ブログ&ニュース

琉球コラソン戦

[ 2013/2014 シーズン(北陸電力BT) ]

先週末は日本リーグの第15戦、琉球コラソン戦でした。

熾烈なプレーオフ争いを、湧永製薬、琉球コラソン、トヨタ紡織九州の3チームを行っていた先週末でした。

僕らの試合の一日前に、湧永製薬がトヨタ紡織九州に勝利して、自力で4位を決定づけたので、プレーオフの最後の切符は湧永製薬が手にしました。

その翌日に僕らは琉球コラソンとの一戦でした。

前半立ち上りはコラソンが3:3DF。中盤から6:0DFにシステムチェンジ。

僕らはオーソドックスな6:0DFと小兵の宮下の少しだけ前に出す変形の6:0DFを併用しながら試合を進めていきました。

この試合がデビュー戦になる新加入の須坂も前半の途中から出場し、初得点をあげるなど何とか5位のコラソンに食らいついていきました。

前半を終えて9-13の4点差。

ここ数試合の課題でもあった後半の立ち上りの連続失点もなく、後半も3〜5点差をキープしながら何とかコラソンについていきました。

しかし、後半15分までは16-19と3点差と、ここから何とか巻き返しをと思って戦っていましたが、ここからジリジリと点差を広げられていきました。

残り約10分で10失点。終わってみれば20-32の12点差での敗戦でした。

45分間は何とかゲームを作ることができても、残り15分で一気にゲームを壊してしまう。

『琉球コラソン戦 前半』 『琉球コラソン戦 後半』

泣いても、笑っても、残しはホームでの最終戦のみ。

今のメンバーで戦える最後の試合です。



さばスポ 〜ちびっ子大好きパスゲーム〜

[ さばスポハンドボールスクール ]

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筋トレしていたら、ジュニアの子達が「今日もコーチしてもらえるんですか?」って覗きにきてくれました。

筋トレを終えて、ちびっ子達のコーチでした。チームの瀬戸、宮下、池上、成田、廣瀬、須坂もそれぞれのトレーニングを終えた後に手伝ってくれました。

最近のみんなのお気に入りはパスゲームです。僕も毎回ルールを変えるています。子供達は同じ人数で半分に分かれます。ビブスありとなしチームです。

今回は北電の池上、宮下、成田、瀬戸の4人はフリーマンで常に攻撃役で違う色のビブスを着ています。

ボール保持者が相手チームの選手にタッチされたら相手ボールという簡単なルールで、そうならないように3歩、ドリブル、3歩の中で味方にパスをつないでいくって感じです。

制限時間内でパスを多くつないだ方の勝ち。フリーマンの4人がいるので、常に攻撃チームの人数が4名多いのがポイント。

小学2、3年生でもこのフリーマンがいることで、10以上パスが繋がることもあります。

少し慣れてきたところで、少し条件を加えます。同じ人へのリターンパスはなし。こうすることで、ボールをもらう前にフリーの味方を捜す為にみんな周りもキョロキョロしだします。

ボールをもっていない選手が、フリーになる為に動き出します。当然、フリーマン→ちびっ子→フリーマンという経路でのパス交換が出来なくなります。

そして次のルール、今回はオールコートでのタッチハンドでした。片側のコートで5回パスをつないだら、6回目は反対側のコートにパスをつなぐこと。同じコートで連続6回のパスをつないでも、それはNGで相手ボールなります。

このルールだけで結構ハードルが上がります。事実、フリーマンの中に連続で3回ミスったプリケツもいます。(本人の名誉の為に…)

子供達の方が、直に順応している感じさえありました。

最後の条件は、フリーマン→フリーマンのパス交換はなし。こうするとフリーマンも子供達へのパスの強度、タイミングをかなり考えて出す必要が出てきますし、子供達も困ったらフリーマンへパスということができなくなります。

こうして、少しずつハードルをあげて約20分程のパスゲームを入れてから、15分のミニゲームをやりました。

ちびっ子達は、今週末に愛知県で大会があるみたい。1年生から6年生までみんな試合があるみたいなので、頑張ってきて欲しいですね。

さばスポアスリート派遣事業の2013年度版は来週で一先ず最終回です。新年度も継続できるといいなぁ。

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手伝ってくれた、須坂、成田、池上。



トヨタ車体戦&トヨタ自動車東日本戦

[ 2013/2014 シーズン(北陸電力BT) ]

先週末は日本リーグ東北シリーズでした。

2月8日(土)は岩手県花巻市で現在首位のトヨタ車体との一戦。

前半20分までは7−7の同点と。その後連続失点もあり前半終了時は11-15と4点差をつけられて折り返しました。

後半の立ち上りからは、一気に突き放される展開になり終わってみれば18-34の大敗でした。

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翌日2月9日(日)、場所を宮城県に移してのトヨタ自動車東日本との一戦。

立ち上りから相手チームの得点源の選手を徹底マークし、粘り強く食らいついていきました。前半を終えて12-14の2点ビハインド。

ハーフタイムの控え室内も、「今日こそ勝って帰ろう」と全員で円陣を組みました。

後半の立ち上りに4連続失点を許し、12-18の6点差になったところでタイムアウト。

後半早い時間帯でしたが、DFシステムを3:2:1DFに変更し、攻撃での攻めどころ再度確認しました。

タイムアウト後に負けじと4連取で、16-18の2点差に盛り返し、その後は一進一退の攻防が続く、我慢の時間帯。

そして後半19分には21-22の1点差まで詰め寄りました。ここからも更に1〜3点差の展開が続きますが、あと少しのところで同点に追いつけません。

残り時間もわずかになり、この試合の最後のタイムアウトを後半26分に請求、この時点で23-26の3点ビハインド。

残り4分弱のDFとOFを統一し、最後の円陣を組みました。

直後の7人攻撃が成功し、残り3分40秒で24−26の2点差。

しかし、この24点目が僕らのこの試合での最後の得点になってしまい、結局24-29の5点差で敗れました。

この一戦にと、全員で闘いましたが、まだまだ力が足りませんでした。

北電 24(12-14 12-15)29 トヨタ自動車東日本



さばスポ

[ さばスポハンドボールスクール ]

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昨日も自分のトレーニングの後にさばスポ。アスリート派遣事業で子供たちとハンドボールしてきました。

チームメイトの切越&廣瀬も手伝ってくれました。ありがとうね。

さあ、今日は日帰りで富山出張です。



「職業講座講師」@鯖江中学校

[ さばスポハンドボールスクール講師 ]

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昨年に続いて福井県内の鯖江中学で職業講座の講師をさせて頂いてきました。

僕はスポーツ選手として。僕の他には保育士、看護師、歌手、番組プロデューサー、お菓子屋さん、自動車修理屋さん、眼鏡メーカー、美容師、警察官、消防士、プログラーマーの皆さんが講師にきていました。

合計で12職種だったかな。

警察官がいると、なんでか緊張しますね。別に悪い事してないのに…

中学1年生が自分の興味のある講師の話を2つ選択して聞いて周るという感じだと思います。

こんな感じで1コマ35分×2回で進めていきました。

①自己紹介(これまで移ってきたチーム、今の一日のスケジュール、一週間のスケジュールの紹介など)

ハンドボールの映像を紹介(自分のプレーを編集したDVDを見てもらいました。嘘みたいな話ですが、背番号20番の茶髪&パーマ頭が僕です。今とのギャップにみんな釘付け…)

③僕の中学、高校、大学、ホンダ、ドイツでの話
いよいよ、ここから本格的な話のスタートです。まず最初に、僕は生徒にこんな話をしました。

「ここにいるみんなは運動部に入っている子が多いって聞いています。本気でスポーツで飯を食っていこうと考えている子、もう既に明確な目標をもっている子はいるかな?」

一人の子がピンと手を挙げて「福井国体に出て活躍したい。」

「おお、凄いな。僕も福井国体目指しているよ。一緒に頑張ろうな。」

「じゃあ、多くのみんなは運動部ではあるけど、スポーツで飯を食っていくとか、オリンピックに出たいとか、そこまでは考えていないってことやんね。実は僕もそんな子供でした。」

「これからする話は、スポーツで飯を食っていこうと思う子にも聞いてもらいたいし、運動部にいるけどそんな事までは考えていないみんなにも聞いてもらいたい話です。」

こう伝えてからスタートしました。

まず、生徒と同じ中学生の頃の僕の話。この頃は野球部だったことにみんな驚いていました。

高校でハンド部に入ったけど、別にハンドボール選手を目指してやっていた訳じゃなく、授業が終われば部室でジャンプやマガジンを読んで、カラオケやボーリングに行く、試合前に少し練習をする。そんな感じだったと話しました。

どこにでもいるごく普通の、中学生活、高校生活で、赤点もとったし、雨降って部活なくなれって思っていた、そんなほんまに普通の子供だったと…

高校でハンド部を引退して、「ああ、このまま何でも適当にやっていていいのかな?」その事に気づけて、大学から本気で何かに打ち込んでみようと決めて、その対象がたまたまハンドボールだったことを話しました。

大学1年生時はユニフォームを畳んだりと下積みばかりでレギュラーになれたのは4年生の時。大学4年の時には普通に就職活動もしていた事もそのまま話しました。

運良く、当時日本リーグ王者だったホンダに入れたら、世界的な名手のストックラン(元フランス代表)とポジションが重なって「ありえない話だけど、一日24時間以上練習しても勝てない」と圧倒的なレベルの差を感じた事。

でも毎日が世界一の選手とのポジション争い=世界一の経験ができるんだという気持ちを奮い立たせて練習に取り組んでいた。その経験が今に活きている。

ストックランを見ていて、自分もプロ&欧州でやってみたいと気持ちがシフトしていった事。それは28歳の時だった事。世界一(ストックラン)に触れた経験を子供達に話しました。

「だけど欧州に、そしてプロにどうやってなるのか?分からなかった。代理人が誰なのか?どこにいるのかも分からない。そんな状況だった。その時に僕がとった行動は実は、今のみんなでも本気になればできる行動だったんだよ。」

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「最初にみんなに観てもらったハンドボールのDVDは、僕が自分で編集したDVDやねん。このDVDを知り合いや知り合いの知り合いをたどって欧州のチームやハンドボール関係者に送って見てもらった。言葉は分からないけど、映像ならわかるやろうと思ったからね。」

「欧州のチームのHPを検索して、英語の辞書を片手にどこに連絡すればいいのか?チームはどこにあるのか?とかを探したり、Eメールを送ったりした。そして、連絡をくれたチームの練習に参加させてもらった。」

「2週間くらいエストニア、スウェーデン、ドイツへハンドボールの旅に出た。夜行列車でスウェーデンからデンマークを抜けて、ドイツにいって練習参加したり、時には駅のベンチで始発まで寝たりしてね。」

「僕の英語はThis is a pen.くらいの赤点レベル。でもそうやって色んな人に協力してもらって何とかチームを探して、練習に参加させてもらって、契約交渉して、欧州でプロとしてのスタート地点に立った。(本当はもっと色々とあったけど…)」

「契約の話とかは難しいとしても、DVDを作ったりインターネット&メールをするこれは本気になればみんなでも出来るよね。」

「生きるを伝える(テレビ東京系)」を見てもらう
ドイツで1年目に運良く優勝できて、2シーズン目の左膝の脱臼、そこから今に至るまでの映像を見てもらいました。

⑤怪我をしてから&今の話
怪我をしたときの話や、そこからは常に引退が頭にあること、リハビリしたときの話、もう一度チームを探すときの話、今の気持ちを話しました。

⑥まとめ&振り返り
日本一のチーム(ホンダ)でやれた経験、ドイツでプロでやれた経験、怪我と向き合った経験、今仕事をしながらコーチ兼任選手をしている話などのハンドボールの話が印象にのこっているかもしれない。

だけど僕もスタートはみんなと同じ、何処にでもいる普通の部活をしている子供だった。

「人はごまかせたりできても、自分に嘘はつけない」「自分の人生には自分が一番本気になろう」そういうことの方が覚えていて欲しい事。

「そのことさえ大切にしていればスポーツ選手にもなれるし、どんな仕事でもできるし、仕事をしながらスポーツも続ける事が出来ると思う。」

「だから今、みんながやっている英語の勉強も、日本&鯖江の歴史を知っておくことや、仲間と協力すること、部活を頑張ること、それらに悩むこと、全部意味があることやし、大切な事なんやで。」

そんな事を真剣に話してきました。

⑦生徒からの質問
みんなここぞとばかりに質問してくれました。

「休みの日は何をしていますか?」
→料理、読書、旅行、あと子供達のコーチなど

「一日何時間くらい練習しているますか?」
→チーム全体の練習は2時間〜2時間半くらい、けどそのあとに自主練習や筋トレ、体をケアしている時間、ハンドボールに費やす時間って考えると一日6、7時間。

「ハンドボールの事、それ以外でも普段から大切にしていること、意識していることはありますか?」
→一日一日、一回一回を全力で精一杯やること、あと誠実に生きること。

→あとこれはみんなにはちょっと難しいかもしれないけど、自分のプレーはもちろん、行動、取り組み、発言など全てが未来のスポーツ界、ハンドボール界、日本、子供達にちょっとでもプラスになって欲しいって思っているのかもしれない。

→だから、今日ここでみんなの前で講師をさせてもらう事も、少しでもみんなに何かの気づきやプラスになればと思って話を考えてきたし、今もそう思って話をしている。それこそもしかしたら10年後、20年後にみんなの中から、未来の子供達講師をする人がでるかもしれないと思って話をしています。

こんな感じで真っすぐな質問に直球で答えました。

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昨年に引き続き、2回目の職業講座講師でしたが、こっちの方が良い経験させてもらっていますね。子供達の真剣な眼差しは凄いパワーでした。

講師控え室、雪が振り出したので早めに出発したら、一番乗りでした…



トヨタ紡織九州戦

[ 2013/2014 シーズン(北陸電力BT) ]

トヨタ紡織九州との一戦を終えて昨晩深夜佐賀から福井に戻りました。

北電 28(16-21 12-12)33 トヨタ紡織九州

5点差での敗戦でした。

前半の中盤に6連続失点を許し、その点差を終始追いかける展開でした。

後半の中盤と終盤に2度、2点差に追い上げる機会がありましたが、1歩というよりは2歩、3歩及ばず最後にもう一度突き放されての敗戦でした。

前半、紡織のアップテンポの展開で紡織のカウンターアタックから12失点。ここを防ぐことをこの試合の一つのテーマにしていたのに、前半はこの部分が出来ていなかった。

後半はその部分が、少し改善されましたが、前半付けられた5点差を追いつくことは出来ませんでした。後半も我慢して、食らいついていってゲームを壊さずに、残り2分で2点差まで追い上げたのですが…

そこからがまだまだ2歩、3歩あるなと言う感じです。

残り4試合、泣いても笑ってもあと20日間で今シーズンも終わりです。

一歩でも前に。



【第7回】左腕坊主インタビュー(全7回)

[ インタビュー ]
今日の練習でケガをすれば、その時点で僕は引退。
―― だからこそ1日1日を悔いなくファイトしたい。
これだけは譲れない点や大切にしてる点はありますか。
今日この練習行ってもう一度左膝をケガしたら僕はそのまま引退やと思うし、試合に行って、また左膝やったらそこで引退やと思うので、絶対に悔いを残したくない。

全力でファイトしたいから、ちゃんと準備をして、しっかりテーピングを巻く、ストレッチする、アイシングする、しっかり寝る、食べる、分析する、すべてのことを全力で準備して、練習なり、試合に臨むことと、もう一度ハンドやれていることを感謝したり、楽しんだり、そういうことだけは日々絶対忘れないようにしてます。

どういうときが楽しいですか?
試合中は当然ですが、戦力的に少し劣るけど、しっかりと準備をして接戦に持ち込めたとか、勝てたとか、そういう研ぎすましたような展開が大好きなんですよ。ハンドに限らず。ジャイアントキリング(大物食い・番狂わせ)じゃないですけど。コーチしていても、自分が選手していても、練り上げていく感じ、ぎりぎりの緊張感。そういうのがすごく楽しい。プレー中、勝利した瞬間も楽しいですが、そこに向かう課程も楽しいです。

やってるときも楽しいし、終わってから振り返るのも楽しいし、その前に準備してるときも、こうなったらこうなるからとか、ニヤニヤしてんのも楽しいし、もう本当に全部楽しいです。自分がプレーしてても楽しいし、教えてても楽しいし。こんなこと言ったら不謹慎ですけど、負けて悔しいのですら楽しいです。次こそ絶対に勝つぞって。

調子悪くてとか、けがの状態があまり良くなくて試合に出られないとしても、出れない悔しさを味わえることが楽しかったですね。

それは、リハビリでまったく自分の身体が動かなかった経験があったからこそ味わえる楽しさななのでしょうか。
それはあると思いますね。何か、「ありがたい」みたいな感じなんですよね。こうやってハンドさせてもらって、仕事もさせてもらって、普通にこうやって生活させてもらえて、三食食べられて、「ほんまにありがたい」みたいな。

だからって、勝たなくていいとか、やれてさえいればいいというのはまったくないです。負けたらむちゃむちゃ悔しいし、試合に出られへんかったらむちゃむちゃ悔しいし、全日本入って、オリンピック出たいわとか、そういう大きな目標は選手を続けている限りは持っています。それもあるけど、やっぱり「ありがたい」というのはありますね。

コーチとしても活動されていますが、その辺りの経緯を教えてください。
うちのチームでは2012年度のシーズンからコーチ兼任選手をさせてもらっています。また2006年に日本ハンドボール協会の公認コーチの資格を取ったんですよね。いずれは指導者になりたいというのは若いときからあったので、僕自身、専門の指導者にちゃんと教えてもらったっていうのは大学入ってからやったというのがあって、「若年層のときに専門的なことをちゃんと教わってたら、俺はどうなってたんやろう?」みたいなことをずっと思いながらハンドしてましたから。

指導者の人はこうやって言ってるけど、おれやったらこうやって教えるなとか。何でもできる子にはこうやって言った方がいいかもしれないけど、分からん子もおるから、その子にはこう言った方がいいなというのは、10代後半とか、20代前半ぐらいから、そういうのはいつも思ってたんですよ。そういうのもあって、24歳ぐらいのときから、時間と依頼さえあれば、小、中、高、大学生、なるべく顔を出して子供達一緒にハンドをしていました。

伸びる選手と伸びない選手の違いは、どんなところにあると思いますか。
自分自身がこうなりたいと思ってる選手は伸びるのが早いと思います。チームでも、選手でも、組織でも、そうかもしれないですけれども、おれはこういう選手になりたいんだとか、こういうハンドボールをして、こういう成績残したいんだと、本人が思わない限りは、僕はそこに辿り着けないと思うんですね。

だから、漫然と練習に来て、いいシュート打てたわー、気持ちいいなぁ、今日は汗いっぱいかいて、というのは僕の中ではサウナ入ってるのと一緒やと思うんですよ。今月おれはこういうフェイントができるようになりたいから、今日こういう意識を持ってやるんやと思って来る人と、そうではない人はだんだん差が出てくると思うので。

でも、これがスポーツの難しいところなんですけど、そうやってまじめな人が、試合で結果を出すかって言ったら、一概にそうとも言えない。練習で60%くらいの力で勝手気ままにやってるけど試合で「ここは150%の力出さないと負ける。ここ勝負や」と思って150%出せる選手って、やっぱり活躍するじゃないですか。その辺は一概にどっちがいい、悪いとは言えへんので、この辺はこれから選手続けても、コーチとか指導者になっても永久に探究すべきテーマの一つやろうなとは思いますね。

引退された後は、やはり指導者としてやっていきたいですか?
そうですね。選手を引退しても一生何らかの形でハンドボールとは関わっていくつもりです。まずは指導者として次のステップを踏んでいきたいと考えています。一人でもハンドボールが好きな選手を増やしたい。選手一人一人が自分の目標にたどり着けるようにサポートしたい。そんな身近な目標もあります。

それと同時に、世界一魅力的なハンドボールをして世界一の指導者になりたい。少しでも高く自分の評価をしてくれるところなら、国や地域はどこでもいいから行きたい。ハンドボールの指導者として食べていきたいという大きな目標もあります。

また、やりたいこととは別ですが日本でプロリーグがないとあかんとは感じています。生きている間に、日本プロハンドボールリーグができて、そこで監督やれたら、最高ですよね。

それが果てしなく遠いのか、誰もやってないだけなのかも分からんし、そういうのってコーチの勉強だけしててもダメで、経営の勉強したり、スポーツ・マネジメントの勉強したり、どうやってスポンサー取っていくのかとか、どうやって地域を巻き込んでいくのかとか勉強せなあかんし、僕一人ではたぶん到底無理なことです。それこそその分野の専門家の協力が必要ですよね。

ハンドボールのことが大好きな人が一人でも増えて、それぞれ得意なことでずっとハンドボールに関わっていける。ハンドボールで食べていける。そんな理想的な日本ハンドボール界になってほしいと思います。

今後の櫛田選手のご活躍、そしてハンドボール界のますますの発展を期待しています。
ありがとうございました。

~おわり~



さばスポ 〜成長してるねぇ〜

[ さばスポハンドボールスクール ]

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昨日は自分のトレーニングを終えてからのアスリート派遣事業(さばスポ)でした。

福井のJr.チームのちびっ子たちとボールを追いかけてきました。

今まで、僕は3、4年生の子供たちだと思っていたら、何と…、2、3年生でした。

(3、4年生だとしてもめちゃくちゃ上手やなと思って見ていたのに…、この子たち小学2、3年生ってどれだけ将来有望なんや…)

と、驚いている事をちびっ子には悟られないように、今回もコーチをしてきました。

前回にやった事を思いだしてもらいながら、毎回少しずつ新しいメニューを混ぜていきます。少しずつ、ちびっ子達からもメニューのリクエストがあります。一番のお気に入りはやっぱり試合、次はパスゲームです。あとはとにかく競い合う事が大好きです。ええこっちゃ。

ちびっ子達の横で、チームメイトの切越&瀬戸が自主練習、そして反対のコートで中学生が練習していたので、今回はみんなが一番楽しみにしている試合はやりませんでした。

ちゃんと理由を説明して、「今日はがまんな。」というと、みんな分かってくれた様子でした。

そのかわりコート半面の、そのまた半面を使って2対1の攻撃をやりました。最初は全く何もヒントを出さずにやってみました。皆さん想像できますか?小学2、3年生の2対1ですよ。

うまくいったり、いかなかったりはします。判断以前にパスキャッチで四苦八苦している子もいますからね。でも中には、「今は自分で行けた。」「今の俺が空いてた。」とか少しずつ自分達で気づきだす子もいます。

ちょっと気づきがでてくると、全体を止めて、少しずつヒントを出して、みんなでどうすると上手く行くか、思い思いに発言してもらってみんなで考えます。

「みんな、ゴールとかDFはどっちにある?」

「前ーーーっ。」

「今は、どっち向いてランパスしてた?」

「えーと。横ー。」

「じゃあ、どっち向いてランパスするとゴールとかDFの事が見えるかな?」

「前ーーーーー!!!」

たったこれだけのヒントで、まず、自分がいけるのか?味方がフリーなのか?は自分で判断して攻撃出来る回数がグンと上がりました。

中には、意図的にDFを自分に引きつけて、味方をフリーにしてパスをしだす子も出てきます。(小学2、3年生が…)

さっきまでは、自分が空いていても自分で攻める事ができなかった子が、自分の判断でドリブルをついてシュートまで行けるようになりました。

ほんまに、驚くほどに一回一回、それこそ自分の順番がくるたびに上達していきます。

まあ、全部が全部上手くいっているわけでもなくて、喧嘩しそうになったり、例の2:1をやるときにどうやると上手くいくって質問すると「元気出す。」とか「喧嘩しない。」とか、元気よく真剣に発言する子もいれば、あえて元気よくボケてくる子もいます。

何人かがふざけだすと、「ちゃんとやろーーっ。」「集合中に爪噛むなぁ。」とか何とか必死にみんなを纏めようとする子も出てきました。

みんな色んな意味で本当に成長してきているなぁと感じます。



日本リーグ再開迫る!!!

[ お知らせ ]

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約1ヶ月半のブレイク期間がありましたが、いよいよ今週末から日本リーグが再開します。

2月中約3週間で5試合を戦います。佐賀、岩手、宮城、沖縄、そして最後に福井。遠征続きになりますが、2月22日の最終戦が終わったときには一歩でも成長できるように頑張ります。

とにかく勝利を!!!皆さん応援よろしくお願いします。

【日本ハンドボールリーグ 試合予定】
2/1(土) 佐賀 神埼中央公園体育館
14:00~ トヨタ紡織九州×北陸電力
 
2/8(土) 岩手 花巻市総合体育館
15:00~ トヨタ車体 ×北陸電力

2/9(日) 宮城 フラップ大郷21
12:00~ トヨタ自動車東日本×北陸電力

2/16(日) 沖縄 沖縄市体育館
15:30~ 琉球コラソン×北陸電力

2/22(土) 福井 北陸電力福井体育館フレア
14:00~ 北陸電力×豊田合成    



高岡工芸高校ハンドボール部 コーチ初日

[ ハンドボールスクール ]

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富山県にある高岡工芸高校ハンドボール部さんにお邪魔してきました。昨年末、このHPの「CONTACT」へ顧問の先生からお問い合わせを頂いたのが始まりでした。

顧問の先生にハンドボールの経験がない事や、創部4年目である事、メンバーには初心者の子もいるし、中学生時代に全中で活躍した子もいる事、県内には氷見高校、高岡向陵高校と全国的にも有名な名門チームがある事、そして何とかみんなで頑張って北信越大会までは勝ち上がりたいという目標を教えてもらいました。

そして話は少しずつ進んで、1月と3月と2回コーチをさせて頂く方向で話が進み、高岡工芸高校のみんなの試合の映像を先生に送ってもらいました。

選手一人一人の特徴や、先生や子供達がやろうとしているハンドボールや、チーム作りのなかで大切にしていることなどを聴かせてもらい、僕が映像を観て気づいた事や、当日に考えているトレーニングメニューなどを先生と摺り合わせていきました。

実は今回に限った話ではなく、コーチの依頼を頂いた際にはこうした準備を必ず行っています。当たり前の事ですが、やはり準備が大切ですからね。

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準備していったメニューを中心に、子供達や先生の理解度や反応を見ながら、今回は基本的な練習を行いました。ゴール型のボールゲームの原理原則になる部分を視覚的に感じてもらいました。

僕が少し説明した後に、5分ほどフリータイムにしました。そうすると子供達がひもを引っ張りながら「ああ、自分の目で見えてるのと、ボールを投げるポイントでは全然違う。」「今までDFするときに相手の正面に入っていれば、守れると思っていたけど、正面に入るってことは、ボールはずっとフリーってことやってんなぁ。」と、僕がその後に補足しようとしていた部分まで、自分達で気づいてくれました。

こういう部分が一番力になるからね。

メニューの途中途中で練習メニューの意図やポイントを説明して、子供同士でやってもらったり、フリーで確認する時間を設けたり、今まで何となくやってきた事を、掘り下げて基本的なトレーニングを進めていきました。

「今日のコーチが今日だけのイベントにならないように、明日からは自分達で考えながら練習をして、今日やっている事が3月にはできるようになっておこうな。」

「俺がみんなを強くするんじゃないぞ。みんなが自分達で頑張って、自分達で強くなって北信越までいくんだぞ。」

そんな言葉をかけながら約2時間半程のトレーニングを終えました。

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顧問の先生がハンドボール未経験、経験者の部員も初心者の部員も混在しているチーム。そうですよね。全国何処にでもあるチームです。

まさしく、僕自身が高校時代にいたチームがそういうチームでした。今回、高校時代の自分の事を思い出しながらこの依頼を受けて、そして当日を迎えました。

次回は3月16日にコーチをさせてもらいます。それまでに彼らの成長に負けないように、僕も今週末からの日本リーグ頑張ります。

あ、あと昨日のコーチを終えて福井に戻って携帯電話を見てみると、高岡工芸高校の子達がTwitterで早速フォローしてくれたり、リツイートやお気に入りにしてくれていました。

ユーロ2014の動画のURLをTweetしたら観てくれるかな、とか考えるとニヤニヤしてまう。うれしいねぇ。