ブログ&ニュース ( 2022~ 中部大学 )

日本選手権 in 仙台はベスト16

[ 2022~ 中部大学 ]

12/13~14と東海地区代表として日本選手権に出場してきた。場所は仙台。

結果は2回戦でジークスター東京に敗れてベスト16。スター軍団のジークスター東京は強かった。

12/13 中部大 32(14-14 18-15)29 日本体育大

初戦の相手は屈指の名門チーム、日本体育大である。そして先日のインカレの初戦での激闘が記憶に新しい。インカレから1ヶ月を経ての再戦。前半を14-14の同点で折り返しハーフタイムへ。ロッカールームでは「もっとバックチェックやりきろうぜ」「攻撃の今の展開を継続していこう」など、学生たちが前半のコート上で感じたことを言葉にして共有していた。その後で、後半のメンバーを伝えて、戦い方を整理して後半へ。

普段の学生たちの試合のハーフタイムは10分。今回の日本選手権ではハーフタイムが15分。いつもの1.5倍の時間。5分って結構ある。大会前から学生たちにはその事を伝えておいた。後半開始3分前に、フィジカルリーダーの中村が中心になってRe:ウォームアップ開始。

後半も一進一退。シュート力のある日本体育大のバックプレーヤー陣のロングシュートが何度も中部大ゴールを揺らす。同じ展開での失点をしないように、GK境とDFの中心、ピサノ、水谷が修正を図る。後半終盤にジワジワとリードを広げる中部大。終わってみれば3点差での勝利。学生たちは60分間落ち着いてプレーしてくれた。

12/14 中部大 24(11-17 13-17)34 ジークスター東京

2回戦はジークスター東京。ご存知、ジークスター東京。日本ハンドボールリーグ(以下、JHL)の超強豪。学生たちはもう一度、日本体育大に勝ってジークスター東京に挑戦する為にインカレ後から準備してきた。

12/14のこの時点で、試合ができるのは日本に16チームしかない。インカレでベスト4に入った中央大、筑波大、大阪体育大、そして中部大。加えてJHLから12チーム。この16チームのみ。「自分たちのどの部分なら勝負できるのか?」「どんな展開に持ち込みたいのか?」「どの土俵で勝負するのか?」を試合当日のミーティングで確認した。新しい歴史を作ろう。

前半15分あたりまでは、点差だけみれば何とか接戦の状態で試合を運ぶ。前半の中盤以降にジリジリと点差を広げられて11-17の6点差でハーフタイムへ。何とかゲームを壊さずにギリギリのところで持ちこたえてくれた。前半、闘えた部分とここは現時点では割り切らないとしょうがない部分を共有。

後半も学生たちは必死にジークスター東京に食らいつく。何度、弾き返されてもチャレンジしていく。それでも徐々に点差は広がっていく。時折、連続得点をあげて流れを掴みかけるが、終わってみれば10点差での敗戦。

ジークスター東京は最後まで手を抜く事なく、全力でプレーしてくれた。ジークスター東京の皆さん本当に有り難うございました。

今回の日本選手権は準備がなかなか難しかった。日本選手権の準備に入る前の週末まで東海学生トーナメントがあった。日本選手権の組み合わせが発表されてからも先ずは、東海学生トーナメントにチーム全体としては集中していた。チームとして日本選手権に絞って準備ができたのは1週間程度だった。

インカレを終えて、4年生が日本選手権まで競技を続けるかは任意。実際に2名の4年生はインカレ後に「俺はもうやりきった」と満足した顔でみんなに挨拶してくれた。

その中にはライトバック(以下、RB)で左腕エースに大貫の姿もあった。キャプテンの谷前は右利きのRB。左腕の大貫は左利きのRB。利き腕もタイプも事なるRBがチームの強みでもあった。いつも飄々とシュートを打ち込み、アシストをする大貫の存在は決して小さくはない。

DFの要。そして攻撃の起点でもある小林(3年生、DFは3枚目&OFはピヴォット)もずっと足の痛み抱えながらプレーしていたので、完治を優先するために本人、メディカルスタッフとも相談の上で日本選手権のエントリーは見送ることになった。

加えて、大会直前に清水(4年生、DFは2枚目&OFは左ウイング)が怪我(大事ではないが)をしてしまい日本選手権のエントリーから外れることになった。

あまり準備期間がない中で、インカレ時に主要メンバーだった大貫、小林、清水の3名が不在(新しい風が吹くチャンス)。この2つの条件下での日本選手権だった。

そんな中でも、RBは佐藤と向田。3枚目のDFは中村。LWは平田と寺師が新たに頑張ってくれた。普段と違うメンバーが少しずつ入りながらも、インカレ時に中心だった学生たち(谷前、ピサノ、境、中島、井上、吉原、水谷、平野ら)が今回も軸になってチームに安定感をもたらしてくれた。

2023年の全公式大会が終了。4年生は個性豊かな下級生たちを尊重しながら大らかにチームを纏めてくれた。小さな成長を積み重ねながら自分たちの手でチームを前進させてくれた4年生。本当に有り難う。

いよいよ新チーム。

動画時代さんのYoutubeチャンネル。日本選手権のフルマッチ。

日本選手権ハイライト。



東海学生トーナメント 優勝

[ 2022~ 中部大学 ]

11/25,26と12/2,3と2週間に渡って東海学生トーナメントが開催された。結果は中部大Aが優勝で幕を閉じた。

今大会、中部大からは中部大A &中部大Bとして2チームがエントリー。因みにAチームとBチームに優劣はない。

今回はインカレで主力だった学生はエントリーせず、インカレで出場機会の少なかった学生、登録できなかった学生を中心にエントリー。エントリーする学生を各ポジションごとに均等に割り振ってのチーム分けである。出場機会に飢えている学生たちの鼻息は当然ながら荒い。


中部大の試合は11/26から開始。とその前に、この週末はNTS(ナショナルトレーニングシステム)に受け入れもあった。主力5名がサポートスタッフとして参加。それにしてもスタッフ陣の豪華なこと。元日本リーガー、欧州経験者が多数やった。

11/26(土)
午前に@大同大学で中部大A、午後から@中京大学で中部大Bの試合。両チームとも無事勝利。
《初戦》
中部大A 34(17-8/20-6)14 東海学園大A @大同大学
中部大B 33(17-10/16-5)15 愛知教育大 @中京大学

12/2(土)
@中部大学で準々決勝、準決勝。
《準々決勝》
中部大A 23(8-11/12-9 7mt3-2)22 大同大B
※中部大Aは最大5点ビハインドを落ち着き、7mtコンテストの末に劇的勝利。

中部大B 22(8-10/14-10)20 名城大A
※中部大Bは接戦を落とし、ここで敗戦。

《準決勝》
中部大A 24(13-11/11-9)20 名城大C
※接戦を抜け出し、決勝進出。

12/3(日)
@大同大学で決勝戦。
《決勝戦》
中部大A 38(19-18/19-16)34 名城大B
※両チーム前日のダブルヘッダーの疲れがある中で、得点の奪い合い。後半中盤以降に抜け出して優勝。


先日のインカレで主力だったメンバーは今回はサポート役。応援、ビデオ撮影など担当。声をガラガラにしてメガホン持って応援してくれた。こういう所はこのチームの良いところだなと本当に感じる。


勝利の後の写真&動画もマネージャーさんたちが撮影してくれたのだ。少しずつ緩やかにバトンタッチ。

今回の東海学生トーナメントインカレを終えて10日間ほどのオフを挟み、再スタート直後の大会だった。

普段、出場機会の少ない学生たちにとっては貴重な実戦経験の機会である。自分の特徴を知り、自分の強みを出す。チームがやっている事を理解した上で、自分の色を出す。緊張したりもする。準備段階で上手くいかなかったりする。普段は控えめな学生がリーダーシップを取ろうとする。ええやないの。全て成長の糧や。

もう終わりが見えている、本当にあと数日の4年生。インカレには出場機会の無かった4年生。その4年生とは、1年前にこんなポジションでこんな活躍ができたら良いよねって頑張ってきた。一緒に方向設定と目標設定をした。コツコツと1年間、努力してきたが結果的に目標としていたインカレには届かなかった。今大会、その役回りの中で必死のプレーを魅せてくれた。タイムアウト明けのDFでルーズボールに飛びついた。しかし、これがまた相手ボールになるんだわ。それでもチーム全体に熱は伝わる。その後の相手の攻撃を全員で凌ぎきり、渾身のガッツポーズ。その4年生が雄叫びをあげてベンチに戻ってきた。最高じゃねーか。

世界に羽ばたくために、日本リーグで通用するために、社会に出るために、大学トップレベルで闘うために、直後の日本選手権に繋がるように、この東海学生トーナメントで活躍するために、何より自分との約束をやり切るために。全て繋がっているのだ。ハンドボールも日常生活も。

世界選手権でも、日本リーグでもない東海地区の学生トーナメントやけど、優勝は嬉しいもんや。チーム全員で掴み取った東海学生トーナメント優勝である。

さあ年内最後の大勝負、日本選手権に向けてフルパワー。



2023 インカレ@函館

[ 2022~ 中部大学 ]

全日本インカレが終わり函館から春日井に戻ってきた。結果は3位。目標としていた日本一には届かなかった。決勝戦の舞台にも立つことは出来なかった。

1年間の学生たちの真摯な取り組みが3位入賞に繋がった。大学に戻ってきて「3位おめでとう」と声を掛けてもらう機会も少なくない。

しかしその結果に100%満足できているかと言うとそんな事はない。この1年間、作取監督の元でチーム全員が本気で日本一を目指して過ごしてきた。確かに3位入賞と言う結果に手応えを感じる部分はある。しかし日本一に辿り着けなかった悔しさも強く残っている。

そんな今回の函館インカレを時系列で振り返ってみる。

【vs日本体育大学】
初戦の相手は、前年度の準優勝チーム。日本体育大学。中部大学にとってはいきなり大一番。

日本体育大学戦は試合開始直後から防戦一方だった。前半21分で7-14のWスコアの7点ビハインド。そんな展開でも、学生たちは割と落ち着いていた。ここで運動量のあるDFが持ち味の水谷を投入、6:0DFから5:1DFにシステムチェンジ。これを機に中部大学の反撃開始。作取監督の采配がズバリ的中。17-18の1点差まで追い上げた所で前半終了。

後半も5:1DFを継続。日本体育大学はGKを下げて7人攻撃で応戦。追いつけそうで、なかなか追いつけない。警戒していた日本体育大の高速速攻や高速リスタートをチーム全員で死守。後半25過ぎにようやく31-30と逆転に成功。そのまま逃げ切り念願の初戦突破を果たすことができた。

日本体育大学に勝利し、選手たちは一目散に応援スタンドへ猛ダッシュ。声を枯らして応援してくれたサポートメンバーの元へ。喜びを爆発させる学生たちだった。

【vs桃山学院大学】
初戦を突破し2回戦は桃山学院大学との一戦。個人的には、初戦突破した後の2回戦が非常に大切だと感じていた。インカレの組み合わせが決まり、インカレに向けての準備は日本体育大学戦に絞って、全ての力を注いできた。この一戦に全てかけてきた。入学してから一度もインカレを勝ち抜いた事がない学生たちがひと山超えた後なのだ。

試合開始序盤から、どこか集中力を欠いたプレーが続く。得点は取れるが、失点が重なり、なかなかリードが広がらない。前半を終えて20-17でハーフタイムへ。前半と逆側のベンチに移動し、ほぼ無言の選手たち。3点リードはしているがフラストレーションを溜めながらプレーしていた前半そのままの様子。(何やっても、上手くいかない。何か波に乗れない。って言う典型的なやつね。)

4年生の中村がハーフタイム中に声をかけてきた。「このままやと良くないと思うんですけど、一旦コートから別の場所に変えた方がいいですかね?」「俺も同じこと、考えてたわ。OK。場所変えよか。ありがとうな。後は任せて。」

「一旦、落ち着かせるか?」「ガバッと熱量あげるか?」「このまま今しばらく様子を見るか?」とか歩きながら考えを整理していた。

「何かイライラしたり、集中しきれない人?」前半、コートに立ったほとんどの選手が手を挙げる。「みんな1分間、目を瞑ろうか。一旦、自分の時間な。」

みんなが少し落ち着いてきた頃に…

「前半ってさ、ミーティングで話してきた以上のこと起きてる?波に乗り切れないのは、得点直後にリスタートで失点したり、DFで間を割られたり、ミスした後に戻りきらなったり、やるべきことやり切ってないからちゃうか?意識がミスした過去に行ったり、やることやりきってない誰かに行ったりしてへんか?このままモヤモヤ、イライラしたまま試合続けて、ずっこけて負けちゃってもええか?今、ここ、自分に集中して、1年間やってきた当たり前のこと徹底しようや。」

この後は普段の様子に戻り、OFリーダー井上、DFリーダー小林を中心に具体的な会話が始まる。そして作取監督から後半に向けての作戦&闘魂注入。

後半開始。スクラムを組み直したものの、後半開始直後のシュート決定機を決め切れず、その後に退場。前半の嫌な感じを少し引きずる。それでも、コートの選手もベンチメンバーももう分かっている。退場中は我慢。その後、徐々ににリードを広げて10点差で勝利。試合内容には課題が残るが、公式戦は勝利してこそ。これでベスト8。

【vs国士舘大学】
準々決勝の相手は、国士舘大学。前年度の初戦で敗れた相手。学生たちは否が応でも燃える。燃えないはずがない。

試合序盤。中部大学は6:0DF、国士舘大学は5:1DFでスタート。勝負の準々決勝、スタメン起用のCB平野が躍動。自身の1on1をチラつかせつつ、変幻自在に攻撃を組み立てる。平野は作取監督の期待に見事に答えてくれた。国士舘大学は6:0DFにシステムチェンジ。守っても、ピサノ&小林を中心に国士舘大学の攻撃に対応。前半を終えて15-11の4点リード。

後半開始早々に連続退場。後半立ち上がりだけで計4回の退場。前半の貯金を一気に吐き出す。この時間帯も選手たちは慌てなかった。「今は我慢しよう。4回退場で同点ならOKOK」と声を掛け合う。退場明けから、また一歩ずつ自分たちのハンドボールを丁寧に展開していく。終わってみれば35-25の10点差で勝利。これでベスト4。

国士舘大学の5:1DF &6:0DFに対して、攻撃陣が終始、再現性のある攻撃を展開し続けてくれた。守備陣が相手の強力なシューターに対して気持ちよくシュートを打たせなかった。後半、序盤のファールトラブルにも落ち着いて対応できた。

昨年度のインカレ初戦で国士舘大学に惨敗してから1年間。学生たちはその悔しさを忘れることなく丁寧な取り組みを続けてきた。結実。

【vs筑波大学】
「フィジカル日本一」1年前、チーム発足時にフィジカルリーダー中村が立てた旗である。待ちに待った筑波大学との一戦。中村京介を漢にする試合である。マッスルカーニバル。

前半序盤で5-1。最高のスタートダッシュ。筑波大学はタイムアウト。ここから筑波大学の反撃開始。前半を終えて12-13の1点ビハインド。「攻守におけるフィジカルコンタクトで勝負はできている。後半はもっとスピードでも勝負していこう。速攻を押していこう。」ハーフタイムの学生たちの会話も手応え十分といった様子。決勝進出をかけて後半開始。

勝負の後半。中部大学の攻撃での決定機が何度も弾き返される。じわりじわりと点差が開きだす。DFシステムを5:1DFに変更するなど、何とか巻き返しを図る。しかし点差は詰まらない。何度もシュート止められ、天を仰ぐ選手たち。それでも諦めず必死のプレーを続ける。ベンチからサポートの声が飛びかう。応援スタンドから鳴り響く太鼓の音、サポートメンバーからの大声援。4戦連続の大声援は既にガラガラ声。無情にもタイムアップ。24-29の5点差で敗戦。

中部大学のインカレが終わった。筑波大学に敗れて泣き崩れる学生たち。嗚咽。

筑波大学に敗れた後、学生たちには「胸を張って春日井に帰ろう」と伝えた。彼らは現時点で持てる力を出し切ってくれた。2年連続1回戦敗退だったチームが激戦を勝ち抜いて、準決勝まで勝ち進めた。チーム一丸となって闘い続けた彼らを誇らしく思う。この1年間、彼らの取り組み、変化を側で観ていた。本当に誇りに思う。

だからこそ、むちゃくちゃ悔しい。決勝戦の舞台で日本一をかけて勝負したかった。他に何か出来ることは無かっただろうか。何が足りなかったのだろうかと。そんな感じで様々な感情が交錯している。

今回のインカレはチーム全員で函館入りした。連日、サポートメンバーたちは声を枯らして応援してくれた。試合が終われば直ぐに、対戦相手の分析、並行して夜間には裏インカレも控えていた。身を粉にして、チームのために一緒に闘ってくれた。

作取監督が大切にしている「チームは一つ」「全員でやりきる」ってことを、最後の最後まで学生たちはやり抜いてくれた。今回のインカレに関わってくれた全ての皆さん本当に有難うございました。

【試合結果】
中部大 35(17-18 18-15)33 日本体育大
中部大 43(20-17 23-16)33 桃山学院大
中部大 35(15-11 20-14)25 国士舘大
中部大 24(12-13 12-16)29 筑波大

【個人賞】
谷前知優

さあ、次は12/13からの日本選手権である。泣いても笑っても4年生と一緒にできる最後の大会。少し休んで、ラストスパート。ラストダンス。



日本選手権大会へ

[ 2022~ 中部大学 ]

日本選手権大会の出場権を獲得することができた。

10/1に東海学生秋季リーグ戦を全勝優勝で終えた。その結果から日本選手権大会の愛知県大学生代表になった。

10/15に愛知県予選を戦った。大同高校、大同クラブ、そして中部大学の3チームによるリーグ戦だった。

【愛知県予選結果】
中部大学 28-14 大同高校
中部大学 34-13 大同クラブ

2戦全勝で、愛知県代表として翌週の東海地区予選に出場することが決まった。

大同クラブは元日本代表や日本一を経験した超豪華メンバーが勢揃い。現役選手時代に何度も対戦した大同特殊鋼フェニックスのOBチームだ。流石の阿吽の呼吸やった。技術は落ちない。

10/21は東海地区予選。場所は高山ビッグアリーナ。東海地区予選はトーナメントだった。初戦は静岡代表のクラブチーム、LHC静岡。決勝戦は岐阜県代表の岐阜聖徳学園大学。いずれの試合もベンチ入り16名全員が自分の役割を理解してハツラツとプレーしてくれた。

【東海地区予選結果】
中部大学 35-16 LHC静岡
中部大学 31-16 岐阜聖徳学園大学

上記の試合結果から、12月13日から宮城県で開催される日本選手権大会への出場が決まった。今から日本選手権大会が楽しみで仕方がない。

ずんだ餅確定である。

東海学生秋季リーグ戦前から、秋季リーグ戦を優勝して代表権を得て、みんなで日本選手権に出ようぜって力を注いできた。

愛知県予選の前日10/14にインカレの組み合わせが発表があり自然とそっちに意識が行きそうになる。インカレの組み合わせを一度テーブルに乗せて「今は日本選手権に集中しよう」とテーブルからインカレの事を一度下ろして、日本選手権の愛知県予選、東海地区予選に全振りして戦ってきた。

目の前の事に集中してきた。

コンディション調整が必要な学生たちは出場を見合わせる中で、毎試合メンバーを交代させながら、現有戦力で愛知県予選、東海地区予選を戦った。今回の愛知県予選、東海地区予選で公式戦デビューを果たした学生が何名かいた。堂々とプレーをしてくれた。

どの試合も最終結果だけ見れば盤石の点差だけど、対戦相手の情報がほとんどない中での4試合、いつもとは違う25分ハーフ、そしてWヘッダー、準備を含めて簡単ではなかった。学生たちはいつもと違う中で余白を残して柔軟に対応しつつ、普段通りプレーしてくれた。

さあ、ここからは全日本インカレに向けて完全集中。



2023東海学生秋季リーグ戦 全勝優勝

[ 2022~ 中部大学 ]


(Photo by nonoさん)

9/2~10/1までの1ヶ月は東海学生秋季リーグ戦を戦っていた。あっという間の1ヶ月だった。結果は9戦全勝で優勝する事ができた。春季リーグ戦に続いての全勝優勝になる。

一口に全勝優勝と言っても簡単なものでは無かった。

8月の西日本インカレを準優勝で終えチームは1週間のオフ。帰省中に国体選手として地元の国体チームにエントリーする学生も何名かいた。国体エントリーの学生は国体ブロック予選を終えてからチームに合流。

オフ明けにチーム全員が揃うのを待って延長戦で敗れた大阪体育大学との西日本インカレ決勝戦の映像を観た。試合中にコートの中で感じた事、ベンチからの景色、応援スタンドから見えるコートの中、それぞれがあの決勝戦で感じた事をテーブルに乗せた。52名の部員がいれば52通りの感じ方がある。

最大11点リードを吐き出して勝ち切れなかった西日本インカレの決勝戦。先ずは、トコトン悔しい想いと向き合う。そこからの再スタートだった。

そうこうしているとあっと言う間に8月が終わり9月が始まった。そして秋季リーグ戦が開幕した。ベンチ入り16名はほぼ毎試合入れ替えながらの総力戦だった。苦しい試合の連続だった。

開幕から6戦のチーム状況を許す範囲で触れておく。

4年生は将来への準備(JHLチームへの練習参加、就職試験、病院実習など)をしながらの秋季リーグ戦。チームのことも大切だし、自分の人生のことも大切。4年生にとっては学生最後のリーグ戦、何とかバランスを取りながら頑張り抜いてくれた。

秋季リーグ戦の序盤では、作取監督とも相談の上で、開幕後の第2週、第3週とそれぞれ新しい攻撃の展開を導入した。実は春季リーグ戦の期間はリーグ戦中に戦術的に新しいもの増やすことは一切しなかった。自分たちのやり慣れたハンドボールで勝負する事を優先した。

秋季リーグ戦の中盤。攻守の要の3年生2名(中島&小林)のコンディションが万全では無かった。本人、メディカルスタッフとも相談の上で、出場を見送ったり、プレータイムの制限をしたり、何とかやりくりして毎試合乗りきっていた。

そんな中で出場機会を得たフレッシュな選手が緊張感がある中でも、高い集中力を持って力を出し切ってくれた。


(Photo by nonoさん)

9/2~17までの期間で毎週末2試合ずつの6試合。この時点で6戦全勝。

中部大学 48(24-7 24-11)18 愛知淑徳大学
中部大学 39(20-11 19-6)17 愛知産業大学
中部大学 38(21-9 17-6)15 岐阜大学
中部大学 30(15-11 15-11)22 岐阜聖徳学園大学
中部大学 33(18-8 15-9)17 朝日大学
中部大学 34(20-8 14-9)17 愛知教育大学

中部大と同様に名城大、中京大、大同大もこの時点で6戦全勝。翌週9/24から全勝対決が始まる。

9/24の大同大学戦に向けて、夏休みの最終日9/20はJHLのチャンピオンチームの豊田合成ブルーファルコンとのテストマッチ。日本の頂点に何とか食らいつく学生たち。大同大学戦に向けても、長期的視野に立っても学生たちには素晴らしい機会になった。

このテストマッチの当日に作取監督、幹部(主将、副将)を交えて、ゲームプラン、選手交代、タイムアウト、ハーフタイムについてのミーティングを行った。ラスト3連戦、そしてインカレを見据えてである。大一番を直前にして、勇気を持って変化させていく事を選んだ。早速、テストマッチの中で新たな挑戦が始まった。

長い夏休みも終わって、テストマッチの翌日9/21からは秋学期が開始。これまでは日中に練習ができていたが、授業が開始して練習は基本点に夕方以降。9/24から勝負の全勝対決開幕である。

対戦相手の分析をして、傾向を把握して、対応策を練る。対応策を表現する為の練習をする。自分たちのやるべき事を徹底しながら、対戦相手の事を頭に入れての実践練習を経て、試合本番を迎える。

全勝対決の一発目。大同大戦、前半の5点リードを追いつかれ、逆転を許した。西日本インカレの決勝戦が学生たちの頭に浮かんでいただろう。事実、試合後に多くの学生たちがその事を口にしていた。しかし、今回は逆転をされた後が逞しかった。逆転されても懸命に守り抜き、前を狙い続けて再逆転に成功。ラスト4秒でのエース中島の決勝ゴール。中島の咆哮。歓喜。

東海学生秋季リーグ戦の最終週は静岡に移動して、名城大、中京大との連戦。どちらの試合もお互いに手の内を知り尽くした相手。2試合ともチーム一丸となって戦い抜いて厳しい2連戦を制することが出来た。これで9戦全勝。完全優勝、完成である。

中部大学 31(16-11 15-19)30 大同大学
中部大学 32(17-13 15-14)27 名城大学
中部大学 33(19-14 14-16)30 中京大学

自分たちのやるべき事を徹底し、やり慣れた事で勝負して全勝優勝した春季リーグ戦。自分たちのベースを大切にしながら、微調整、変化を繰り返し、挑戦し続けて全勝優勝した秋季リーグ戦。それぞれどちらも価値がある。

因みに春季リーグ戦、秋季リーグ戦ともに優勝できたのは2005年以来とのことだ。

さあ、いよいよインカレまでラスト一ヶ月。勝って兜の緒を締めよ。ラストスパート。


(Photo by nonoさん)

作取監督の後に胴上げしてもらった。

左腕坊主、宙に舞う。最高。



西日本インカレ2023 準優勝

[ 2022~ 中部大学 ]

8/8~13は西日本インカレだった。結果は準優勝。今このブログを書いているのが8/15なので48時間前くらい前は大阪体育大学との決勝戦の真っ最中だった。たった二日前のことが、遥か昔に感じる。

予選リーグは龍谷大、京都大、京都産業大との3連戦だった。中部大以外の3チームは全て京都の大学っていう面白い組み合わせやった。

【予選リーグ】
8/8 中部大 39-25 龍谷大
8/9 中部大 41-16 京都大
8/10 中部大 29-14 京都産業大

試合を重ねるごとにDFも良くなり、結果も内容にも拘って予選ラウンドを1位通過することができた。この時点でインカレ出場権を獲得。登録選手20名全員が予選リーグに出場し、いい手応えを感じながら決勝トーナメントに駒を進めることができた。


8/11 中部大 44(19-19 15-15 4-2 6-0)36 福岡大

準々決勝の相手は福岡大。今の中部大学の学生たちは、学生曰く、西日本インカレ、そしてインカレとトーナメントで勝利した経験がないらしい。こちらが思っている以上にその事を気にしている様子だった。「僕らトーナメントで勝てた事ないんすよ。マジでここが壁っす。」

そんな背景もあっての福岡大戦。前半から一進一退の攻防が続き、なかなか主導権を握ることができない。予選リーグで手応えをつかんでいたDF陣だったが、福岡大OF相手に悪戦苦闘。後半ギリギリのところで同点ゴールをねじ込み延長戦へ突入。延長に入って一気に流れが中部大へ。

延長戦に入る前、後半が終わったタイミングでも学生たちは割と落ち着いていた。この状況下(延長戦)への準備は事前にしていたこともあって「これやったぞ。延長戦やったで。」と口にしていた事をよく覚えている。学生たちは自分たちの手で重い扉をこじ開けた瞬間だった。


8/12 中部大 38(19-15 19-19)34 関西学院大

準決勝の相手は関西学院大。指揮官は銘苅淳。そうあのメカルアツシである。銘苅さんがコーチングしているチームと公式戦で対戦するのは、三重バイオレットアイリスvsオムロンで戦った時以来かな。大会前からお互いに順当に行けばこのタイミングでの対戦になりそうだったので、実は西日本インカレ前から個人的にはかなり楽しみにしていた。

軸になる戦術、そこからの枝分かれと再現性の高い攻撃を展開してくるチームだった。前半から関西学院大の再現性の高い攻撃の意図を読み、ハードに接触して守り抜く中部大DF陣。前半を終えて19-15の4点リードでハーフタイムへ。

後半も高い集中力を保ち徐々にリードを広げる。後半ラスト13分弱のところで関西学院大は6:0DFから4:2DFへシステムチェンジ。6対6での攻撃と7対6での攻撃をミックスさせながら、関西学院大の追撃を交わして何とか交わして勝利する事ができた。念願の決勝戦へ。


8/13 中部大 34(18-10 13-21 1-4 2-5)40 大阪体育大

いよいよ決勝戦。大一番の相手は大阪体育大。中部大にとっては平成26年以来、10年ぶりの決勝戦。その時の相手も大阪体育大とのこと。中部大の学生の多くは人生で初めての決勝戦とのことだった。

決勝戦、最高の立ち上がり6-1。大阪体育大のタイムアウト。その後、6-3と少し追い上げられるが中部大は6:0DFで相手の攻撃を封じ、18-10の8点リードで前半を終えた。ハーフタイムでも緩んだ雰囲気はなく。「絶対に受けに回らずに速攻はいつも通り押していこう。」「バックチェック、DFを最後までやり切ろう」と声を掛け合っていた。

後半開始。大阪体育大は前半の中盤以降から6:0DFから5:1DFそして3:2:1DFとアグレッシブなDFシステムに変更。前半はスペースは有効に使って再現性のある攻撃を展開していた中部大だったが、徐々に攻撃のリズムが悪くなる。得点は取れているが、再現性がない攻撃が続き、少しずつシュートに至らないテクニックミスが出始める。そこから一気に大阪体育大は速い展開での得点を重ね、徐々に点差が詰まっていく。DFでも前に出たスペースを裏からつかれて、裏が気になって下がったところを上から打ち込まれ、後手後手に回る。苦しい展開が続く。

そしてとうとう、大阪体育大に追いつかれ、そのまま逆転を許す。30-31。1点ビハインド。絶体絶命のピンチ。ここで何とか同点ゴールをねじ込んで延長戦に突入。準々決勝に続いての今大会2度目の延長戦。延長戦前の雰囲気は悪くない。「振り出しに戻っただけだ」「やってきた事を出し切って優勝しよう」と声を掛け合う学生たち。

延長戦。大阪体育大の勢いは止まらない。最大11点のリードを追いつかれ、逆転を許し、ギリギリのところで再び追いつき延長戦へ。延長戦では大阪体育大の勢いに押されて防戦一方。ノーマークシュートのチャンスも悉く止められ万事休す。

タイムアップの笛の直後から泣き崩れる者。声を失う者。現実を真正面から受け止める者。

勝負の世界は厳しい。本当に厳しい。

大阪体育大の粘り強さ、勢いは本当に素晴らしかった。大阪体育大の皆さん、優勝おめでとうございます。

さてさて、今回の西日本インカレで感じた事をいくつか。

今回、中部大は試合当日に対戦相手のミーティング。そして試合。宿舎に戻ってその日の試合を振り返るミーティングという流れで大会を進めた。分析班やスタッフはこの流れで映像分析をしてミーティングの準備をして、試合に出ている学生たちは栄誉補給、睡眠など可能な限りでのリカバリーを徹底して6日間を乗り切った。コートに立つ選手が少しでもいい状態でプレーできるように、試合に出ることができない学生たちも全身全霊で大会登録の20名をサポートしてくれた。こういうのって中々出来ることじゃない。本当にありがとう。

例年、西日本インカレは準々決勝、準決勝と1日に2試合が行われて、翌日に決勝戦をこなす。って日程だった。今回は準々決勝、準決勝、決勝と1日1試合ずつの日程だった。ハンドボールのゲームのクオリティーは1日2試合より、1日1試合の方が遥かに高いと感じる。翌日の対戦相手への戦術的な準備、学生のコンディショニング、プレーヤーズセンタード、或いは傷害予防の観点からも1日1試合の方がいいと思う。

最後に今回の西日本インカレの事務局長は作取監督。事前準備はもちろん(台風7号の影響で本当にギリギリまで)、大会中は朝一で会場入りして、中部大の試合を終えても会場に最後まで残って大会運営と指揮官の二足のわらじ。それでも学生たちを10年ぶりの決勝戦まで連れて行ってくれた。学生たちにはそんな事は何も言わずに、いつも漢気の指揮官。学生たちもちゃんと分かっていると思う。ビックボス作取監督。ほんまにおつかれさま。少しゆっくり休んでくださいな。

西日本インカレ、中部大学ハンドボール部に関わった全てみなさん本当にありがとうございました。

チームは8/14~20まで一週間オフ。とは言え、国体ブロック大会に参加する学生もいるし、一律全員完全に休養とは行かないけど、一度心も体も休めて9/2開幕の東海学生秋季リーグ、11月のインカレに向けていい準備していこう。



圓光大学へ

[ 2022~ 中部大学日々 ]

日本ではインターハイ、PSGの日本ツアーなどで盛り上がる7月終盤&8月上旬。中部大学ハンドボール部は7/29~8/1、3泊4日で韓国遠征。今回は圓光大学に足を運んできた。

個人的には1999年、大学4年生時の定期戦(中部大学と圓光大学との)以来の圓光大学だった。

今回初めて日本を出た学生もいる。いつもと違う環境でも普段通りマイペースでやること。普段通り出来ない中で変化を受け入れて対応すること。矛盾しているようやけど、どっちも大切。

基本的に午前は合同練習、午後からテストマッチって流れ。

午前の合同練習では普段通り、自分のプレーが決まって嬉しそうにしている姿。普段とは違うプレーを体験して「おおっ、そうきたか」ってこれまたいい表情でプレーする姿。いきいきした表情でハンドボールする姿を観るのは嬉しいね。

午後からのテストマッチ。試合終盤は親善的な雰囲気はゼロ。特に終盤でもこちらがリードしている時は尚更。お互いにバキバキの状態。

威嚇射撃さながらのGKの顔面周辺へのシュート、あわよくばレフリーを欺こうとするオーバージェスチャー、まじかよみたいなレフリーの笛、何でやねんみたいなタイミングでの退場の判定。

当然、中部大学の学生たちも熱くなる。ヒートアップ。いいねぇ。いいねぇ。こう言う経験するために来たわけよ。綺麗事だけじゃ無いんだぜ。どんな状況でも、熱く、冷静に。そしてチーム全員で闘い抜く。

そして試合が終わればノーサイド。両チームの学生が一緒の席についての食事会。みんなスマフォ片手に訳しながらワイワイやっていた。こう言うのも最高。

今回、嬉しい再会の連続やった。

圓光大学のチョ・ホテキ監督(写真左から2番目)は同級生。1999年の定期戦の時のキャプテンだった。その後は韓国のトップリーグでプレーしていた。もしかしたらホンダ時代の韓国遠征で対戦したような気もする。

コーチはイ・ジェウさん(写真中央)。長年にわたり韓国代表として活躍、世界選手権やオリンピックに何度も出場している。大同特殊鋼フェニックスでも活躍していた。何度か対戦したけど、フェイントの切れ味エグすぎた。

みんな大好き富田さん(写真左)も今回ゲストコーチとして参加してくれた。昨シーズンまでトヨタ車体ブレイブキングスのコーチ。元中部大学ハンドボール部監督。イ・ジェウさんとは大同特殊鋼時代にチームメイト。

西日本インカレ開幕まであと一週間。いよいよ。



ルービックキューブ

[ 2022~ 中部大学日々 ]

気がついたら前回のブログから1ヶ月間が空いていた。このブログの内容はどうしてもハンドボールが中心になるので、少しだけ担当講義の話をしてみようか。

今週(ブログの書いているのは2023/07/22)で2023年度春学期の担当講義15週(全90コマ)を無事終えることができた。

スポーツC(ハンドボール)の終盤には4チーム総当りのリーグ戦を実施。試合時間は6分間なのでリーグ戦は基本的に1日で完結する。レフリー、得点板、勝敗表の作成も学生が手分けして行なっている。中学、高校でハンドボール経験のある学生はごく僅か。殆どの学生がハンドボール未経験。それでも白熱したリーグ戦を安全に楽しんでくれていた。

健康科学は、実技10回&講義5回。実技では自分に合った形でスポーツを楽しんで貰うこと、体力測定や形態測定を通して自分の健康状態の現在地を知ってもらう事。講義では健康(身体的、精神的、社会的)について理解を深めてもらって、自分の近未来(30歳、25歳、大学卒業時、1年生終了時など)にどう在りたいを考えてもらった。その上で数名で話し合って貰った。少しだけ中部大学OBの46歳男性の実体験を聞いて貰いながらグループワークでの意見交換を織り交ぜた。

今回は全学対象の公開授業もあったし、1年目の去年とは違ってこれまた刺激的な春学期やった。見学者の方から自分の視点には無かった感想も頂けた。春学期に受講してくれた学生たちからの感想も含めて秋学期に活かしていきたい。

ハンドボール部の方は(結局、ハンドボールの話になるんかい)はU21男子世界選手権を終えた中島もチームに戻ってきて、8月8日に開幕する西日本インカレに向けて準備を進めている真っ最中である。

時系列で少しだけ7月の活動を振り返ってみる。

7/1,2の週末は東海学連チーム&鹿児島選抜(JHLOBの藤田さんや今井さんがいる)が中部大学に集結してのテストマッチ。僕は中部大AとBを行き来しながら学生たちの様子を見守っていた。

7/7と7/11の二日間、OBでもある富田さん(この春までトヨタ車体コーチ)がゲストコーチに来てくれた。DFをメインテーマに指導してもらった。あっという間の二日間やったなぁ。DFの全体像、個人的な勘所、どっちも面白かった。

7/15は富山、三重、明星大、中部大A。7/16は岐阜、三重、明星大、中部大学A &B。国体チームや大学チームが中部大学に集結。両日共に良いテストマッチになった。国体チームと自チームを行き来しながら頑張っている中部大の学生が何名かいた。7/15,16のテストマッチを終えて、一路滋賀へ。

7/17は高校生の近畿大会を視察。近畿大会の視察を終え、春日井に戻って高校生と中部大1年生との練習試合。こまめに給水タイムを設けながらの試合進行。この時期はインターハイ前の高校生が遠路遥々足を運んでくれる。先週は山梨から、今週は大阪から。それにしても近頃の高校生はホンマに上手やなぁ。体育館が灼熱過ぎる。

今まさに学生たちはレポートや期末試験の日々。本当に大変やと思う。それでも西日本インカレは近づいている。当たり前なんだけど、勉強とスポーツは繋がっている。文と武は一体である。文武不岐。

7/20,21は森さん(アルティメットの元世界チャンピオン)がチームの様子を見に来てくれた。コンフォートゾーンを一歩抜け出して、フレアゾーンへ。居心地の良いところにずっと居ても成長はない。

何とか一面だけ揃えたルービックキューブ。次に二面、三面を揃えに行くにはどうするのか?一度必死で揃えた一面を崩さないと二面、三面が揃う事はない。

二面、三面揃えることを狙いにいった結果、元々揃っていた一面が崩れたままになるかもしれない。勿論、そのリスクはある。時期を考える必要はある。

慎重かつ大胆に、勇気を持って、リスクを取って、チャレンジしていこう。



第2回 Cリーグ ~フルゲーム&リーグ戦の意味~

[ 2022~ 中部大学 ]


6月7日~20日まで第2回のCリーグ(部内リーグ)を実施した。今回は1~4年生までを可能な限り実力拮抗状態になるよう4チームに分けて、総当たり1周のリーグ戦。その後にリーグ戦上位2チーム同士での決勝戦。

公式戦同様にユニフォームを着て試合をする。会場設営、レフリー、オフィシャル、モップなどは自分たちで行う。交代はもちろん、ゲームプランを考えたり、タイムアウトや戦術変更なども、すべて自分たちで行う。ベンチにはコーチングスタッフはいない。

西日本インカレのメンバー選考も兼ねているので、ゴリゴリのバチバチの熱いプレーの連発だった。


そして、今回も作取監督の粋な計らいでMVP、ベスト7、ベストディフェンダー、ベストレフリーなど、個人賞も準備されている。こんなの燃えるやん。燃えたぎるやん。

チームA(1位通過)vsチームB(2位通過)のファイナルは前半を終えて13-13の同点。最後までどちらも一歩も譲らない大接戦を1点差で制したチームBの優勝で幕を閉じた。2位通過のBチームの逆転優勝。

チームA 30(13-13 17-18)31 チームB

自分のプレーに必死になっている1,2年生もいる(それでいいと思う)。少し余裕が出てきて、自分のこと集中しつつ両隣をフォローしながらプレーする3,4年生(中には、自分のアピールに徹する3,4年生もいる。それはそれでいいと思う)。

指揮官的な視点を持って、2~3手先まで読んで全体を統率しながらプレーしている上級生もいる。試合が終わってから「あの時って何をやろうとしていたの?」とか「何を考えていたの?」とか質問すると自分の言葉で教えてくれる。

なるほど、将来「指導者になるのも面白そうや」とか思いながら聴かせてもらっている。

言うまでもないが、細かな技術練習、部分練習、フィジカルトレーニングなども重要。

フルゲームにしている意味。30分前後半のフルゲームだからこそ得られるものがある。勝敗の行方がラスト5分きっても分からない試合。その中で勝敗の責任を担いながらコートに立つ。喜びを爆発させたり、励ましたり、時には不甲斐ない自分やチームメイトのプレーに憤ったり、怒りをぶつけたり、弱気な自分が現れたり、色々。

この世代で勝敗の行方が見えない試合を年間何試合できているか?そして何試合、そのコートに立ってプレーできているか?公式戦や国際試合でその経験を積めるに越したことは無いが、現実的にはまだそうでは無い。フルゲームだからこそできる経験。

リーグ戦にしている意味。1試合だけではなく、勝って負けても次の試合への準備がある。一定期間戦うので、体調管理や、相手チームの研究、自チームの修正なども必要になってくる。リーグ戦を通して、いいコンディションを保ち、再現性を持って良いプレーを数多くできるか?こういうのはリーグ戦だからこそできる経験。

世界を見渡せば、同世代の選手たちは生活をかけて、こういう経験(フルゲームやリーグ戦)を年間通してやっている。クラブレベルでも、ナショナルチームレベルでも。

Cリーグの決勝戦前にはちゅとらも駆けつけてくれたのだ。

というような第2回Cリーグやった。



東海学生ハンドボール選手権大会 2023

[ 2022~ 中部大学日々 ]


先週末6月17日、18日は東海学生ハンドボール選手権大会が開催された。コロナもあって数年ぶりの開催とのこと。

【東海学生ハンドボール選手権大会】

【この大会の特徴】
・各チームから複数チームのエントリーが可能
・1日日に5チームによる1次リーグ戦が5組(A組〜E組まで)
・2日目に5チームによる2次リーグ戦が5組(1位リーグ〜5位リーグまで)
・試合時間は25分

ってことで、中部大学は1.2年生の混成チームを2チーム作ってエントリーした。僕は中部大Bを担当。

6月17日の1次リーグはB組、試合会場は大同大学。

09:30~ 中部大B 14-13 大同大A
10:50~ 中部大B 19-5 名工大
12:35~ 中部大B 14-12 愛教大A
14:20~ 中部大B 25-9 東学大

1試合目、3試合目はずっと追いかける展開だったけど、粘って粘って逆転に成功。なんとか4戦全勝でB組を1位通過。

公式戦に出場すること自体が初めての学生も多数。ほぼぶっつけ本番のメンバー構成だったけど、プレーしながら自分たちで微調整して合わせていくのを楽しんでいた。ギリギリの展開の中で勝利できると自信に繋がる。みんな、いい顔でハンドボールしていたな。

6月18日の1位リーグの試合会場は中部大学メインアリーナ。帰ってきたぜ、ホームに。

09:30~ 中部大B 4-15 大同大C
11:25~ 中部大B 15-10 中京大A
13:10~ 中部大B 14-15 中京大B
14:55~ 中部大B 20-16 名城大A

初戦の大同大Cには手も足も出なくてフルボッコにされた。この後が大事。このチームのキャプテン平野を中心にファイティングポーズを取り直して、次戦に勝利。3試合目はリード保って終盤を迎えたが、最後にサヨナラゴールを叩き込まれて悔しい敗戦。ヒリヒリした展開でコートに立ち、そんな中でシュートを決めたり、外したりする。喜び、悔しさ、憤り、そんな中でしか経験できないことがある。

この時点で3戦1勝2敗。

4試合目が始まる前に、4戦全勝で大同大Cの1位が確定。ってことで、ラストの名城大A戦に勝利すれば2勝2敗で2位の可能性が出てきた。

急造メンバーでの8試合目。このメンバーでやるのもラスト。

最後の名城大A戦に向けて、自分たちでミーティングをしてゲームプランを確認していた。どんな状況下でも、目の前のことに集中して、最善の準備をする。こういうの本当に大切。

ラストマッチは序盤から得点の取り合いが続いた。ノーガードの殴り合い。デンプシーロール(なんのこっちゃ)。DFが修正出来ないまま試合は進んだが、最後の最後まで得点を奪い続けて4点差で勝利。終わってみれば1位リーグは4戦2勝2敗(2位)。

課題も収穫もあった2日間。

試合時間から逆算して、どのタイミングで栄養補給して、どのタイミングでW-upをどれくらい入れるか?ある程度を事前に計画を立てて、自分たちでその場で微調整しながら8試合を戦っていた。タイムテーブルを見ても分かるが、両日ともにちゃんとした昼食をとるのが難しいスケジュールだった。当日の朝食や夕食、睡眠時間(就寝時間)、そこまで予め考えて、25分×8本の試合に集中していく。

試合なので、徹底的に勝利は追求する。準備を含めて、自分たちで何をどれくらいできるのか?(何ができないのか?)を見守りながら、ベンチに入っていた。1年生のマネージャーもドキドキしながら、ベンチに入ってスコアを一生懸命とっていた。

勝敗、成長、感情、性格、影響ってのは「ゴール系団体ボールゲーム」の醍醐味だと思う。

勝利を徹底的に追求する。その為には、お互いの性格や感情を共有して、お互いに影響を与えながらコミニュケーションをとる。

コミニュケーションって言うのは、言語だけではない、目線、ジェスチャー、身振り手振り、感情、使えるものを総動員して、自分の意図や意志を伝える。相手の意図や意志を感じ取る。

そうすることで、成功する可能性を高まる。再現性のある成功が増えることで勝利は近づく。プロセスを大切にして勝利を追及することで、チームとしても個人としても成長していく。

と僕は思っている。

今回は1.2年生が試合に集中できるように3.4年生がサポート役に徹してくれていた。試合のオフィシャル、モップ、レフリー、写真&動画撮影など、もちろんプレーで気がついたことはコートサイドや試合の合間にアドバイスをしてくれていた。

いろんな意味でスポーツ、試合、大会というのは個人やチームを成長させてくれる。