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2022東海学生秋季リーグ戦

[ 2022~ 中部大学 ]

10月2日(日)17時45分、東海学生秋季リーグ最終戦。対戦相手は大同大学。春季リーグでは勝てなかった相手。勝てば優勝、負ければ4位。4年生と共に闘うことができる最後の秋季リーグ。気合いみなぎる学生たち。

最終戦から一週間前に少し話を戻そう。

ちなみに9月25日試合開始前の時点の上位4チームの成績。まさに横一線。

名城大学 6戦全勝
大同大学 6戦全勝
中京大学 6戦全勝
中部大学 6戦全勝

いよいよ上位4チームの直接対決が始まる。

9月25日(日)9時30分、東海学生リーグ第7戦。対戦相手は名城大学。西日本インカレの王者。

中部大学 23-26 名城大学

ここまで共に6戦全勝同士。西日本インカレの準々決勝で大敗した相手に後半終盤まで優勢に試合を進めたが、最後の最後で逆転を許し3点差での敗戦。ラスト5分までリードし続けただけに悔しい敗戦だった。これで7戦6勝1敗。

9月25日終了時点の上位4チームの成績。

名城大学 7戦7勝
中京大学 7戦7勝
大同大学 7戦6勝1敗
中部大学 7戦6勝1敗

春季リーグ9試合、西日本インカレ4試合、ここまでの秋季リーグ6試合を通して、今回の名城大学戦が初めてラスト5分を切っても勝敗の行方が分からない試合だった。学生たちにとって、今シーズン、このチームの公式戦でこういうタフな試合展開は初めての経験だった。

自分たちで対戦相手を分析し、対策を考えて、練り上げたゲームプランで試合を進める。その中で相手とやり取りをしていく。そこがあるから最後の最後まで勝敗の行方が分からない試合展開に持ち込めるようになってきた。西日本インカレではそこまでに至らなかった。

お互いに準備してきたことを出し合ってプレーする。最後の最後まで勝敗の行方が分からない試合展開。その先にスポーツの醍醐味が詰まっている。ギリギリのところで自分を信じて何ができるか。そこからどうやって勝点を取り切るところまで持っていくのか。ようやくここまできた。

それを踏まえて最終週の2連戦に向けて丁寧に準備を進めた。

10月1日(土)16時00分、東海学生リーグ第8戦。対戦相手は中京大学。試合当日にバスに揺られて静岡入り。場所は草薙総合公園体育館。

中部大学 32-31 中京大学

前半立ち上がりから、リードを許す苦しい流れが続いた。学生たちは「今は我慢だ。我慢。」とお互いに頷きあっていた。我慢して食らいつき後半序盤に逆転。その後も両者譲らない一進一退の攻防が続く。最後まで勝敗の行方が分からない展開の中で「ここだぞ、ここだぞ。この時間帯の練習やってきたぞ。」とコートの中もベンチも、声を掛けあい勝利を掴み取ることができた。ベンチ入りが叶わなかった応援スタンドの仲間、静岡まで応援に駆けつけてくださったご両親たちも一緒になって掴み取った1点差の勝利だった。

10月1日終了時点での成績。

中京大学 8戦7勝1敗
大同大学 8戦7勝1敗
名城大学 8戦7勝1敗
中部大学 8戦7勝1敗

最終日を迎える時点で上位4チームが横一線の状態。4チーム全てに優勝の可能性が残されていた。

10月2日(日)11時00分。チームミーティング。前日の中京大学戦の簡単な振り返りと大同大学戦に向けての最終確認を行った。作取監督からメンバー発表を終えて、一旦解散。

同日、16時10分、試合会場前で再集合。15時00分から始まっている名城大学vs中京大学の行方をインスタライブ中継でチェックする者、自分のことに集中して黙々と準備を進める者。

激闘を制し中京大学が名城大学に勝利。これで中部大学は最終戦に勝てば優勝、負ければ4位という状況になった。あとは掌の上にあるものを掴み取るのみ。

16時30分、会場入り。
16時55分、ウォーミングアップ開始。
17時45分、大同大学戦、試合開始。

中部大学 26-28 大同大学

勝てば優勝が決まる大一番。前半を終え3点差を追いかける展開でハーフタイムへ。作取監督と共に戦術面の再確認を促す指示。それを元にコミニュケーションをとる学生たち。「明日じゃない、試合後じゃない、やるのは今、ここでや、後半30分に全てを出し切ろう」と声をかけあう学生たち。後半粘りに粘って一時逆転に成功。その後もがっぷり四つの展開が続く。しかし最後に力尽きて2点差での敗戦。タイムアップと同時に泣き崩れる学生たち。秋季リーグ戦は9戦7勝2敗で幕を閉じた。

10月2日、全日程を終えての上位4チームの成績。

中京大学 9戦8勝1敗
大同大学 9戦8勝1敗
名城大学 9戦7勝2敗
中部大学 9戦7勝2敗

中京大学の皆さん優勝おめでとうございます。熱い熱い2022年度秋季リーグに関わってくださった全ての皆さん本当にありがとうございました。

<2022年度 東海学生秋季リーグ戦結果>

中部大学 29-20 岐阜大学
中部大学 31-20 南山大学
中部大学 37-23 愛知大学
中部大学 26-22 岐阜聖徳学園大学
中部大学 37-23 朝日大学
中部大学 28-21 愛知教育大学
中部大学 23-26 名城大学
中部大学 32-31 中京大学
中部大学 26-28 大同大学

泣いても笑っても、インカレまでちょうど1ヶ月。まだまだこんなもんじゃない。個人としても、チームとしても成長していこう。



秋の北陸電力BT

[ 2022~ 福井県スーパーアドバイザー ]

9月12日、13日と福井県スーパーアドバイザー事業として、古巣の北陸電力ブルーサンダーへ足を運んできた。

社会人選手権前以来だったので、楽しみにしていた。

今回、チームからのリクエストは攻撃。3種類の2on2をキーワードにして攻撃を整理した。

少しだけ補足すると3種類の2on2とは、PVが2人のDFの間にいる2on2(PV inside)、PVが2人のDFの外にいる2on2(PV outside)、PVが関与しない2on2(No PV)のことである。

例えば6:0DFのRBの下の23枚目の間にPVがいるとする。そうするとRBにとっては2on2 (PV inside)、CBにとっては2on2(PV outside)もしくは2on2(No PV)、LBにとっては2on2(No PV)になる。同じ攻撃のオープニング、PVの位置でもどこのポジションから攻め出すかによってどんな2on2になるかが変わってくる。

昔、北電ジュニアで指導していた子が高校生になっていて笑顔で挨拶しにきてくれたり、元チームメイトが反対のコートで自分の子どもと一緒にハンドボールの自主練習していたり、懐かしさを感じた。



日韓定期戦2022 ~初エントリオは解説~

[ 2017~2021 おりひめJAPAN日々解説 ]

2022年9月4日は日韓定期戦@エントリオだった。

前回の日韓定期戦はコロナ渦前、おりひめジャパンのベンチの中にいた。ウォーミングアップを終えゲーム前に国歌が流れる。肩を組む坊主頭が3つ。コートに立つ決戦前の選手たち。

月日は流れて、今回の日韓定期戦はまさかの解説席にいた。新生おりひめジャパンの解説のためである。元々、今回は一観客として初エントリオを満喫してやろうと思っていたが、日本ハンドボール協会から依頼があって解説をさせて頂くことになった。

日韓定期戦当日。朝起きて、朝飯を食って、洗濯物を干して、掃除機をかけて、頭の上にあるお皿ではないお皿を洗って、SNSなどで日韓定期戦に関する投稿をして、妻が作ってくれた軽食を持って、エントリオに向かった。

道中、悪友の吉田耕平(U-21男子日本代表GKコーチ)から「今どこや現地で待っている」と連絡あり。

12時15分頃には会場周辺に着いた。最寄りのコンビニで北電ジュニアで少し一緒だった親子にバッタリ会った。福井から日本代表の試合を観に来るんやなぁ。

12時30分頃、エントリオに無事到着。会場入り口付近には、中部大学ハンドボール部の学生たちの姿もあった。受付をしていると日本代表デビュー戦の林美里(三重バイオレットアイリス)のご両親が話しかけてきてくれた。ほんまに応援しているリンらしく、ガンバレ!!!

そうこうしていると係りの方が解説ブース周辺に案内してくださった。石井さん(動画時代)らスタッフの皆さんに挨拶をしていると彗星ジャパンの試合が近づいてきた。彗星ジャパンのベンチにはアンテック(東京五輪の時は男女GKコーチ、世界No1GKのランディンの師匠)の姿もあった。

男子の試合のハーフタイムに悪友吉田と合流して5分程談笑。控え室周辺で、あっつんさん(三重バイオレットアイリス高井さんの相棒)と嬉しい再会。

ちなみにこの画像はあっつんさんがわざわざ解説者席周辺まで写真撮りにきてくれた。やさしさ溢れる写真なのだ。今思えばあっつさんとも一緒に写真撮っておけばよかった。次回は是非。

試合の方は、後半一気に韓国を突き放した彗星ジャパンが25-19で勝利した。男子の試合の解説をしていたベイグくん(ジークスター東京、相変わらずナイスガイ)と握手をして解説交代。

遠目でアンテックの写真を撮って、デンマークにいるウルリック(おりひめジャパン前監督)と嘉数ヨースケ(おりひめジャパンの元敏腕アナリスト)に送ったら二人とも「Poland Mafia」って爆笑していた。試合後にアンテックも写真に気がづいて、ネット上で「勝利おめでとう&ありがとう」って。

韓国女子代表の新監督のキムとアンテックがコートで談笑してた。ウルリックと一緒にやっていた頃、彼はハンガリー代表の監督をしていたのだ。当然、キムとアンテックは旧知の仲。

少しだけ女子の試合の打合せ。打合せを終えて試合会場で顔見知りの皆さんと挨拶&談笑。JHL勢のスタッフの皆さん、選手の皆さんなどなど、みんな寄ってたかって冷やかしにきてくれた。(あ、ありがとう)

まあ、当然新リーグや男子大学生はどうよ。って話になるよね。時間に限りがあったので、会場をぐるっと回るのが精一杯。

15時25分、解説席に集合。15時35分放送開始。目の前でおりひめジャパンの選手たちがウォーミングアップをしている。ユニフォームを身に纏った両チームの選手たちが入場してきた。国歌が流れる。いよいよ新生おりひめジャパンの国内デビュー戦が始まる。

16時試合開始。韓国は5:1DF、日本は6:0DFでスタート。代表デビュー戦の林美里はLWでスタートからコートに立っていた。立ち上がりこそ、韓国にリードを許すものの、要所で7人攻撃を巧み使い、韓国の5:1DFを6:0DFへと戦術的に押し込んだ。前半は12-13の1点ビハインド折り返し。後半入って少しずつ点差が開き最後は19-25での敗戦。

試合後ももう少しだけ放送は続いたが、何とか無事に解説を終了。それにしても今回もカミまくった。放送中にもコメントしたけど、数日後に韓国に場所を移して第2戦がある。移動もあって大変だと思うけど、頑張ってきて欲しい。

試合後に帰り支度を済ませて、コートサイドで必要書類に記入していると、試合を終えた林美里が偶然コートに戻ってきた。久しぶりに少し話をした。相変わらずおでこ光っていた。代表デビュー戦、残念ながら勝利は出来なかったけど、彼女の頑張っている姿を観て誇りに思う。母校の岡本大監督もさぞ喜んでくれたやろうなぁ。

会場を後にする頃、もうお客さんたちは殆ど居なくなっていた。少しずつ撤収作業が始まっていた。準備する人、試合する人、観に来る人、配信する人、片付ける人がいる。試合を成立させる為に本当に多くの人が関わっている。

エントリオ。欧州って言うても、色々あるけど、箱の中はあっちの雰囲気に似ていた。選手はあの会場でプレーがしたくなるやろうなぁ。

という、初エントリオ。



2022西日本インカレ@山口

[ 2022~ 中部大学 ]

8月10日〜14日の間、西日本インカレに出場してきた。結果はベスト8。予選リーグを3戦全勝で1位通過し、決勝トーナメント進出。準々決勝で名城大学に敗れた。ベスト8に勝ち進んだことで、全日本インカレの出場権を獲得することができた。

決勝戦は名城大学と大同大学との東海勢対決。ベスト8で中部大学を退けた名城大学が初優勝を飾った。名城大学の皆さんおめでとうございます。

新型コロナの第7波の中でも滞りなく大会運営をしてくださった皆さん本当に有難う御座いました。こうしてチャンピオンシップに準備をして、現地に入って大会を戦っていくことでしか見えてこないことがある。

春季リーグ戦とはまた違う。自宅ではく、ホテルに宿泊して、毎日試合がある。リーグ戦を勝ち上がってのトーナメント戦。

勝っている時、上手くいっている時には見えてこなかったこと、薄々気づいていたけど後回しにしていたこと、ギリギリの状態、苦しい状態になった時に見え隠れする素の部分。

今回の西日本インカレの準備と本番で起きたこと、今の自分とチームとちゃんと向き合う。今、もう一つ成長できるいい機会だと思う。

昨日からチームの活動は再開。今度は秋季リーグ戦に向けて。その後は直ぐに全日本インカレ。4年生とできる最後の2ヶ月。中部大学ハンドボール部の一員として、誇りを持ってやっていこう。コツコツと。凡事徹底。

<予選リーグ>
8月10日(水) vs近畿大学
中部大 〇34(18-9,16-7) 16● 近畿大

8月11日(木) vs松山大学
中部大 〇32(17-8,15-9) 17● 松山大

8月12日(金) vs天理大学
中部大 〇28(12-11,16-8) 19● 天理大

<決勝トーナメント・準々決勝>
8月13日(土) vs名城大学
中部大 ●27(12-16,15-17) 33○ 名城大



7月中盤以降の話。JHLtv解説やらメカルやら。

[ 2022~ 中部大学 ]

今日から8月スタート。15週に渡った講義も終わって、今は試験期間。試験期間が終われば学生たちはいよいよ夏休み。ハンドボール部は8月10日から西日本インカレが開幕する。

少しだけ7月の振り返り。

7月2,3日と国体成年男子3チーム(鹿児島、富山、三重)と中京大学とのトレーニングゲーム。翌週の7月10日に東海大学付属諏訪高校、関西大学北陽高校が来てくれた。この時は1,2年生がメイン。

この辺りは以前のブログでも触れた通り。

そうこうしていると、新型コロナの第7波。ハンドボール部は7月13~20日まで活動自粛。7月21日から活動再開。

7月23日はJHLtvの初解説。対戦カードはHC名古屋vsイズミメイプルレッズ。カミカミモンスター(イズミの榎曰く)なのに、解説。案の定、盛大にかみまくってきた。

実況の石黒アナウンサーのお陰で何とか1試合乗り切った。

事前準備として、両チームの直近2試合ずつを観て、解説本番に臨んだ。人も戦術も変えながら戦ったHC名古屋。人を変えながら、同じ戦術を貫いた(ように感じる)イズミ。今回はイズミの勝利。点差以上に見応えのある試合だった。

試合前の選手個人個人のWupにも注目して観ていた。HC名古屋の高宮選手のWupは非常に興味深い。機会があったら、どんなことを意識して(チェックしながら)やっているのか、聴いてみたいですな。

試合会場で声をかけて下さった皆さん、画面越しにハンドボール観戦して下さった皆さん有難うございました。

まさかのアナリスト席で仕事をしている工藤くんの真上でJHLtvの解説とは…

工藤くんもワカナ(榎)も元気そうやった。一緒に仕事をした仲間との再会や頑張る姿を観るのは嬉しい限り。

7月31日、最終日。関西学院大学&TeToTeとのトレーニングゲーム。

関西学院大学&TeToTeの監督と言えばメカル。久しぶりのメカル。いつものメカル。マシンガントーク炸裂。

メカルとは初めてあったのは2007年やったかな。コザ高校@沖縄で講習会をしていたら当時、筑波大学だったメカルからミクシィ経由で連絡がきた。教育実習中やったんかな?「僕も行っていいですか?」って。

時は流れて、僕が北陸電力、メカルがトヨタ車体の時に選手として対戦。その後、彼はハンガリーリーグで得点王。日本代表でも活躍。そして講習会でも大活躍。完全に時の人。そう言えば、何回かメカルチャンネルにも呼んでくれたなぁ。

そうこうしていたら、今度はメカルが北陸電力に入団。おおっ〜〜って思っていたら、今度はオムロンのコーチになって、今度は指導者として対戦。これも面白かった。と思ったらメカルは関西学院大学でリスタート。

で、今回。今度はお互いに男子大学生と一緒にハンドボールをやっている。わからんもんやね。

そしてまさかのTeToTeに三馬小学校の後輩がいた。石田くん頑張ってね。

7月になって、中部大学ハンドボール部のブログを選手が交代しながら更新するようになった。まだまだ手探り状態だと思うけど、継続は力なり。

長男は夏休みになって、毎日プール三昧。水中メガネの日焼けでタヌキみたいになってきた。カポエイラもサッカーも楽しそうに頑張っている。

次男も一時預かりが開始。なんかよく喋るようになってきた。丸坊主の人を見るたびに「ダディ〜〜〜〜」って大声を出す。あかんがな。

それに伴って妻も漸く、ドレスの仕事を再開。櫛田家は何だかんだと楽しくやっている。(妻曰く、能天気なのはあんただけ)

西日本インカレまでいよいよ最終の準備。少しでもいい状態で本番を迎えることができるように最善を尽くそう。



おっとこまえ吉田耕平

[ 日々 ]

7月が終わろうとしている。春学期も終盤。レポートなど課題や期末試験などを終えると学生たちは長い夏休みが待っている。もうあと一踏ん張りと言ったところかな。

僕も15週の講義を終えた。健康科学とスポーツC(ハンドボール)の2つの講義を担当した。受講してくれた全ての学生に感謝しています。有り難うございました。

さてさて、ここからはハンドボールの話。ほとんど、いやいや丸ごと吉田の話。

7月15〜24日までバーレーンにて開催された第17回男子ジュニアアジア選手権でハンドボール男子日本代表U-21が初優勝を飾った。

中部大学からも中島遼也(2年生)が出場。予選ラウンド第1戦では、MOM(Man Of the Match)にも選出されるなど、左サイドの主軸として頑張ってくれた。

準決勝、決勝戦共にライブ配信を観させてもらったが、両試合ともにDF陣とGKの奮闘を感じた。奮闘というレベルを超越していた。

一人目が9~10m付近でハードに接触し、盾になる。そこから溢れてきたら、すかさず隣のDFがカバーにいく。意地でも中央突破を許さない。言葉で言うのが簡単だが、これを国際レベルで一試合、そしてここ一番で出しきるのは簡単ではない。至難の業だ。

中央のDF4枚はもちろん、両外を守る選手も含めて鬼気迫るDFだった。フリースローを取るたびに、雄叫びをあげながらガッツポーズする姿を何度も観た。

その背後でロングシュートやサイドシュートを止めまくるGK陣。GKが好セーブをする度にベンチで立ち上がって選手以上の熱量でガッツポーズをする吉田の姿があった。

話を少し2週間ほど前に戻そう。7月10日には東海大学付属諏訪高校、関西大学北陽高校が中部大学に来てくれた。吉田は関西大学北陽高校の監督をしている。

ハンドボール界の大悪友・吉田。

吉田とは2001年に日本代表βチームで初めて一緒になった。その後、僕がホンダからホンダ熊本に移籍し1シーズン一緒にプレーした。そのあと彼はアラコ九州(現トヨタ紡織九州)を経由してエストニアに活躍の場を移した。

家族を連れて。

プロフェッショナルとしてハンドボールで食っていく姿は最高に男前(おっとこまえ)やった。その吉田の影響を受けまくったのか僕も数年後に・ホンダ熊本を辞めてドイツへ渡った。

余談だけど、ドイツでチームを探す時に、植松さん(U21日本代表監督)にめちゃくちゃ助けてもらった。

その後、吉田は大崎電気へ。僕は北陸電力へ。今度は日本リーグで対戦することになった。吉田は僕よりも一足先に現役を引退し、母校の関西大学北陽高校へ。

僕も2015年から指導者になり、今はお互いに指導者として頑張っている。

三重バイオレットアイリスの監督時代も大阪での試合の際はちょいちょい応援してくれた。「俺は友だち応援するんじゃっ」ってほんまに応援してくれちゃう吉田。(これって結構すごいことだピョン)

その吉田は関西大学北陽高校と中部大学との練習試合を終えて「アジアチャンピオンになってくるわ」って言うて、其の足でU21日本代表合宿に向かった。GKコーチとして参加するためにである。

それから2週間後にバーレーンで本当に史上初のアジアチャンピオンになった。ベンチで顔を真っ赤にして、日本のGK陣に指示を出し、檄を飛ばす吉田。それに応える若き守護神たち。

かっこええわ。ほんまに。ありがとう。

よっさんおかえり、また頑張ろう。

写真は2006年5月@エストニア、チョコレートボーイズにて。

写真右が吉田。左から2番目が櫛田。



6月終了、45歳になりました。

[ 2022~ 中部大学 ]

あっという間に梅雨が終わった。怒涛の6月も終了。気がついたら45歳になっていた。SNSなどでお祝いメッセージを送ってくださった皆さんありがとうございました。

大学を卒業して20数年後に母校に戻ってくるとは夢にも思ってなかったけど、毎日元気に過ごしています。

あと数分で妻の誕生日。なんだかんだと、地球のどこに行っても一緒に頑張ってくれる。これで二人合わせて90歳。

さてさて6月29日に監督兼任選手として世界一にもなっているアルティメットの森さん(写真中央)が中部大学に来てくれた。僕も世界一になる瞬間を大阪で観ていた。今でも世界一が決まった瞬間のことを思い出す。森さんは高校時代ハンドボール経験あり。今回はビノベーションコーチとしてハンドボール部の学生たちへの指導がメイン。

まずは自分自身が自分のことを知る。これ当たり前のことだけど大事。その上で、自分のことをチームメイト、スタッフに知ってもらう。これからどんな変化や成長が出てくるのか楽しみだ。

7月2日、3日と中部大学に三県の国体チーム(富山、三重、鹿児島)と中京大学が集まってのトレーニングマッチを実施。

元日本リーグ選手のみんなも地元チームで頑張ってたなぁ。おっちゃん達は流石に2日目はへばってたなぁ。中部大学の学生も数名は地元チームと中部大学チームを行き来しながら、頑張ってたなぁ。経験豊富な藤田や今井の横で声をかけてもらいながらプレーさせてもらってきっと色々と感じたやろうなぁ。

三重国体がなくった後の三重(ホンダ)も、少人数ながらも頑張っていた。活動場所はJHLではないし、目標にしていた三重国体も無くなってしまったけど、ホンダの再現性を持ってプラスワンを作るハンドボールは健在だった。OBとしてもホンダの頑張りはいつもパワーを貰える。

みんな暑い中2日間本当におつかれさまでした。



春季リーグ戦を終えて4週間 

[ 2022~ 中部大学 ]

ここ最近の講義場所はメイングランド。サッカー、ソフトボール、フリスビー(からのアルティメット)、モルック、竹馬、ウォーキングなど学生たちは思い思いに青空のもとでスポーツをしている。スポーツそのものを楽しんで継続できる習慣がつくといいなぁと思う。

さて、ハンドボール部の活動に話を移すと5月中旬に春季リーグ戦(結果は準優勝)を終えて、4週間が経過した。春季リーグ戦後の一週間はオフ。オフ明けに春季リーグを振り返り&目標設定を行い、西日本インカレに向かって活動を再開させている。

8月中旬の西日本インカレまでは公式戦がないので、体つくりに力を注ぐことができる期間でもある。その為にはトレーニングも大切だし、食事や休養も大切だ。そんな中、栄養学の勉強をしている学生の皆さんに協力してもらって、選手たちへ栄養エクチャーの機会を持った。中部大学は一つのキャンパスに全学部が集まっているのが一つの強みでもある。ハンドボール部内で頑張ることはもちろん、こうやって学内連携を取りながら強化を図っていけるとええなと思う。

先週末6月11日、12日は中部大学に北陸電力ブルーサンダー(JHL)&大学生チーム(東海学連)、レフリー陣が集まってのテストマッチを行なった。新ルールの情報交換など含めて良い機会になった。チーム、個人としてテーマにしていることへ挑戦。上手くいったり、出来なかったり。全て成長への糧。何より自分の意志を持ってプレーすることが大切だと思う。

大学生はやっぱりJHL勢と対戦できることを楽しみにしていたし、実際にめちゃくちゃ刺激になっていた。成功しても、失敗しても、本当にええ顔してハンドボールしている。個人的には2on2(with PV)の攻守が面白いなぁと思ってみてた。事前の準備も踏まえて自分との戦いに勝った上で、相手と駆け引きして、やったり、やられたりって言うのはスポーツの醍醐味の一つだ。

やっぱり本気で勝負するってええよね。



古巣・北陸電力ブルーサンダーへ

[ 2022~ 福井県スーパーアドバイザーパートナー ]

5/27~29と久しぶりに福井に行ってきた。北陸電力ブルーサンダーからコーチング依頼を頂いたためである。このチームは自分自身が2009~2015年までの6シーズン所属した古巣でもある。何度もスタッフ陣と事前ミーティングを重ねた。今季のチーム目標やゲームモデルを教えてもらった上で、今回はハンドボールを3セッション、座学を1セッションの合計4セッション。

ハンドボールでは監督が志向するチーム戦術をより高いレベルで遂行するための、個人能力向上を主眼に置いたメニューが中心。頭も身体もフル稼動させてみんな頑張ってくれた。

座学では「目的と目標」「35歳、30歳、引退、2022年度シーズンの開幕、終了時にどんな自分でありたいか?」「福井を拠点に、このチーム、このメンバーで今シーズン、何の為にハンドボールをするのか?」を考え、話し合ってもらった。監督曰く、この座学が今回一番重要とのこと。

僕もこのチームで6シーズン(選手3年、コーチ兼選手を3年)、ハンドボールをさせてもらって、このチームの難しさややり甲斐は少しだけ理解できる。北陸電力ブルーサンダーは所謂、企業チームではある。しかし社員選手、社外選手、移籍選手、大卒、高卒、地元選手、県外選手など、働き方やバックボーンに多様性を持っているのがこのチームの特徴だ。

当時、みんなハンドボールへの想いを胸に秘めて色んなことをグッと飲み込んで日々を過ごしていた。本当に難しかった。でも、だからこそやり甲斐もあった。

一緒にプレーをしたことがあるのは当時高卒ルーキーだった藤坂キャプテン、大卒ルーキーだった須坂選手兼任監督の2名だけ。当時僕らの試合の会場設営や応援に来てくれていた顔ぶれが今やこのチームの主力でもある。前田、久保、西片、大谷、高森、山崎ら地元選手がそこにあたる。福井が地元ではないけれど、ハンドボールへの思いを持って県外からチームに加わってきたメンバーもいる。何度かハンドボールを続けること自体が困難になった選手もいる。

怪我で現在ハンドボールが出来ていない選手も含めて、みんなそれぞれに今の心境や福井県やチームに対しての熱い思いを吐き出してくれた。

今季チームが掲げた目標に向かって全身全霊で力を出し切ることができますように。福井を拠点に活動するこのチームで、志を持ったこのメンバーだからこそ。

素晴らしい機会を頂いた北陸電力ブルーサンダーの皆さん、何年もクリニックをサポートして下さっている日本シグマックス様、ファーストロンティア様、本当にありがとうございました。



インターハイ直前の高校生たちと

[ 2022~ 中部大学パートナー ]


5月21日、22日と高校生が3チーム、全国各地から春日井に集まってきてくれた。どのチームもインターハイ予選を控えた大切な段階。感染予防を徹底し、怪我には十分気をつけながら、最終調整を行った。

この世代は育成段階でもあるので、どのチームも勝敗に拘りつつ個人の成長を大切にしながら、チーム作りをされている様子だった。各チームの指導者の皆さんにもお話を聴かせて貰って勉強になる事ばかりだった。

チーム作り、将来有望な大型選手へのアプローチ、大学進学、7人攻撃に関してなどなど、ざっくばらんにいろんな話ができた。もちろん僕も色々と質問されたので、可能な限りで答えた。こういうの久しぶりで、なんか新鮮やったねぇ。

個人的には、どのレベルになっても1on1、2on2の攻守の解決能力の向上は必須だと考えている。色んなバリエーションで1on1、2on2のやり取りができる高校生を観ていると「いや〜ええなぁ、いいハンドボールやなぁ」って感じる。ちゃんと相手とやり取りができているのを観ていると嬉しくなる。

長年、こうした活動をご一緒させて頂いている日本シグマックスさんが今回もザムスト製品のアイスバッグを各チームにプレゼントしてくださった。本当にありがとうございます。

インターハイ予選、そして勝ち抜いた先のインターハイと怪我がないように全力を出し切って欲しいなぁ。今のこのメンバーでできる一瞬一瞬を大切して欲しい。

高校時代の恩師と現役の中部大学の学生が再開。思い出話に花を咲かせていた。こういうのも何かええよね。