ブログ&ニュース ( 日々 )

岐阜市立陽南中学校へ ~総合的な学習の時間「とびら」のインテンシブ学習~

[ 日々 | 講師 ]


【4日前に決まったピンチヒッター】
10月2日、岐阜市立陽南中学校へ。総合的な学習の時間「とびら」のインテンシブ学習で、講師を務めさせてもらった。今回、もともと予定されていた講師の方が都合により来られなくなり、急遽ピンチヒッターとして声をかけていただいた。最終的に登壇することが決まったのは、開催日の4日前。

なかなかの急展開。そこから、今回の調整役をしてくださった二宮先生と何度も電話で打ち合わせをした。

どんな話をするのか。どんな体験をしてもらうのか。短い準備期間の中で、いろいろと考えた。そして、最終的に形が決まったのは、なんと当日。前半は講演。後半はハンドボール体験。そんな2時間になった。

【自分の近未来を考える】
今回の「とびら」は、総合的な学習の時間の一環。多様な職業の社会人と関わり、講話や体験学習を通して、生徒たちの興味や関心を広げていく授業。

今回参加してくれたのは、中学1年生から3年生までの32人。ハンドボール部の子もいれば、体育の授業で少しやったことがある子、ハンドボール自体が初めての子もいる。そんな32人に、最初に問いかけた。

「自分の近未来、なりたい自分を考えてみよう」
今の学年が終わるとき、どんな自分になっていたい?
陽南中学校を卒業するとき、どんな自分になっていたい?
20歳のときは?
30歳のときは?

まだ中学生。20歳や30歳なんて、ずっと先の話かもしれない。でも、自分がどんな人間になりたいのか。どんな人生を歩みたいのか。少しでも考えてみることは大切だと思う。


【櫛田亮介の10歳から49歳まで】
そこから、自分の話をした。10歳から49歳、現在まで。自分自身の人生を振り返りながら話した。

小学生の頃は野球。中学生も部活は野球。ハンドボールは体育の授業で少しやっただけ。高校生になって、ゆるゆるとハンドボールを始めた。当時は大きな目標なんてなかった。なんとなく毎日を過ごしていた。何でもテキトーにやり過ごしていた。

中部大学に入っても、最初はユニフォーム係。チームメイトに恵まれて4年生になって、なんとかレギュラーになった。建築学科の勉強は程々。社会人になった自分の具体的なイメージはできなかった。真剣に将来と向き合うと不安になるから避けてさえいた。

そんな自分が、ハンドボール選手になった。大学卒業後に6年連続日本一のチームのホンダに入団した。チームに何人もの日本代表選手がいて、さらに世界ナンバーワン左腕とも言われるストックランが同じポジションにいた。今で言えばギゼルと同じポジションってこと。

どこかで諦めてしまっていた。これは無理やと。チームはプレーオフ。日本一を決める決勝戦。僕はいつも応援席で太鼓を叩いていた。チームは日本一。でも嬉しいけど悔しい。毎年そんな気持ちだった。

そうこうしているとホンダが日本リーグから撤退することが決まった。ハンドボール選手を諦めて社業に専念する道もあった。安定は捨てがたかった。それでも人生一度きり。退路を経ってドイツへ渡った。

29歳でドイツ4部のチームに入り、1年目で優勝できた。3部昇格。順風満帆だった。ところが2年目。左膝を脱臼する大ケガ。ドクターからは引退を告げられ、チームからも契約を切られた。世界中のどこにも、自分の居場所がないと感じる日々だった。

朝起きたら何もやる気がしない日もあった。それでも、諦めなかった。意地だった。31歳。2年間、何があっても諦めないと決めてリハビリを続けた。経済的にも苦しくなった。ペットボトルの水を買うこと躊躇って、空のペットボトルに水道水を入れてリハビリをしていた。携帯電話は途中でプリペードになり、最後は解約した。

そんな生活をしながら、それでも現役復帰を目指した。

なぜそこまで頑張れたのか。ドイツ、日本と国を超えて多くの人が手を差し伸べてくれた。途中から、「もう自分一人で膝じゃないなぁ」という気持ちが生まれてきた。自分だけのためではなくなった。

2年間の期限が迫ってくる中、1年11ヶ月10日経った時に北陸電力ブルーサンダーが拾ってくれて復帰できた。その後、32歳から37歳までは選手を続けながらコーチも兼任した。チームでは最年長。しかも、チームは万年最下位。そんな中で東京五輪が決まった。

「現役選手を続けているか限り東京五輪を目指して」とは口では言うもののもう現実的には難しい。

そんな時に三重バイオレットアイリスから監督としてオファーがきた。石に齧り付いてでもって現役にこだわってきたここ数年だった。

【指導者として東京五輪を目指してみよう】
あんなに拘っていた現役選手をスパッとやめて指導者に転身した。2015年37歳の時だった。三重バイオレットアイリスの監督になり、選手やスタッフの頑張りで少しずつクラブは強くなり、プレーオフに行けるようになった。その後、2027年から女子日本代表のコーチを兼任するようになった。コロナで1年延期されたが東京五輪を経験させてもらった。

そして現在は中部大学へ。37歳から49歳。指導者として今を生きている。これまでの経験を、若い世代へ届けたい。

【人生は予定通りにいかない】
こうやって自分の人生を振り返ってみると、最初から今の人生を思い描いていたわけではない。10歳の僕は、49歳の自分が中学生の前でこんな話をしているなんて、もちろん知らない。野球をしていた少年が、ハンドボールを始める。なんとなく大学生活を送っていた人間が、ハンドボール選手になる。

日本一のチームでプレーする。ドイツへ行く。大ケガをする。引退を宣告される。そこから復帰する。選手から指導者へ。日本代表のコーチとして東京五輪へ。そして今、大学で若い選手たちを指導している。人生は、予定通りにはいかない。

だからこそ、その時、その時で、自分はどうするのか。そこが大切なんだと思う。

【届けたかった2つの想い】
今回、陽南中学校の生徒たちに一番伝えたかったのは、この2つ。
「自分の人生の主役は自分」
「自分の人生を本気で生きる」

誰かに決めてもらう人生ではなく、自分で考える。自分で選ぶ。自分で動く。もちろん、失敗することもある。思い通りにならないこともある。大きな壁にぶつかることもある。

中学生のみんなにも、これから先、いろんなことがあると思う。進路を決めるとき。何かに挑戦するとき。失敗したとき。自分が何をしたいのかわからなくなったとき。

そんなときに、「自分の人生の主役は自分」「自分の人生を本気で生きる」と言うことを、少しだけ思い出してほしい。


【最後はハンドボール】
そして後半は、ハンドボール体験。ここはシンプルに。覚えてもらったルールは2つだけ。

「3歩、ドリブル、3歩は自由に動くことができる」
「シュートは6mラインの外から打てる」

これだけ覚えてもらって、あとは実際にやってみる。パス。シュート。そして最後はゲーム。

ハンドボール経験者も、未経験者も一緒になってボールを追いかける。最初は少し戸惑っていた子たちも、どんどん動けるようになっていく。パスがつながる。シュートが決まる。自然と笑顔が増えていく。気がつけば、体育館いっぱいに楽しそうな声が響いていた。

【2時間のピンチヒッター】
開催日の4日前に決まった、今回のピンチヒッター。準備期間は短かった。調整役を担って下さった二宮先生と何度も電話で打ち合わせをした。準備期間は短くても、電話越しから、ラインから、二宮先生の熱意が伝わってきた。生徒たちの為に少しでもいい時間にしたい。その為にできることは全てやる。そんな想いが伝わってきた。当日も二宮先生と一緒に考えながらつくった2時間だった。

そして最後は、32人の笑顔。

僕自身も、たくさんの元気をもらった。ハンドボールを知ってもらうことも大切。スポーツの楽しさを感じてもらうことも大切。でも、それ以上に、今回の時間が、みんなが自分自身の人生を考える、小さなきっかけになってくれたら嬉しい。

「自分の人生の主役は自分」
「自分の人生を本気で生きる」

陽南中学校のみんな。2時間、一緒に過ごしてくれてありがとうね。今日の話が、いつかみんなの人生のどこかで、少しでも役に立てば嬉しいです。また、どこかで会いましょう。



ドイツハンドボールチャレンジツアー2期生|オンラインコーチング実施レポート

[ ドイツハンドボールチャレンジツアー | パートナー | ハンドボールスクール | 日々 | 講師 ]

この秋にドイツハンドボールチャレンジツアー(以下、GHCT)の2期生に向けて、オンラインコーチングを2回実施した。今回は僕が担当している「ハンドボール」のパートにフォーカスし、その様子を少しだけ紹介させて貰おうと思う。

今回のオンラインコーチングはGHCT主催者の牟田さんが企画した2期生向けのサポートプログラムの一環。普段は全国各地でそれぞれの場所で活動している彼らにとって直接顔を合わせてハンドボールをする機会は年に数回しかない。ハンドボールの競技面だけでなく、将来を見据えた学びの場としてオンラインでのワークショップを定期的かつ継続的に行っている。

【10/26 オンラインコーチング day1 ~8月トライアウト・フィードバック編~】

1回目は8月に行われたトライアウト時の高校生とのテストゲームのフィードバックがメイン。8月のトライアウトでは、攻守にわたってPVとの2on2をテーマにしていた。高校生とのテストゲームの中で「PVを絡めた2on2の攻守がどう表現されていたのか?」という部分に着目してフィードバックを行った。事前に作成した編集動画を画面共有し試合映像を見ながら、プレーを一つひとつ止めて解説した。

「なぜそのプレーを選んだのか」という思考の部分

攻撃では「DFの外から外を攻める」(2人のディフェンスの間にPVを配置し、マークを入れ替えることで2on2が2on1に変化する)、守備では「V1/2×2」(PVとバックプレーヤーの2on2に対して、2人で連動して守るイメージ)をキーワードに設定。これらを軸に、具体的なシーンを用いてフィードバックを行った。

単に「良い・悪い」を伝えるのではなく、2期生がその瞬間にどんなことを考えてプレーしていたのか、他にどんな選択肢があったのかを丁寧に聴いていった。一人の考えを全員で共有しながら進めることで、それぞれの思考や視点を知る時間にもなる。実際にドイツに行った時の立ち戻る場所を作っていく訳である。

8月のトライアウトで一緒にハンドボールをしていることもあって画面越しに映像を共有しながら、それぞれが考えていたことを話しながら(聴きながら)進めることで、自然と自分たちの立ち戻る場所ができてくる。プレーそのもの以上に「なぜその判断をしたのか」という思考を言語化し、共有する習慣をつけていくことが大切かなと思う。

【11/30 オンラインコーチング day2 ~2期生からの近況シェア&質問に答える編~ 】

2回目は、牟田さんと相談して2期生からの質問に対して答えていくことをメインに進めていった。

実は当初オンラインコーチングのday2はフィジカル的な部分への指導も選択肢にあった。8月のトライアウトの際にボールトレーニングをメインにメニューを組んでいたこともあってフィジカルに関して共通理解できる内容がまだ無い状態である。ドイツに行く、ドイツ人と闘うには絶対的にフィジカルは必要な部分ではある。

「だからこそフィジカル的な部分へは直接指導をしてから、フィジカルパートのオンラインコーチングをした方が良いのでは?」いう結論に至った。
「であれば、前回のセッションで動画でのフィードバックを行ったので、それを踏まえて今度は彼からからのアウトプットをメインに進めましょう」

こんな感じで牟田さんは常に子どもたちにとって何が最良、最善かを常に考えている。

この流れを汲んで2期生たちは自分の近況を伝えてくれたり、事前にプレー動画を作成して質問してくれた。

「その時にどんな事を考えてプレーしていたのか?」
「映像を見ると他にどんな選択肢があったのか?」

一方的に答えを伝えるってことはなくて、2期生からの問いに質問返ししていくことが殆どだった。多くの場合は自分で最良の選択にいきつく。気づいて無さそう、理解できていなさそうな時には「こういう選択肢もあったかもね」と添える程度だった。

仲間のプレーをみんなで動画で見ながら、仲間と僕とのやりとりをみんなが聴いてくれている。そのやり取りの途中、自分たちで「みんなはどう感じる?」とか「俺ならこうするわ」とかじゃんじゃん意見が出てくるのが彼らの特長。

一方的に答えを貰うのではなく、自分はこう考えた、だから次はこうするっていう思考回路が良いなと思った。

【その他の講義とこれから】
僕の担当はあくまでもハンドボールとそこにつながるフィジカルの部分のみである。その他にも各分野の専門家による講義を牟田さんが考えていて競技の枠を超えた学びの機会が定期的に設けられている。

・心構え
・語学
・スポンサー獲得

この内容って、僕がホンダを辞めてドイツに行く30歳前後、「ハンドボールを生業にする」って決断してから初めて意識したり、勉強した内容である。

オンラインという形を活かし全国どこからでも参加できる環境の中で、「海外に挑戦するとはどういうことか?」「競技者として、そして一人の人として何を準備していくのか?」を考えるプログラムになっていると感じる。

2回のオンラインコーチングを通して、2期生の現在地を少し知ることができた。映像を通じた振り返りや対話を重ねる時間は、今後も大切にしていきたいと思う。今度は2026年1月にドイツへ行く前の直前キャンプ。久しぶりに顔を合わせて彼らとハンドボールができる機会を今から楽しみにしている。

まだまだ手探り状態で関わらせてもらっているこのGHCTというプロジェクト。民間の力で、ハンドボールの本場ドイツに挑戦できる。中学生の段階で、世界との距離感をもてる。日本人としてどう生き残るか、闘うかを体感できる。凄いことだと思う。

僕にできることは微力ではあるが、これからもこのプロジェクトのお手伝いをさせて貰えたらと思う。



第12回全国U-12指導者研修会 ~大切にしていることは何ですか?~

[ 日々 | 講師 ]

先日、「第12回全国U-12指導者研修会」で講師を担当させてもらった。講義90分+実技90分。小学生年代を指導する全国の指導者の皆さんと、普段なかなか取れない“自分自身とじっくり向き合う時間”を共有できた。

■講義テーマ:「大切にしていることは何ですか?」
今回の講義のタイトルは「大切にしていることは何ですか?」と決めた。技術論や戦術論ではなく「何を大切にして指導しているのか?」「どんな指導者になりたいのか?」そんな部分を改めてゆっくりと考えてもらった。

練習メニューより前、技術や戦術より前、そのさらに前にある“根っこ”の部分を大切にして貰いたかった。普段、どんなことを大切にして子どもたちと向き合っているのか。その部分を、自分の中で言語化する時間をつくった。

何を大切にしているのかがブレた瞬間、子どもたちには必ず伝わる(見抜かれる)。だからこそ、指導者自身が自分の軸と向き合い続けることが大切だと感じている。

今回は参加者同士で自分の考えをシェアする時間も多めに取った。それぞれのこだわり、悩み、葛藤、迷い。どれも全部が指導者のリアル。僕自身も、いま大切にしていることや、普段の指導の中で抱えている葛藤をを包み隠さずに話させてもらった。


そして参加者の中には懐かしい顔がチラホラ。久しぶりの再会もあって、年月を超えて同じ世界で頑張っている仲間に会えるのはやっぱり嬉しい。

滋賀医科大学のコーチをしている時にメチャクチャお世話になった伊藤先生。彦根東高校から文武両道のハンドボール経験者が何名も滋賀医大に来てくれた。いや〜〜〜、懐かしい、嬉しい再会やった。

■実技:W-up(ボールなし・ボールあり)&1on1
実技は、実際に僕が小学生を指導している様子をそのまま見てもらう形にした。ノリの良い関西の小学生のみんなが笑顔いっぱいで頑張ってくれた。いきなり目の前に現れた丸坊主のデカイおっさんが「くっしーやでっ!!!」で急接近しても、苦笑いしながら対応してくれたのは内緒ね。

「狙い」
「メニュー」
「選手の反応」
「伝えていること」
「(伝えずに)観察しているポイント」

その一つひとつをメニューの合間で参加者の皆さんと一緒に確認しながら進めていった。

●Wup ボールなし
身体接触がない駆け引き、ある駆け引き。スピードだけじゃなく、“読む力”と“ズラす感覚”を遊びの中で育てる。

●Wup ボールあり
マルチタスク、複数の勝利条件、状況がどんどん変わるスモールゲーム。頭も身体も使って、工夫しながら、子どもたちは適応しておく。子どもたちの想像を超える反応に、参加者の皆さんから「おお〜〜!!!」と言う驚きの反応が何度かあった。

●切り口を変えた1on1
OFにとっていい条件(DFにとって悪い条件)、OFにとって悪い条件(DFにとっていい条件)、ボールを貰う前に制限をかけたり、守る前に制限をかけたり、制限がある中で駆け引きを楽しんでもらった。

同じ1on1でも、どの視点で経験させるかによって選手の気づきはまったく変わる。


■指導者が学び続ける姿が、子どもに伝わる
U-12年代は、ハンドボールの入り口。この時期に出会う指導者・環境・言葉は、その子の未来を左右する。だからこそ僕ら指導者の学び続ける姿勢が大切だと思う。全国から集まってくれた指導者たちの熱量や葛藤を聴かせてもらって、僕自身も「ああ、自分ももっと学びたいな」と強く思った。

こういう時間をもっと大切にしていきたい。


■濱野ファミリー
今回の講師のきっかけを頂いたのは濱野さん。

僕には20年以上前に真弓クラブ(奈良県の小学生チーム)のコーチをしている時期があった。ホンダやホンダ熊本にいる時に時間を見つけては奈良の生駒に足を運んでいた。

当時、大同フェニックスカップってのがあってその頃から濱野さんとは試合会場でお会いする機会があった。その後、三重バイオレットアイリスの監督になってからも三重県で小学生大会がある時に濱野さんはご自身が監督をしているチームを引率して三重県まで足を運んでくださっていた。濱野さんの存在は知っていたが、これまでそんなにゆっくりお話をする機会はなかった。

4年前に僕が中部大学に移ってきて、当時の1年生にハマちゃん(今は4年生)がいた。何とその濱野さんの御子息である。ハマちゃんは、「将来GKコーチになりたいんです。オヤジなんか、櫛田さんのこと知ってました。」って言いながら、4年間コーチ視点を持ちながら選手としてどんな時も頑張ってくれた。セーブ後にジョジョポーズを決めてくれるのがハマちゃん。

当時も今も小学生年代の指導現場の第一線でご活躍の濱野さんが今回「櫛田さんは小学生からシニア世代まで指導経験があって、海外のハンドボールにも触れたことあるから、全国のU12世代の指導者仲間に講師を」と声をかけてくださった。半年以上前のことである。研修会前から何度も打ち合わせを重ねて、何度も何度もこまめに連絡を下さった。そしたらハマちゃんが「俺も研修会参加するっす」と教えてくれた。

親子でハンドボールの研修会ってなんか最高やなって思いながら講師をさせて貰った。濱野ファミリーな今回の指導者研修会のお話。



初フットサル観戦記  ~Fリーグ・ファイナルステージ in パークアリーナ小牧~

[ ユメ先生 | 日々 ]

ハンドボール界隈にいる男、櫛田亮介がフットサルを初観戦。
場所はパークアリーナ小牧。Fリーグのファイナルステージ。SNSではチェックしていたが試合を見るのは今回が初めて。2/15は長男を連れて、2/16は一人で足を運んできた。純粋に初フットサル、楽しかった。

フットサル界隈の人々で面識があるのが松井さん(元JHL事務局長)、ウメちゃんこと梅田翼さん、木暮さん(Mr.フットサル、元日本代表監督)そして、小宮山さん(パルドラール浦安の監督)の4人。松井さん以外の3名はユメ先生で何度かご一緒させて頂いた。授業の合間にフットサルのお話を興味深く聞かせてもらっていたので、いつか必ず観戦したいと思っていた。念願叶って、漸く初観戦できた。

せっかくなので、ハンドボールフィールドからの視点でフットサルとハンドボールの共通点&違いがあって面白いと感じた部分を挙げてみる。

<<共通点があって面白かったところ>>
1.コートの広さとゴールサイズ
フットサルのコートは40m×20m。ハンドボールと同じで、ゴール幅3mも一緒。
だからなのか、なんとなくプレーの感覚が理解しやすい。

2.攻守の切り替えが爆速
フットサルはボールロスト後の切り替えがエグい。
ハンドボールも速攻は醍醐味だけど、フットサルも同様。

3.ゲームを作るフィクソ(後方の選手)
ハンドボールのセンター(ゲームメーカー)と似た役割をするポジション。
組み立てと守備のバランスを取る選手が試合を支配する。バスケットボールのポイントガード的な感じやろか?

4.体を張るピヴォ
サッカーで言うFWやろか?ハンドボールのポスト。バスケットボールのセンターかな。攻撃の時のダイヤモンド型の陣形の時に一人相手のDFの中にいて、中央に入る楔のパスを受けていた。ワンツーを狙ったりスキあらば前を向いてゴールを狙っていた。

4.交代が自由
ハンドボールと同様に、何度でも選手交代が可能。ハンドボールよりも頻繁に選手交代をする印象。チームによってはフルスロットルで動き回って2~3分で選手が交代していた。

5.パワープレーの駆け引き
試合終盤にリードを許しているチームは割とパワープレーを使っていた。フットサルの「パワープレー(GKをFPにして攻める)」はハンドボールの7人攻撃に似ていると感じた。

<<違いがあって面白かったところ>>
1.ベンチにいる交代選手が、ビブス着用(これはハンドボールにはない)

2.プレーごとに試合時間が止まる。ボールがコートを出た時、ファイルがあった時などは自動的に試合時間が止まっていた。(ハンドボールは基本的にレフリーが試合時間の止めない限りは進む。)なので、20分ハーフでも30~40分くらいかかっていた。

3.チームによってはビルドアップの時にGKも攻撃に参加して数的優位のキープしてボール回しをしていた。(ハンドボールではあまり見かけない。)

4.陣形がダイヤモンド型とボックス型かな?そこからトランジションしながら流動的にやっているように感じた。

実は今回Fリーグが自宅から車で30分圏内のパークアリーナ小牧で開催されていることを知ったのは1枚のハガキだった。Fリーグのファイナルステージが小牧で開催されていることを知らせるハガキが長男の通う小学校で配られていた。それを見て、偶然にも休日のタイミングが合って行けることになった。1/3以来の休みだったので、ホンマにタイミングが良かった。

フットサルのことで知っている個人は上記の4名で、知っているチームは名古屋オーシャンズくらいの浅い浅ーい、事前知識だった。

2/14(金)は平日開催ってこともあって試合会場には足を運べずにいた。でもこの2/14に名古屋オーシャンズvsパルドラール浦安(小宮山監督率いる)、一番観たいカードがあったのだ。浦安の勝利をSNSで知xつた。そして下記の記事を読み、小宮山さんの18年分の想いを知った。

小宮山監督の18年間の想いを知った記事

2/15にはパルドラール浦安の試合がなかった。2/16に再び、パークアリーナ小牧に足を運んだ。最終試合の浦安がコート脇でウォーミングアップを始めた。どんなウォーミングアップしているのか興味があったあので、近くにいって観察していた。小宮山さんと目が合った。(言葉は交わさなかったけどマジで、マジで、マジで頑張れって念力おくった。)

Fリーグ新王者誕生、18年間の思いを背負い、つかみとった頂点

初フットサル。生観戦。小宮山さんの率いるパルドラール浦安の優勝。全て最高でした。



生駒にて

[ パートナー | ハンドボールスクール | 日々 | 講師 ]

奈良県高体連男子の指導者講習会のために生駒市総合体育館へ。
この体育館、実は一条高校時代に試合をした場所なのでメチャクチャ懐かしかった。参加者は奈良県内の各チームから数名ずつエントリーしてくれた。

今回のテーマはポストを使った再現性のある基本攻撃。
複雑なフォーメーションなどは一斉やらずに、シンプルな2on2や3on3の中で再現性のある攻撃を目指した。

DFの間にポストがいる2on2、DFの外側にポストがいる2on2を分けて行なったり、ミックスで行なったり。指導者の皆さんも時に高校生に混ざり、時にデモンストレーションを見せてくれたり、積極的に参加してくださった。

今回の参加者は数年後に奈良インターハイを迎える世代。


同じ近畿圏内には京都、大阪、兵庫を中心に全国屈指の名門校がひしめいている。それでもやってくる奈良県での全国大会。
子ども達にとっては地元開催のインターハイは最初で最後。
一生に一度しかない機会。だからこそ、どんな形であれこの世代には自分たちの可能性を信じて頑張って欲しい。

今この瞬間の積み重ねが未来につながる。

僕のこうした活動を長年サポートしてくださっているトランジスタさん。今回も本当にありがとうございました。

そして今回はスポーツイベントさんがプレゼントを提供してくださった。最後にみんなで月刊ハンドボールを持ってパシャリ。



地球の何処でも成長できる。 ~今しかできないこと&今だからできること~

[ 2022~ 中部大学 | 日々 ]

新年が明けてから気づけば2月も半ば。年末年始の2週間ちょっとのOFFを挟んで1月上旬から活動再開。少し時間的に余裕があるので1月から2月中旬までの活動を振り返ってみよう。

1月は期末テスト期間と重なるので夕方の通常練習はなし。(夕方以降は勉強してください!!!)その代わりに朝練習(ハンドボール)&個人フィジカルメニューという形で強化を進めた。朝練習は授業開始前の7:45~9:00の75分間。個人のフィジカルメニューはウエイトトレーニング、ジャンプや切り返し動作、ランなどのメニュー。フィジカルメニューに関しては試験、授業、アルバイトなど自分のスケジュールに合わせて個人で実施。こんな感じで進めて行った。

この期間のハンドボールのテーマは「速攻」。試合の勝敗を左右する武器になる部分なので、細かい精度までこだわってトレーニング。
特に数的優位での状況判断やラストパス、シュートに重きを置いて短時間高強度の練習を重ねた。

そして1月末からの2月上旬を跨いでの2週間は戦術練習にシフト。
ここは「新チームのベースを作る期間」。個々の特長を活かしつつ、チームとしてどう戦うかを詰めていく。オフェンス&ディフェンスともにチームとしての形を明確にする作業。戦術練習をベースにして、実戦を想定したトレーニングを繰り返した。


(ドイツに渡ったキャプテンの平野)

1月末から3月上旬にかけて、ドイツ、韓国への短期留学やリーグH所属チームへの練習参加など、中部大学を離れて活動する学生が9名いる。実はこうした背景もあってテスト期間が終わってから全員が揃う2週間で新チームでの基盤作りを行なった。


(韓国に渡った斎藤)

キャプテンやDFの軸がチーム離れ、活動場所が分散するリスクはある。しかし通常授業がないこの期間だからこそできる場所、今しかできないことがある。
環境が変われば気づくこともあるし、異なる文化やプレースタイルの中で得られる経験は、必ず成長につながると信じている。

日本を飛び出して、海外に挑戦するもよし、中部大学を飛び出してリーグHに挑戦するもよし、自分たちの拠点の中部大学でじっくりチーム&自分と向き合うもよし、自分の選んだ場所で頑張って地球のどこにいても世界一成長できたって時間と場所にして欲しい。ハンドボールは地球のどこでもできるし、自分次第で地球のどこでも成長できる。

最後にCGamesに関して少しだけ、触れておきたい。この時期の恒例といえば「Cリーグ」。昨年までは、チーム内の全選手がユニフォームを着て、フルゲーム&1~2ヶ月のリーグ戦を経験できるように、中部大学ハンドボール部を3~4チームに分割して部内リーグ戦=Cリーグを実施していた。

メンバー交代、作戦タイム、ミーティング、レフリー、オフィシャルもすべて自分たちで運営
。リーグ戦、フルゲームを通じて試合運びや判断力を鍛える
。競争意識を高め、チームの底上げを図る。勝ち負けはもちろん大事だが、それ以上に「チームをどう動かすか」「自分の強みをどう活かすか」を実戦の中で試す貴重な機会だった。

しかし今年は、海外挑戦やリーグH参加などで9名の学生が不定期にチームを離れる。この状況では固定チームでリーグ戦を回すことが難しい。しかし実戦経験の機会は確保したい。

そこで今年は 「CGames」 という形で、その時点で中部大学にいるメンバーで試合ごとにメンバーをシャッフル。週に1~3回の頻度でフルゲームを回すことにした。 常に新しい組み合わせで試合ができる
。ポジションや役割が変わり適応力が試される
。個人の判断力、即興のコミュニケーション能力が鍛えられる。

先日のCGamesの一コマ。祝日に開催ってこともあったので、実験的に一般公開にしてみた。学生の家族、友人、大切な人が足を運んでくださった。中には県外から足を運んで下さった方もいた。暖房のない極寒のサブアリーナだけど温かい空気感の中で試合を観てもらえて最高や。

観られることで人は成長する。自分、チームと言う商品にどうやって魅力を感じてもらうのか。相手の立場になる。俯瞰。

あと一ヶ月もしないうちに、新一年生が合流し、受け入れでバタバタしていると、あっという間に新学期&春季リーグが開幕する。今のこの時間を大切しよう。



ユメセン@大紀町立七保小学校からの大宮小学校

[ ユメ先生 | 日々 | 講師 ]


先日、三重県度会郡大紀町でユメ先生をさせて貰ってきた。

松阪市から下って大紀町に入ったので途中「櫛田川」を渡ったのだ。47歳のおっちゃんはそれだけでフワッとテンションが上がってしまう。

さて、午前は大紀町立七保小学校、午後からは大紀町立大宮小学校。どちらの小学校も一学年、一クラス。幼稚園の時からずーと同じ仲間と過ごしてきた5年生のみんな。

活発な子も、マイペースな子も、ずっと一緒に過ごしてきた。担任の先生たちも温かくて、担任の先生の人柄がクラスの雰囲気に滲み出ていた。

打合せの合間に教頭先生が、校内を案内してくださった。給食も学内で手作りしていた。

そして… な、なんと大谷翔平選手が日本全国の子供たちにプレゼントしたグローブを見せて貰えた。

今の自分の夢をみんなの前で勇気を出して話してくれた子。「まだそう言うのが無いから」ってうつむきながら教えてくれる子。クラスメイトの発表を聴いて心を込めた拍手で応援している子。ずっと一緒に過ごしてきた仲間だからこその優しい時間やったなぁ。

アシスタントはウメちゃんこと梅田翼さん。

ウメちゃんとは東北で一緒になることが多かったけど、今回まさかの三重県で本当に久しぶりの再会やった。

いや〜〜、ウメちゃんに会うとそれだけで嬉しくなるわぁ。



第1回 ドイツハンドボールチャレンジツアー ~事前トレーニングキャンプ~

[ ドイツハンドボールチャレンジツアー | パートナー | ハンドボールスクール | 日々 | 講師 ]

新年明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願いいたします。皆さんにとって2025年が素晴らしい一年になりますように。

さて1/4.5が仕事初め。中学生対象のトレーニングキャンプの講師をしてきた。ドイツ遠征を控えた中学生が全国各地から集結。北は東北、南は九州から集まってくれた。またトレーニングパートナーとして滋賀県からTSCハンドボールアカデミー(以下、TSC)の皆さんが参加。

1/4はハンドボール&トーク。1/5ハンドボール。合計3セッション。

2月にドイツ遠征を控えている7名の事前合宿って言うのが、そもそもの今回の位置付け。7名でできるメニューは限定的になるので、滋賀からTSCの皆さんがトレーニングパートナーとして参加してくれた。とは言え、基本的には両日ドイツ遠征組も滋賀組も同じメニューをこなしてくれた。

ハンドボールに関してはPVを絡めた攻撃を3つ提案。2on2スタート、1on1スタート、そこからの発展。戦術的で複雑なものではなく、シンプルなもの。普段違うチームで過ごすメンバーたちが自分の強みを出してドイツで勝負するための考え方を整理をした。ドイツに行くと普段より形態的に大きくて力強い相手を守り、攻めることが想定されるので、攻守ともの強いコンタクトの中で自分がやりたい攻守ができるか?この部分にも焦点を当てた。(個人的には、ここが最重要やと思う。)

ハンドボールに関しては初日、二日目と狙い絞って、自分たちのやることを整理した。あまり事前にガチガチに縛るよりも、緩やかな共通認識を持ち、余白を残しまくって子供たちの反応を見つつ牟田さんと相談しながら進めていった。

トークセッションでは、子供たちと同じ年齢の頃の自分自身の話やドイツで選手をしていた時の話をさせてもらった。

「ハンドボールって何なのか?」
「20,30歳の時にどう在りたいのか?」
「ドイツ遠征を終えた時、今の所属チームを卒団する時にどうなっていたいのか?」
「なぜ。ドイツに行くのか?」
「この経験が自分にどうプラスになるのか?」

こんなことを、ゴリゴリに真剣に考えてもらった。流石に自分の意思で手を挙げて全国から集まってきたメンバーだけあって想像以上に具体的に考えている参加者が多かった。

トークセッション後に子供たちからの質問もなかなか鋭かった。

「試合の時にどんな準備をしていたのか?」
「ドイツで(プロ)ハンドボールするって言うのはどういうことだったのか?」

子供相手だからって、ええ事言うたりふわっとしたこと答えるんやなくて、真剣にシビアでリアルに自分で考えていたことを答えさせてもらった。

「ハンドボールは仕事。自分自身が商品やと思って生きるようになった。」これに尽きる。

結果が全てだからこそ、自然にプロセスにこだわりが出るし、プロセスを大事にする。自分が情熱を持って取り組んでいることが仕事なので、僕にとってはそれが当たり前。

もしかしたら、ドン引きするんちゃうか?って思ったけど、目を逸らすことなく真剣に話を聴いてくれていた。


今回GK陣は個別指導。初日は静岡から脇坂さんが来てくれた。また両日、濱ちゃん(濱野太一、中部大学の学生ですでに指導資格を持っている。)が来てくれた。

GKは専門職。やはり専門家に個別で指導してもらうのは大切なこと。

大きな絵を描いて(中学生をドイツに連れて行くという)、1年がかりで準備を進めてきた牟田さん。その想いに共感してそれぞれの専門性を活かして協力している皆さん(特にKKハンドボールの川瀬さんはカメラをまわし、受けれをし、時に実技を見せ、獅子奮迅の活躍やったなぁ。)勇気を持って手を挙げて現在進行形で頑張っている中学生のみんな。そして我が子にその機会を作るための懸命にバックアップするご家族。みんなホンマに凄い。

こんなにも夢のあるプロジェクトに関わらせて頂けて本当にありがたい。僕にできるのは実体験を話ししたり、コーチングしたりくらいだけど、ホンマに応援している。

追記
第一回ハンドボールドイツチャレンジツアー ダイジェスト



大晦日、近鉄新大宮経由デンマーク行きみたいな話。

[ 2022~ 中部大学 | 日々 ]

大晦日。大掃除を終えてひと息。

インカレを終えてから一ヶ月半が経過。年内のチーム活動やスカウト活動も終えてちょっと一休み。簡単にインカレ後の動きや年明けの動きをサクッと綴っていこう。

広島インカレを終えて、一週間のオフをとって新チーム始動。新キャプテンの平野(3年生)を先頭にして再始動。

再始動後に直ぐに東海学生トーナメント大会があり、中部大からは3チームがエントリー。インカレを終えた4年生にとってはこの大会が本当にラストだった。卒論を纏める大事な時期でもあり、4年生は各自の判断で卒論に無理のない範囲で体を動かしにきていた。中部大Cがベスト4まで勝ち進んだが優勝には一歩及ばず。4年生はこれで中部大学ハンドボール部での全ての試合を終えた。

東海学生トーナメント大会以降は基本的に3年生以下での練習(たまにリーグHに進む4年生が、卒論の合間を縫って体を動かしにくるが)である。戦術的な練習は殆どない。個人能力向上に狙いを絞って練習をしている。ゴール型ボールゲームの基本的な考え方を丁寧にやり込んでいる最中である。

時にはGKがCP側に入ってみてDFやOFの基本構造を理解したり、CPがゴールマウスに立ってみたり、普段の自分の逆側の視点から物事を見たり、考える機会を設けている。他にもハンドボールと直接関係はないがエアロバイクを漕ぎながら好きな本を読んだり、食事の記録を取り始めたりしている。また本格的にチームとして広報活動、地域活動していく為にどんな準備が必要か?という視点で学生たちが主体的にやってくれている。

こうした取り組みは何か即効性があるわけではないが、今よりも自分の世界が広がるような取り組みを続けていきたい。

12/21には中部大学キッズスポーツフェスタ。ハンドボール部以外の強化クラブと協力して春日井市の子どもたち対象に野球、サッカー、ラグビー、バスケットボール、ハンドボールの体験イベントを開催。天気にも恵まれて、最高のスポーツイベントになった。春日井市、春日井商工会議所、中部大学が連携して実施したスポーツイベントだった。今回は当日のメニュー作成、当日のアプローチも全て学生たちが自分たちでやってくれた。


キッチンカーがあったり。


ご支援頂いた協賛企業の皆さん。

各強化部の学生たちが自分たちで切り盛りできるように全体の絵を描いて、ずっと準備してきた人がいる訳である。多くを語らない男だけど、長期間ずっと準備しているの観ていたので、本当に良かった。

話は少し変わって、12月6.7日とトップコーチセミナー2024@大阪に参加してきた。リーグHや日本代表チームのチームマネジメント、強化方針、タレント発掘、育成に関して学ぶ機会になった。自分自身が2006年に日本を出て、ドイツで選手をやりながら当時感じていた事。日本に戻り、選手として、指導者として感じてきた事。その辺りと照らし合わせながら講師の皆さんの話を聴かせて頂いた。

12月中旬以降は、愛知近県の県大会に足を運んで、高校生のプレーを視察した。この県大会が3月の春の高校選抜の県予選にあたり大所帯で日本一を目指す第一歩として戦っているチームもあれば、単独では人数が揃わずに複数校が協力してエントリーしている合同チーム、メンバーが揃わずに終始コートプレーヤーが5名で戦っているチームなど様々だ。試合会場でご挨拶させて頂いた皆さん、お声かけ頂いた皆さんありがとうございました。

チームは12/22~1/6までOFF。学生たちは故郷に戻り、大切な人たちとゆっくりした時間を過ごしている。年明けには直ぐに期末試験が控えている。その後は春休み期間。そうこうしていると3月には新一年生が加入して、あっという間に新学期になって春季リーグが開幕する。

僕は1/4.5と中学生対象の講習会を控えている。全国から愛知県に集まってきてくれる。この講習会を経て、ハンドボールの本場のドイツにチャレンジする予定の中学生たちである。

そういえば、さっき大掃除の合間に家の近所を歩いていると「一条高校ご卒業の方ですか???ハンドボールされていますか???」と同世代の方に声を掛けてもらった。なんと同じ歳で奈良高校ハンドボール部とのこと。当時、ちょいちょいも練習試合をしたとのこと。超ローカルトークだが一条高校と奈良高校は最寄駅が共に近鉄新大宮駅なので、練習試合は平日でも自転車でひょいと行ける。奈良高校のサッカー部には少年野球でチームメイト(中塚)や、小学校のクラスメイト(田岡)もいて、そいつらの名前を出すと「おおっ」っと言った様子でご存知だった。

大晦日に自分のルーツでもある奈良を感じることができて何かよかったなとか思って、このブログを書いていたらデンマークのウルリック(元日本代表監督)から久しぶりのメッセージ。いつも忘れた頃に、不意に連絡をくれる。「Győr(ハンガリー)の監督を終えた後どうしてるんやろか?」とか思いつつ元気そうで何より。

近鉄新大宮経由デンマーク行きみたいな話。それでは、皆さん良いお年を。



エイプリルフールの翌日ですな

[ 2022~ 中部大学 | 日々 ]

今日は2024年4月2日。昨日は新年度スタート。入学式や入社式。エイプリールフールの翌日ですな。

2006年の4月1日にブログ(左腕坊主)をスタートさせてなんと19年目に突入。左腕坊主、大学1年生やん。

さて中部大学ハンドボール部の話。実質的に1月に新チームがスタートして3ヶ月が経過した。

1月中は期末試験やレポートと睨めっこしながら、チームのベース作り。テストマッチは1/17のトヨタ車体との1試合のみ。NTS(ナショナルトレーニングシステム)の受入れなど行いつつ、地固めの期間を過ごした。

1月末以降は春日井ハンドボールスクール(小学生)のお手伝いをさせて頂く機会が何度かあった。将来的に指導者に興味を持っている学生、子どもが好きな学生が自分の意思で手伝いに来てくれた。こうした地域との繋がり、未来への種まきはこれからも少しずつ増やしていきたいと思う。

1月中は授業に出て、夕方からハンドボール部の活動になることが多かったが2月に入り授業もなくなり所謂春休みである。日中にハンドボール部の活動ができる。2月中旬まではチームのベース作りになる練習やNTA(ナショナルトレーニングアカデミー)の受入れを行った。

2月中旬からは、他大学とのテストマッチ、合宿、Cリーグ(部内リーグ戦)など実戦形式での強化が中心。

2/13~15 Cリーグ(1st round)
2/18~20 テストマッチ(環太平洋大、中京大、四日市工業)
2/22~25 Cリーグ(2nd round)
2/28~3/1 Cリーグ(3rd round)
3/5~7 テストマッチ(福岡大、大阪経済大、桃山学院大)
3/9-10 テストマッチ(春日丘、高岡向陵、和歌山選抜、大阪偕成、いなべ総合)
3/11~14 山梨遠征
3/18~21 テストマッチ(愛知教育大、国際武道大、関西福祉科学大、順天堂大、マリスト)
3/23~25 Cリーグ(4th round) 予定変更 中止
3/30~31 Cリーグ(final round)&(和歌山商業、那覇西の合宿受入れ)

因みに、この期間にチームで56本のフルマッチをこなした。一人当たりすると20数本になる。

1~3月はザックリと前半チームの地固め中心、後半テストマッチ中心。そんな感じでチームの強化を図ってきた。OFリーダーの井上が「再現性」。DFリーダーの水谷が「アタックDF」。とテーマに掲げてリーダーシップを発揮してくれている。

この間にチームのコミニュケーションやメンタル面のサポートに入ってもらっている森さんのセッションも定期的に実施。「何のために中部大学ハンドボール部に入ったのか?」「中部大学ハンドボール部で何を目指しているのか?」こんなことを1月下旬から2月下旬にかけて深掘りしてチーム全員が発表する機会を設けた。これは中島キャプテンが自分たちの代になってみんなの話を聴きたいと熱望していたものだった。

ウエイトトレーニングを中心にフィジカル強化の指導に入ってもらっている相川さんにも月2回のペースで足を運んでもらっている。チームのフィジカルリーダーの豊田と連携を図りながら「日本一、強靭な身体。日本一、健康な身体」を旗印に頑張っている最中である。2月上旬から各自は食事内容を記録するようになった。まだ記録を取りきれてなかったり、記録を取ることがゴールになっている学生もいるが、何事もそんな直ぐに定着しない。少しずつ。今後の変化にこっそりと注目している。個人的には「健康」ってのが面白いなと思っている。

チームの強化を図りながらも、NTSやNTAなど日本の未来を担うタレントたちを育成する取り組みのお手伝いをさせて頂けるなんて本当に貴重な経験を学生たちはさせてもらっている。春日井ハンドボールスクールの手伝いや、グルッポふじとうでのハンドボール体験会など、少しずつ地域との接点を持つ取組みが増えてきた。

そして今回のCリーグである。今回で第3回。過去2回同様に、ユニフォームを着て、レフリーやオフィシャルなどの運営面も全部自分たちで行う部内リーグ戦がCリーグである。今回は自分たちの試合を観て貰おうってことで、学内の友達や、学外の方にアナウンスして観客がいる状態で試合をすることにした。またYouTubeなどで動画配信にも挑戦した。平日の午前中に開催だと観客は一桁だったりする。週末に開催すると二桁の人が観にきてくれた。

まだ無料開催だし、一回あたりは50名にも満たない人数だけど、何事もやってみないとわからない。考えているだけでは何も始まらない。行動あるのみ。

実は3/23~25の4th raundは緑SC、天白SCで実施予定だった。日中に愛知県中学生の講習会を行って、その後にCリーグを行う計画だった。しかし、その時期にテストマッチが立て込んでいたこともあって、学生たちと相談の上で4th roundは無しにしてfinal roundだけ実施することに変更した。これは2月中旬にCリーグをスタートさせる時から学生たちとは話をしていたことだった。このころはテストマッチが立て込んでいるので、その時のコンディションをみて絶対に無理しないようにしようと決めていた。中部大学ではなく学外の施設で、講習会終わりの中学生に試合を観てもらえたら良いなってのがそもそも出発点。強化と地域連携の融合みたいなイメージ。ここはまたの機会しよう。

そして迎えたCリーグfinal。1~3roundは2~4年生で3チーム作って3回総当り。そこに3/5に合流してきた1年生も割り振ってのfinalである。最後の最後まで勝負の行方が分からない緊迫した試合やった。言うことなし。3/31が決勝戦だったので、翌日に入学式を控えた1年生の家族の姿。そして3/23に卒業式を終えた卒業生の家族の姿。入部希望の学生と親御さん。ええやん。ええやん。

Cリーグ期間中。愛知県の南部から足を運んでくれた高校生。卒部して行ったOBたち。学内の学科の友人。彼女。家族。日本リーグ関係者。ごくごく普通の一般の方。合宿に来てくれていた高校生。中には複数回観に来てくれた方もいた。なんか最高やったな。

地固めの期間。そして実戦経験の期間。どちらの期間からも得るものがあった。3/5には新1年生も合流して新しい風も吹いている。そして4/13からは春季リーグ戦が開幕する。いよいよや。