Tag Archives: 日本ハンドボールリーグ

鯖江市立鳥羽小学校 ハンドボール放課後遊び・文科事業

[ さばスポハンドボールスクール ]

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11月3日の大同特殊鋼戦に向けて、ちゃくちゃくと準備を進めています。

福井も一気に肌寒くなってきましたがな、昨日の練習帰りは外気温7度でした。涼しいじゃなくて、さむって感じでした。

さてさて、昨日は練習前に少しだけ鯖江市鳥羽小学校に行ってきました。陸上クラブの子達30名くらいと一緒にハンドボールやってきました。今回もハンドボール未経験の子達です。

ボール使ってアップして、ルール説明して、シュート&パスをして、ゲーム。45分で一気に行きます。やっぱりジャンプシュートをやりたいみたいですな。

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さてさて、昨日の鳥羽小学校行くと、2名よく見る顔が、Jr.チームのなおき&だいご。何と鳥羽小学校に通っていました。知らんかったぜぇ。僕が体育館でコーンを並べたり、ゴールを出したり準備をしていると、2人が照れくさそうに覗きにきてくれました。

「おおおっーーー。一緒にやろうぜ。」誘ってみるとなおき&だいごは笑顔で即答。一緒に準備を手伝ってくれて、陸上部の子達に混ざって参加してくれました。

いつもの同じ学校の友達の前で、スペシャルコーチって言って2人を紹介しました。2人ともめちゃくちゃ照れくさそうにしていましたが、ちょっと誇らしげ。

2人には、「ハンドボールが初めての友達にハンドボールの魅力が最大限に伝わって、ハンドボールの仲間が増えるように自分で考えて、好きにやってくれていいよ。」って無理難題を吹っかけておきました。

なおき&だいご、時にGKをしてくれたり、時に新しいメニューを説明するときのデモンストレーターをやってくれたり、ゲーム時は中に入ってみんながシュートを打てるようにパスをつないでくれたり、本当によくやってくれました。2人がいたから本当にやりやすかったです。

鳥羽小学校のみんな、そしてなおき&だいご、本当にありがとうね。また一緒にハンドボールやりましょう。



「アスリートと遊ぼう」 文部科学省委託事業

[ さばスポハンドボールスクール ]

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10月22日、23日と2日連続(合計3クラス)越前市神山小学校の子供達と一緒にハンドボールをやってきました。「アスリートと遊ぼう」というプログラムで文部科学省からの委託事業です。越前市教育委員会とさばえスポーツクラブさんからお声かけ頂き、神山小学校のクラブ活動の時間、体育の時間に入らせてもらいました。

こうした取り組みで、体育の授業にアスリートが入るのは福井県で初めてだったそうです。そして今回の子供達はハンドボール未経験の子供達でした。授業時間(45分間)で、ハンドボールってこんな競技だってイメージを掴んでもらって、ざっくりルールを伝えて、パス、ドリブル、シュートをやって、最後はやっぱり試合までって、感じで進めていきました。

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ハンドボールの代わりに、ミニドッジボール、6mラインの代わりにミニコーン、ゴールの代わりにフットサルゴール、手作り感一杯でしたが、こんな感じで準備しました。

最悪の場合、ニッチもサッチも行かなくなるかも?って心配していましたが…

全く、そんな心配はいりませんでしたね。伝えたルールはこの2つだけ。

・6mの外からシュートを打てる。(打った後なら入ってもいい)
・ボールを持ったら、3歩⇒ドリブル⇒3歩は自由にプレーしていい。

ルールを説明しながら、ジャンプシュートを魅せると、みんなジャンプシュートやりたくてしゃーない、しゃーない。わっしょい、わっしょい言うて、シュート打ち込んでいました。中には直にジャンプシュートを打てるようになった子が何人もいました。

最後は5分〜10分くらいのミニゲーム。パスが繋がって、シュートまで行けてる場合は僕はレフリー。こりゃ、ぐちゃぐちゃやなって感じたときは、僕がフリーマン(常に攻撃役)でみんなにパス回してシュートを打つ楽しさなんかを感じてもらいました。

授業が終わってもみんな、「延長戦!!!延長戦!!!」って先生に願いして、3分間の延長戦へ。あははは。嬉しいねぇ。

3コマともこんな感じでした。バドミントン、バレーボール、サッカー、野球なんかもやっている子達も多くて、思っていたより遥かにハンドボールっぽい試合ができました。中には良い動き、良いシュート打っている子もいました。

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で、今回初めて体育の授業を持たせてもらって、そしてハンドボール未経験の子達と一緒にやっての感じた事。

2日連続で行ったってこともあって、2日目学校に行くと、「あっ、くっしー来たぞ!!!」って1日目に来てくれた子達が元気に声をかけてきてくれたり、1日目、2日目と2回もハンドボールをやりにきてくれた子も何人もいました。2日連続でやった子達はほんまに上手くなりましたよ。

「これからも体育の授業でハンドボールやってほしい」ってみんな先生にお願いしていました。

校長先生も2日とも体育館まで覗きに来てくれました。「ハンドボールをやる機会は殆どないから、こうして学校まできてくれると子供達には凄く良い機会になるし、またハンドボールやりたいって言う子がいましたよ。」とのことでした。

子供達の感想は「めちゃくちゃ面白い。ジャンプシュートが難しいけど、あれできたらかっこいいし、シュート決めたらめちゃくちゃ楽しいし、嬉しい。またやりたい。」って感じでした。

越前市は福井県内なんですが、福井市内と違って全くと言っていい程、ハンドボール未開の地だそうです。今後、ハンドボールをやりたくても継続的にやれる場がまだありませんが、それでもこうやって一回でもハンドボールに触れる機会を持てた事はよかったかなと思います。少なくともハンドボールを1度でもやった事のある日本人を60名くらいは増やせたかなと思います。

明日から日本リーグが開幕しますが、日本リーグ&ホームゲームの告知もしてきましたし、校長先生にもリーグのパンフレットをお渡ししてきました。まだまだ手探りですが、継続して取り組んでいきたいプロジェクトですね。

神山小のみんな、2日間本当にありがとうね。また一緒にハンドボールやろうね!!!

「さばえスポーツクラブBlog」



10月25日 日本ハンドボールリーグ開幕!!!

[ お知らせ ]

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いよいよ日本リーグの開幕が今週末に迫ってきました。例年は8月末か9月上旬には開幕する事が多いのですが、今期はアジア大会がこの時期にあった為に、日本リーグの開幕が10月下旬にずれ込んだみたいですね。

今シーズンの見所はここから動画で見る事ができますよ。

「第39回 日本ハンドボールリーグ開幕記者発表」  「日本リーグ全日程」

《北陸電力ブルーサンダー 試合日程》
10/25(土) 15:00~ トヨタ紡織九州×北陸電力 佐賀 神埼中央公園体育館    
11/3(月) 12:00~ 大同特殊鋼×北陸電力 香川 高松市香川総合体育館     
11/8(土) 18:00~ 琉球コラソン×北陸電力 沖縄 浦添市民体育館     
11/9(日) 12:30~ 北陸電力×湧永製薬 沖縄 浦添市民体育館     
11/15(土) 15:00~ 大崎電気×北陸電力 埼玉 和光市総合体育館  
11/22(土) 14:00~ 豊田合成×北陸電力 愛知 TGアリーナ     
11/29(土) 15:00~ 北陸電力×トヨタ自動車東日本 福井 北陸電力福井体育館フレア
12/7(日) 15:00~ 北陸電力×大同特殊鋼 福井 北陸電力福井体育館フレア
12/13(土) 12:45~ トヨタ車体×北陸電力 愛知 枇杷島スポーツセンター
1/12(月) 15:00~ 北陸電力×トヨタ紡織九州 福井 北陸電力福井体育館フレア
2/11(水) 14:00~ 北陸電力×豊田合成 福岡 福岡県スポーツ科学情報センター
2/15(日) 15:00~ 北陸電力×大崎電気 福井 北陸電力福井体育館フレア
2/21(土) 13:00~ 琉球コラソン×北陸電力 岩手 花巻市総合体育館
2/22(日) 12:00~ 湧永製薬×北陸電力 宮城 フラップ大郷21    
2/28(土) 14:00〜 北陸電力×トヨタ車体 福井 北陸電力福井体育館フレア
3/7(土) 13:00~ トヨタ自動車東日本×北陸電力 宮城 フラップ大郷21

ここから3月まで毎週末、全国各地をまわって全16試合を行います。そのうちの3分の1以上の試合が11月に集中します。多いときは一週間で3試合ってのもあります。

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開幕前のブルーサンダーの様子。練習から晩飯を終えて、みんなでビデオ見るのが日課です。



2007年10月7日から7年経過

[ 日々 ]

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明日は、岐阜県中津川市でユメ先生。福井で仕事&ウエイトトレーニングを終えて先ほど中津川入り。

ユメ先生で、子供たちに話をするときにほぼ毎回でてくるドイツでの左ひざ脱臼の話。

今日、移動中にふと思いだした。「あれ、左ひざ怪我して何年やろ?」

2007年10月7日にドイツでの試合中、僕の左ひざは外れた。左ひざを脱臼した。ちょうど今日で7年。

左ひざが外側にくの字に曲がったとき。痛みとか、そういうことよりも、「ああもうハンドできへんくなるな。」「ピルナをクビになるな。引退やな。」「どうやって生きていこうかな。」こういう現実的なことが頭に浮かんできた。

たぶん、7年前の今頃タンカで運ばれたんちゃうかな。

左膝複合靭帯損傷(げんき整骨院HPより)…

前十字&後十字靭帯、内側靭帯、半月板、ほぼ全滅。

「たぶん自力で2足歩行できないよ。車いすかもね。」「日本に戻って釣りでもしたら?」

精密検査のあとに、ドイツのドクターにそう言われた。

「どこの国でもいいし、どんなレベルでもいいからもう一度ハンドボールがやりたい。」

ただそれだけだった。

2年間リハビリして、膝がよくならない、チームが決まらない、それなら引退しようって決めた。

2年間、日本とドイツを行ったり来たりしながら、リハビリを続け、チームを探し、仕事を探した。

一度、ドイツでも決まりかけたチームの話がビザの問題もあって振出しに戻った。朝起きて、もう何もしたくなくなった。

その頃は、世界中どこにも自分の居場所なんてないように感じた。

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それでも、大西さんとのリハビリを続けて、チームを探して、仕事を探す以外になかった。それしかなかった。意地だった。

日本リーグの全チームに連絡した。

1年と11か月と10日ばかりが過ぎたころ、今のチームで復帰戦だった。

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もうあと3週間遅かったら引退だった。

あれから7年。引退は常に頭にある。毎秒近づいているのは間違いない。

ピルナのチームメイト、カールハインツ達、ピルナでの最終戦、日本での大西さんとのリハビリ、もう一度ドイツに渡ってビザが取れなかった事、日本リーグ全チームに復帰したいと連絡を入れた事、コラソンと北電で悩みに悩んだ事、就職活動、ブルータグや泉さんとの出会い、2009年9月の復帰戦、大西さん(北電トレーナー)との個人トレーニングの日々、ベンチを温める日々、若手とのレギュラー争い、連戦連敗、東アジア選手権、コーチ兼任選手スタート、チームメイト達の引退、世代交代。

ピルナをクビになって日本に戻ってくる時の事は今でも鮮明に覚えている。

カーツハインツ達がピルナに掛け合ってくれて、普段は松葉杖生活の僕を首位との大一番にベンチに入れてくれました。そして足を引きづりながら向かった7MT。

「決めても、外してもそんな事はどうでもいいから、這ってでもいいから自分でベンチまで戻ってこい。」

そうマティアス(監督)に言葉をかけてもらってコートに入った。残念ながらこの7MTはGKに止められてしまったけど、そのときの悔しさ&嬉しさがあったから、もう一度この場に戻ってこようと強い気持ちを持つ事ができた。

「ピルナラスト(動画)」

ここでは書ききれないくらいの思い出があるし、ドイツ、日本と国を超えてほんまに何人の人にお世話になってきたのかも分からない。

ハンドボールを続けることができるだけでありがたいという気持ちもホンマ。

負けてくやしい。勝ちたい。上手くなりたい。ここままじゃあかん。そんな欲があるのもホンマ。

7年過ぎた正直な気持ち。

みなさん、ありがとう。

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「生きるを伝える(テレビ東京系バックナンバー)」



身近にあるチームが、身近にいる人間が勝負している。

[ 日々 ]

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今日はこれから、ウエイトトレーニングをして、そのまま小松空港から仙台空港へ移動。明日は、南相馬でユメ先生。

今週はこのまま、出張続きで、南相馬、気仙沼、福井、魚津、富山と金曜日まで移動の連続。

仕事、ユメ先生、トレーニングの荷物&準備を済ませてようやく一息。というわけでちょっと突っ込んでBlogを書く。

先週末は、久しぶりに生駒の友人達と会った。結婚式に託つけて。まあ、みんな色々考えたり、悩んだり、しながら仕事や家族や現実と向き合っているんだなと。

滋賀医科大ハンド部も関西学連3部で新チームスタート。初戦に勝ち、2部昇格に向けて良いスタートだ。

気づけば、日本リーグ開幕まであと一ヶ月。ほんまに早い。

サウルコス福井が北信越リーグで優勝。優勝を決めた試合では4000人を超える観客だったみたいだ。

3、4年前には800人を集客して、過去最高と言っていたのに、優勝したことよりも4000人を超える観客ということに驚いた。ハンドボールで言えば、プレーオフ規模。

当時監督をしていた、石田氏はその後、島根のチームから現在は愛知のチームで未だプロの監督として生きている。サウルコス福井はJリーグ経験のある指導者をGM兼監督として招聘。そして現在に至る。

身近にあるチームが、身近にいる人間が勝負している。

僕は、ブルーサンダーは、日本ハンドは前進できていのだろうか?勝負できているのだろうか?

薄まってきていないか?

何の為に、ホンダを飛び出して、ドイツに行って、必死でリハビリして、福井に来たのか。

何でハンドボールを続けてきたのか、これからどうしたいのか?今何ができるのか?

ユメ先生で子供達に語りかけながら、自分自身に問いかけているような気がする。

別に落ち込んでいるとか、悩んでいるとか、そういうわけじゃなくて、「また勝負しよう」という前向きな気持ち。



さばスポ

[ さばスポハンドボールスクール ]

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昨日は、自分のトレーニングを終えて19時〜21時まで福井県内のJr.チームのコーチでした。さばスポのアスリート派遣事業ですね。

僕は高学年5・6年生を、ウッチーが低学年3・4年生を担当しました。

昨日はこんな感じでメニューを組みました。
・マネマネアップ
・ラダー
・パス
・タッチハンド(フリーマンあり)
・ゲーム

リーダシップをとったり、自分の体を思った通りに動かしたり、プレー中に指示を出したりって、体と一緒に頭を使うメニューを多めにいれました。

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低学年はウッチーが色々とメニューを考えて楽しそうにやっていました。将来は指導者になりたいウッチー。今から将来の目標に向けて準備しています。大事なことですね。

練習メニューを考えたり、構成を考えたりすることは自分のプレー向上にも繋がると思います。

そして、この子達が自分の試合の応援にきて「ウッチーがんばれーーっ!!!」って言ってくれるわけですからね。ええんちゃうかな。



月刊ハンドボール 〜送球の昴 独逸編〜

[ お知らせ ]

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約2ヶ月程前に一時帰国中だったブンデスリーガの梶原君と東京で座談会しました。

ほぼフリートークでしたけどね。そのフリートークを久保さんが4ページの記事に纏めてくださいました。

日本とドイツを経験して、今もドイツにいる梶原君。日本に戻ってきている僕。

それぞれ感じてきたこと、感じていることを割とストレートに話しました。

「送球の昴・独逸編」だそうです。

是非、読んでみてください!!!

「梶原晃オフィシャルサイト」



西医体2014を振り返る

[ ハンドボールスクール滋賀医科大学コーチ福井大学医学部コーチ ]

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昨日、西医体を終えて福井に戻ってきました。この大会が終わると一足先に夏の終わりを感じるようになってきました。

8月13日の早朝、福井を出発し愛知県一宮市へ。西医体初日。

滋賀医大 17-6 名古屋市立
滋賀医大 19-14 香川大

初戦の名古屋市立戦の開始5分で攻守の要の6年生の峻悟が顔を怪我して病院直行。守備では3年生の奥田が、攻撃では5年生のゆうきが峻悟がいない分を二人でカバーしてくれました。

2戦目の香川戦は前半を終えて同点でしたが、ハーフタイムで修正して、後半の立ち上りの連続得点でセーフティーリードをキープして試合を終えました。

20分ハーフの予選リーグを2勝0敗の1位通過で終えて、翌日の決勝トーナメントへコマを進めました。ホテルに戻ってからは自分達の試合と翌日の対戦相手の映像分析を黙々と行っていました。西医体って感じですね。

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8月14日、西医体2日目。決勝トーナメントスタート。

滋賀医大 29-15 金沢医科大

金沢医科大のキープレーヤーを徹底的にマークして、DFを固めました。攻撃では試合開始から5年生の小池にマンマークを付けられましたが、ある程度予想していたので、準備していた通りの攻撃を展開。左サイドのタスクが要所でサイドシュートを決める等、ドタバタすることなく試合を進めてくれました。試合の途中で6年生ポストの俊が脹脛を負傷しますが、3年生の健太郎が堂々とプレーしてくれました。

そして、この後が今大会の一回目のポイント。僕はこの試合のあとに一旦福井に戻ることになります。北電のトレーニングがある為です。このことは事前に分かっていたので、僕がベンチにいないことも想定して準備をしてきました。

尾張一宮駅から福井駅に到着するとほぼ同時刻に、準々決勝が開始。相手は予選リーグで一度対戦している香川大です。

マネージャから試合の特報がLINEで刻一刻と届きます。

「前半を終えて2点負け。」

「後半11分3点負け。」

「同点に追いつきました。」

「19-18の一点差で勝ちました。」

19時から始まる福井での自分のトレーニング前に僅差での勝利報告をもらいました。

電話をしてみると、みんな試合を終えて大泣きだったみたいでした。試合の終盤は6年生の大町と峻悟がチームを引っ張ってくれた様子でした。やはり大事なときは6年生だなと。

そして練習後に同じく西医体に参戦している福井大学医学部の準々決勝での敗退を知りました。福井の主将の小牧から敗戦を伝える「頭が真っ白です…」というメールが届いていました。

昨年初の決勝戦の舞台に立ち、今年こそは初優勝をと燃えていた福井大学医学部のまさかの敗退でした。

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8月15日、西医体最終日。13日と同様に朝一番で福井を出発して再び一宮へ。優勝まであと二つ。準決勝です。

そして準決勝の相手は王者・京都府立医大。関西学連でも2部の中位をキープし続けて、医学部系チームとして唯一西日本インカレにも出場している医歯薬リーグの絶対王者がこのチームです。190cm前後の大型選手を2、3名を中央に配置した6−0DFを武器にし好チームです。

ちなみに僕が知る限りでも、ここ10年間程は京都府立医大と滋賀医大以外のチームが西医体で優勝したことはありません。

・ここ10年程の西医体の優勝チーム
2005〜2007年 滋賀医大 3連覇
2008〜2010年 京都府立医大 3連覇
2011〜2012年 滋賀医大 2連覇
2013年    京都府立医大

京都府立医大がどう感じているかは分かりませんが、少なくとも滋賀医大の学生達は京都府立医大との一戦になるといつも以上にアドレナリンが出っぱなしですし、それが西医体ともなると尚更です。

お互いに手の内を知り尽くしたもの同士、お互いにあの手この手で攻防を繰り返している様子がベンチからも見ていても伝わってきます。

京都府立医大戦。序盤からこちらはDFラインの上げ下げを繰り返します。相手の長身選手2名も同様に、ポストに入ってきたり、バックプレーヤーに残ったりを繰り返します。立ち上り5分〜10分くらいまでは、お互いに準備してくたことを少しずつ出しながら、まだまだ準備してきたカードを残しながら様子を見合っている。特に滋賀医大DFの時はそんな感じでした。

そして問題の滋賀医大の攻撃。京都府立医大の6−0DFをいかに攻略するのか?

ここがこの試合のポイントでした。序盤こそ、中央の長身選手へのスピードを活かした1対1やDFの枝を利用したミドルシュートなどで食らいついていきましたが、中盤以降は攻めても、攻めても、どっしりと構える京都府立医大の6-0DFを崩せません。

気づけばハーフタイム。その時には9点ビハインドでした。後半も諦めることなく、プレーし続けましたが、終わってみれば更に点差を広げられての敗戦。

滋賀医大 12-27 京都府立医大

レフリーの笛と同時に、涙を流す学生達。この時点で滋賀医大の西医体優勝は無くなりました。

西医体で、そして京都府立医大に、敗戦…

受け入れることを拒否したくなる現実を突きつけられた学生達。それでも涙を流しながら小さなキャプテンのワクがチームメイトを鼓舞する言葉&姿勢を魅せてくれました。

「もう僕達は目標としてして優勝には手が届くなくなったけど、次の順位決定戦で負けて4位で終わったら去年と何も成長していないと同じ。みんな悔しくて頭が真っ白だと思うけど、6年生は後輩の未来の為に、僕らは来年の自分達の為に、応援してくれているマネさんやOBさん達の為にも、気持ちを作り直して全力で3位を摑み取りにいこう。このメンバーでやれるほんまに、ほんまに最後の試合やから…」

悔し涙で顔をくしゃくしゃにしながら、試合直後の円陣で全員を鼓舞していました。

そして順位決定戦。

試合前のアップの時から、マネージャーも選手も全員で気持ちを作り直して試合に臨めていました。山口大の3:2:1DFに対しても峻悟のキリを攻撃のきっかけにして山口DF陣を攻略しました。右サイドの5年生ゆうきのサイドシュートが面白いように決まりました。

ハーフタイムでも集中力を切らさずに、後半へ。

後半でも10点程のリードを保ちながら試合を進めます。そして脹脛を痛めて、もはや走ることもままならない6年生の俊がコートに立ちます。みんなでボールをつないで獲得した7MTを俊が決めます。

そして、ワクがキャプテンとして挑んだ最後の試合がタイムアップ。

滋賀医大 31-24 山口大

反対のコートでは、京都府立医大と岐阜大学との決勝戦。岐阜大学が後半中盤に入ってもリードを保っていました。しかし京都府立医大が終盤に岐阜大学に追いつき、そのまま逆転して2点差で勝利。その瞬間、京都府立医大の2連覇を決めました。盤石の2連覇でした。

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西医体2014
優勝 京都府立医大
2位  岐阜大
3位  滋賀医大
4位  山口大

王座奪還を狙った滋賀医大は結局3位でした。昨年よりも順位を一つ上げて良かった。初心者ばかりのチームで何とか3位を死守できた。冬場に約4ヶ月も体育館が使用できずに、ボールトレーニングが満足に行えない中でよくやった。

という評価をできなくもないですが、やはりこの大会での優勝を目標に掲げているので、達成感というものは全くありません。京都府立医大に12-27の大差で敗れた。しかも西医体で。こちらの方が強く残っています。

「本気」をテーマに学生達は本当に最後の最後まで成長して頑張ってくれました。マネージャー含めて、全員が「本気」になっていたと感じます。それでも京都府立医大とはまだまだ埋めきれない「差」があるということです。

その辺りを踏まえて、新幹部と一緒に新しいチーム作りが始まります。



滋賀医科大ハンド部コーチ 〜西医体直前〜

[ ハンドボールスクール滋賀医科大学コーチ ]

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8月10日、11日と滋賀医科大ハンド部のコーチでした。

西医体前の本当に最後の最後のコーチでした。

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最後の練習を終えて、マネージャーが選手一人一人のキャッチフレーズを入れた手作りTシャツをプレゼント。

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おま毛で僕にもTシャツを作ってくれました。

「Dream Teacher」 ユメ先生ということでしょうか?

あとは選手が西医体で、力一杯プレーするのみですね。

大会中も予期せぬことが起きたり、苦しい場面が訪れたりすると思いますが、一年間頑張ってきた自分と、隣にいる仲間も信じて、頑張ってほしいと思います。

「滋賀医大ハンド部Blog」



福井大学医学部コーチ 〜西医体まであと一週間〜

[ ハンドボールスクール福井大学医学部コーチ ]

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8月6日は午前&午後と福井大学医学部ハンド部のコーチングでした。一週間後には西医体がスタートです。

昨年の西医体で初めて、決勝戦までコマを進め、初めての決勝戦ではフルボッコにされた福井大学医学部。初めて決勝戦まで行けた手応え&喜びと、決勝戦は手も足も出なかった悔しさと、どちらも経験して福井に帰ってきました。

あれから一年。

昔は遠い、そして漠然とした「夢」だった西医体優勝、今は地に足をつけた状態で胸を張って「目標」と言えるチームになってきました。
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実践練習と、追い込んだ練習をして欲しいと事前にリクエストがあったので、午前&午後と目一杯最後の追い込みの練習をしました。

肉体的に、精神的に追い込まれた、きつい状態の時に自分のことはもちろん、チームや後輩に対して心を砕き、一歩前に気持ちと足を踏み出してほしい。西医体の場で、自分達だけですべてを解決していけるように。

研ぎすましていくというよりも、主力、けが人、下級生、マネージャー、チームみんなで本気で、そして豊かに初優勝を目指してる。力を蓄えている。そんな感じが伝わってきました。

西医体まであと一週間、一歩でも、1ミリで優勝に前進してほしいですね。