対に悔いを残したくない。

全力でファイトしたいから、ちゃんと準備をして、しっかりテーピングを巻く、ストレッチする、アイシングする、しっかり寝る、食べる、分析する、すべてのことを全力で準備して、練習なり、試合に臨むことと、もう一度ハンドやれていることを感謝したり、楽しんだり、そういうことだけは日々絶対忘れないようにしてます。

どういうときが楽しいですか?
試合中は当然ですが、戦力的に少し劣るけど、しっかりと準備をして接戦に持ち込めたとか、勝てたとか、そういう研ぎすましたような展開が大好きなんですよ。ハンドに限らず。ジャイアントキリング(大物食い・番狂わせ)じゃないですけど。コーチしていても、自分が選手していても、練り上げていく感じ、ぎりぎりの緊張感。そういうのがすごく楽しい。プレー中、勝利した瞬間も楽しいですが、そこに向かう課程も楽しいです。

やってるときも楽しいし、終わってから振り返るのも楽しいし、その前に準備してるときも、こうなったらこうなるからとか、ニヤニヤしてんのも楽しいし、もう本当に全部楽しいです。自分がプレーしてても楽しいし、教えてても楽しいし。こんなこと言ったら不謹慎ですけど、負けて悔しいのですら楽しいです。次こそ絶対に勝つぞって。

調子悪くてとか、けがの状態があまり良くなくて試合に出られないとしても、出れない悔しさを味わえることが楽しかったですね。

それは、リハビリでまったく自分の身体が動かなかった経験があったからこそ味わえる楽しさななのでしょうか。
それはあると思いますね。何か、「ありがたい」みたいな感じなんですよね。こうやってハンドさせてもらって、仕事もさせてもらって、普通にこうやって生活させてもらえて、三食食べられて、「ほんまにありがたい」みたいな。

だからって、勝たなくていいとか、やれてさえいればいいというのはまったくないです。負けたらむちゃむちゃ悔しいし、試合に出られへんかったらむちゃむちゃ悔しいし、全日本入って、オリンピック出たいわとか、そういう大きな目標は選手を続けている限りは持っています。それもあるけど、やっぱり「ありがたい」というのはありますね。

コーチとしても活動されていますが、その辺りの経緯を教えてください。
うちのチームでは2012年度のシーズンからコーチ兼任選手をさせてもらっています。また2006年に日本ハンドボール協会の公認コーチの資格を取ったんですよね。いずれは指導者になりたいというのは若いときからあったので、僕自身、専門の指導者にちゃんと教えてもらったっていうのは大学入ってからやったというのがあって、「若年層のときに専門的なことをちゃんと教わってたら、俺はどうなってたんやろう?」みたいなことをずっと思いながらハンドしてましたから。

指導者の人はこうやって言ってるけど、おれやったらこうやって教えるなとか。何でもできる子にはこうやって言った方がいいかもしれないけど、分からん子もおるから、その子にはこう言った方がいいなというのは、10代後半とか、20代前半ぐらいから、そういうのはいつも思ってたんですよ。そういうのもあって、24歳ぐらいのときから、時間と依頼さえあれば、小、中、高、大学生、なるべく顔を出して子供達一緒にハンドをしていました。

伸びる選手と伸びない選手の違いは、どんなところにあると思いますか。
自分自身がこうなりたいと思ってる選手は伸びるのが早いと思います。チームでも、選手でも、組織でも、そうかもしれないですけれども、おれはこういう選手になりたいんだとか、こういうハンドボールをして、こういう成績残したいんだと、本人が思わない限りは、僕はそこに辿り着けないと思うんですね。

だから、漫然と練習に来て、いいシュート打てたわー、気持ちいいなぁ、今日は汗いっぱいかいて、というのは僕の中ではサウナ入ってるのと一緒やと思うんですよ。今月おれはこういうフェイントができるようになりたいから、今日こういう意識を持ってやるんやと思って来る人と、そうではない人はだんだん差が出てくると思うので。

でも、これがスポーツの難しいところなんですけど、そうやってまじめな人が、試合で結果を出すかって言ったら、一概にそうとも言えない。練習で60%くらいの力で勝手気ままにやってるけど試合で「ここは150%の力出さないと負ける。ここ勝負や」と思って150%出せる選手って、やっぱり活躍するじゃないですか。その辺は一概にどっちがいい、悪いとは言えへんので、この辺はこれから選手続けても、コーチとか指導者になっても永久に探究すべきテーマの一つやろうなとは思いますね。

引退された後は、やはり指導者としてやっていきたいですか?
そうですね。選手を引退しても一生何らかの形でハンドボールとは関わっていくつもりです。まずは指導者として次のステップを踏んでいきたいと考えています。一人でもハンドボールが好きな選手を増やしたい。選手一人一人が自分の目標にたどり着けるようにサポートしたい。そんな身近な目標もあります。

それと同時に、世界一魅力的なハンドボールをして世界一の指導者になりたい。少しでも高く自分の評価をしてくれるところなら、国や地域はどこでもいいから行きたい。ハンドボールの指導者として食べていきたいという大きな目標もあります。

また、やりたいこととは別ですが日本でプロリーグがないとあかんとは感じています。生きている間に、日本プロハンドボールリーグができて、そこで監督やれたら、最高ですよね。

それが果てしなく遠いのか、誰もやってないだけなのかも分からんし、そういうのってコーチの勉強だけしててもダメで、経営の勉強したり、スポーツ・マネジメントの勉強したり、どうやってスポンサー取っていくのかとか、どうやって地域を巻き込んでいくのかとか勉強せなあかんし、僕一人ではたぶん到底無理なことです。それこそその分野の専門家の協力が必要ですよね。

ハンドボールのことが大好きな人が一人でも増えて、それぞれ得意なことでずっとハンドボールに関わっていける。ハンドボールで食べていける。そんな理想的な日本ハンドボール界になってほしいと思います。

今後の櫛田選手のご活躍、そしてハンドボール界のますますの発展を期待しています。
ありがとうございました。

~おわり~



日本リーグ再開迫る!!!

[ お知らせ ]

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約1ヶ月半のブレイク期間がありましたが、いよいよ今週末から日本リーグが再開します。

2月中約3週間で5試合を戦います。佐賀、岩手、宮城、沖縄、そして最後に福井。遠征続きになりますが、2月22日の最終戦が終わったときには一歩でも成長できるように頑張ります。

とにかく勝利を!!!皆さん応援よろしくお願いします。

【日本ハンドボールリーグ 試合予定】
2/1(土) 佐賀 神埼中央公園体育館
14:00~ トヨタ紡織九州×北陸電力
 
2/8(土) 岩手 花巻市総合体育館
15:00~ トヨタ車体 ×北陸電力

2/9(日) 宮城 フラップ大郷21
12:00~ トヨタ自動車東日本×北陸電力

2/16(日) 沖縄 沖縄市体育館
15:30~ 琉球コラソン×北陸電力

2/22(土) 福井 北陸電力福井体育館フレア
14:00~ 北陸電力×豊田合成