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上級コーチ(共通Ⅳ)研修

[ 日々 ]

先日、9月4〜6日は上級コーチの共通科目Ⅳの研修を受講。場所は東京の九段下。

今回の上級コーチ研修はハンドボールに加えて、バドミントン、空手道、テニス、バレーボールなど普段なかなか接点のない競技の指導者の皆さんとグループワーク&専門的かつ実戦的な講義を受講。という内容。

「ティーチング&コーチングとは?」「スポーツとは?」「スポーツマンシップとは?」「上級コーチの役割とは?」

などなど三日間でかなり深い部分まで考える時間をとる事ができた。貴重。こういう時間。

特に2日目の研修は、その内容、構成、プレゼン、など本当に素晴らしかった。

これまでも仕事、あるいはハンドボールの研修をいくつも受講してきたが、この日の研修は抜群だった。

研修後の受講者からの拍手がすべてを物語っていた。ある意味スタンディングオベーション級。

いい意味で人の心を揺さぶるってのはああいう事なんだと感じた。

あとは実践あるのみ。



滋賀医科大ハンド10期目 8〜13回目 西医体

[ ハンドボールスクール滋賀医科大学コーチ ]

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気がつけば8月も最終週ですね。実は8月14〜17日は西医体でした。同時期にチーム三重の国体東海予選があったので、「今年は滋賀医大コーチとして西医体帯同は難しいと思うよ」と学生達には早い段階から伝えてありました。

例年よりもコーチ回数が少ない中、奥田主将を中心に自分達でチームを作り上げてくれました。今期のチームのスローガンは「チャレンジ」、これも自分達で考えだしたものです。

西医体直前になり、キャプテンの奥田が「西医体には自分達だけで臨む予定だったのですが、もし自分達だけで最終日まで勝ち残れたら、17日の準決勝・決勝だけでもいいので西医体の会場に来てもらえますか?他の部員には内緒にしておくつもりです。」と相談にきてくれました。

チーム三重は無事、15日、16日の東海予選で優勝。17日の早朝に三重を出発、一路奈良へ。

会場に到着すると学生達の「あ????へっ????何で櫛田さんいるんすか?」という、何年か前にもあったこのパターン。

残念ながら、準決勝では神戸大学に1点差で敗れてしまい決勝の舞台には立てず…

3位決定戦では気持ちを立て直して、山口大学との接戦を制して、何とか3位入賞を果たしました。

自分達で準決勝までたどり着き、昨年同様3位の座を確保できたのは良かったのかもしれませんが、彼らが目指していたのは優勝のみ。

その目標が阻まれた神戸大学との準決勝戦後に泣き崩れる彼らの姿は今も目に焼き付いています。

GKとしてスタートした6年生の山本は途中、目の故障で休部や退部も考えて悩んでいた時期もありましたが、チームに残ってくれて、ラスト1年ちょっとで右サイドに転向。高い打点からのサイドシュートに磨きをかけて、GKからCPへ転向して1年足らずで最後には西医体のベスト7にも選ばれる活躍を見せてくれました。

山本が故障で苦しんでいた時、プレーできない期間のチームとの関わり方に悩んでいた時、そんな自分がサイドに転向していいのか悩んでいた時、それをずっと見守っていた他の部員&マネージャー。

優勝が全てなんですが、10シーズンチームを観させて貰って、一人一人と向き合って来ました。一度挫折しても、セカンドチャンスを自分で摑み取って立ち上がる。そしてその姿を後輩たちが観ている。やっぱりこういう部分って大事なんだと思うんですよね。

月に1回3時間くらいのコーチで、もちろん彼らの全てを観る事はできないですが、その彼らとの時間に何を伝えるのか?何を感じてもらえるのか?回数や時間が限られているからこそ、お互いに一回一回、一瞬一瞬が勝負だと思ってコーチをしているし、コーチを受けているんだと思います。

けしてハンドボールで飯を食べていくわけではなく、将来医療従事者になる彼らに、僕がハンドボールを通して伝えられる事は何だろうかといつも考えています。

ドイツに行く前、ドイツにいる時、怪我をして日本とドイツを行ったり来たりしている時、日本でリハビリをしていた時、北電に加入して福井に移ってから、そして今期から三重バイオレットアイリスの監督にと、2006年からの10年で僕自身にも変化がありました。

一先ず10期目の滋賀医科大学ハンド部のコーチが無事終了しました。



国体東海予選を終えて

[ ~2022 三重バイオレットアイリス2015/2016 シーズン(MVI) ]

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先週末の国体東海予選の話を。8月15日、16日は鈴鹿市立体育館で国体予選でした。

結果はFacebookでもお知らせした通り。

準決勝 三重 32-9 静岡
決勝 三重 26-19 愛知

和歌山国体本戦の出場権を獲得する事ができました。皆さん応援ありがとうございました。

社会人選手権をクラブ最高成績の3位で終えて、6月1日から2ヶ月半かけて準備を進めてきました。結果だけみれば順調そのものですが、そんなに簡単ではありませんでした。

東海地区からは愛知県=HC名古屋、岐阜県=HC飛驒高山といずれも日本リーグのチーム。この両チームと三重県(主力は三重バイオレットアイリス)、そして静岡県の4チームから1チームしか国体本戦には出場できません。

おりひめJAPAN加えて、ユニバーシアード、Jr.などの日本代表活動で選手が出たり入ったりの中、鈴鹿で全員揃ってトレーニングできる機会は殆どありません。(この辺りが難しく、面白い部分でした。)

リオ五輪の予選に向けておりひめJAPANの合宿続きの池原&原+Jr.代表の岩見が今回の国体予選には出場がきない中で、しっかりと和歌山国体の出場権を獲得する。社会人選手権であまり出番がなく、どちらかと言えば悔しい想いをしていた選手にとってはチャンスであり、勝負の機会でした。

話は変わって、僕は以前から国体など県の代表として出場する大会にはその県のベストのメンバーを編成して出場できたらなと考えていました。そして上記の背景もあったので、「可能であれば、今回の国体からチーム三重で挑みたい」とクラブのスタッフ、三重県のハンドボール協会、体育協会さんに相談させて頂きました。

皆さん、「よしやろう」って感じで、出来ない理由を捜すのではなく、実現する為に何が出来るかという発想で、調整してくださいました。ほんまにありがたかったです。

社会人選手権明けの練習でバイオレットの選手達にも「国体には選抜チームでいくから競争だよ。」「でも現実的にはバイオレットが主体なのは間違いないから、誰がチームに合流してきても自分達がやることを丁寧にやろう。しっかりと受け入れてあげよう。」と伝えました。

三重出身の大学生、バイオレットOGに何度か練習や練習試合に参加してもらって、メンバーを絞り込んでいきました。最終的にはバイオレットから12名、OG1名、大学生1名の14名でメンバーを編成しました。(快く選手を送り出してくださった大学チームの関係者、OG選手の職場の皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。)

今回のチーム三重という試みだけでなく、メカルイベント、高体連技術講習会、選手の職場訪問、ウエイトトレーニング、フィジカル測定、男子チームとの練習試合、栄養サポート、バイオレットドリームなど、挙げだしたらきりがないほどの環境変化が社会人選手権以降、選手にもクラブにもありました。

社会人選手権までは元々建っていた家の中でどう住みやすくするのか?って発想で大会に臨みましたが、社会人選手権以降はクラブもチームも設計図をもう一度書き直して再出発するようなイメージでした。ほんまに選手もスタッフも大変だったと思います。

こうやって新しいことをやりだして、成果に繋がらなければ…

プレッシャーや不安な気持ちもあったかと思いますが、選手達は2ヶ月半かけて準備してきたことをしっかりとコートで表現してくれました。クラブスタッフの皆さんも、選手がプレーしやすい環境作りの為、身を粉にして動いてくれました。

まだまだ課題も多いですが、それでも選手が自分達で考えて、行動して摑み取った今回の和歌山国体の出場権は本当に嬉しく思います。

昨日から、国体予選明けのチーム練習が再開しています。しばらく海外に出ていた、原、池原、岩見もチームに合流して久しぶりに選手全員が揃っています。

和歌山国体での優勝が次なる目標です。



チーム三重

[ 日々 ]

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怒濤のように毎日が過ぎ去っていきます。世間は御盆休みでしょうか…

8月1.2日と大阪遠征。関西学生リーグ&日本リーグ勢が何チームか集まってのサマーキャンプ。そのまま3.4日と大阪に残ってインターハイの視察。

5〜7日と武庫川女子大の鈴鹿合宿受け入れ、そして9〜12日は北陸遠征で福井&石川へ。そして13日の今日は西日本インカレの決勝戦を視察。先ほど事務所へ戻ってきました。

ここしばらくの映像を見ながら、ゆっくりと8月からここまでを振り返っていました。

社会人選手権を終えて2ヶ月半、何が課題で、何を狙って、どんなトレーニングをどれくらいしてきたのか?

8月頭からのトレーニングマッチの中でどれくらいパフォーマンスに現れてきたのか?

そして今週末15、16日は国体東海ブロック大会です。

これまでは三重バイオレットアイリス単体で出場していたようですが、今年度からはチーム三重として出場します。

主体は三重バイオレットアイリスですが、三重県出身の大学生&三重在住の社会人(バイオレットOG)をメンバーに加えています。

三重県としてベストの布陣で国体へ臨みます。

北陸遠征中に嬉しかったエピソードの一つ。福井県の小学生の鍋ちゃんがお父さんと一緒に北國合宿中に遊びにきてくれました。

この前のメカルイベントの時は三重まで来てくれたしね。バイオレットの選手達も鍋ちゃんのことをしっかりと覚えていたみたいでした。

9日の福井でのトレーニングの後もJHLカップを終えた、北電Jr.の子達とばったり遭遇!!!福井大学医学部の皆にも会えたしね。みんな元気そうでしたね。

北陸で一緒に仕事をしていた川口さん、野澤さん、井上さんも合宿中に顔出しに来てくださいました。

それにしても、久しぶりのBlogでしたね…



ユメセン @藤枝市

[ ユメ先生講師 ]

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先日、静岡県藤枝市でユメ先生を務めさせて頂きました。

午前中に2コマ、みんな元気一杯ですね。

みんなでアイディアを出して、協力して運動の時間を過ごして、夢の教室へ。

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僕の話を終えて、今度はじっくりと自分と向き合って、将来について考える時間。

じっくり自分と向き合ったけど、本当にまだ夢が何なのかわからないって正直に教えてくれた子がいました。

僕もそんな子供でした。ユメ先生の時も「ユメ先生で来といて何だけど、俺は子供の頃は夢なんてなかったよ。」と正直に話します。

夢がまだ分からないとこっそりと教えてくれた子が、発表の時間に勇気を出して手を挙げてくれました。

「僕にはまだ夢がないけど、これからの夢を見つける事が今の目標です。」

と照れながら皆に教えてくれました。

最高だね。



三重バイオレットアイリス vs 滋賀医科大学10期目⑦

[ ~2022 三重バイオレットアイリスハンドボールスクール滋賀医科大学コーチ ]

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先日、滋賀医科大学ハンド部のみんなが鈴鹿に来てくれました。

三重バイオレットアイリスvs滋賀医科大学、トレーニングマッチです。

約2週間、おりひめJAPANから鈴鹿に戻って来た日本代表の原&池原。

鈴鹿組と彼女達との融合&競争。

この試合を一つの目標に2週間過ごしてきました。

社会人選手権を終えてから、男子チームとの試合を計画的に盛り込んでいます。

男子チームのフィジカルコンタクト、高さ、強さ、速さを日常的に経験してもらっています。

男子チーム≒ワールドクラスの女子というイメージです。

世界基準を日常的に!!!



三重県高校生&指導者 技術講習会

[ ~2022 三重バイオレットアイリスハンドボールスクール ]

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少しずつ、Blogが現在に追いついてきました。さてさて、7月12日は三重県内の高校生男女&指導者対象の技術講習会でした。

生徒が約100名、指導者が約50名、コートは2面、そして3時間。こんな条件で依頼を頂きました。

僕が全体のプラグラム作成&進行を行い、バイオレットの選手達がデモンストレーター&各グループのサポート役を務めさせてもらいました。

こういった依頼は過去に何度か頂いてきましたが、その日限りのイベントになってしまっては意味がありません。

大事なのは選手&指導者がハンドボールの全体像を掴んで、一つ一つの練習メニューの意図やポイントを理解して、必要だなと感じたメニューを自チームに戻っても自分達で実施できることです。自分達だけでも出来るようにってがポイントです。

今回窓口になってくださった伊藤先生に事前にお願いして、参加選手&指導者の皆さんを8グループに分けてもらいました。各グループにバイオレットの選手を1名ずつ付けました。

「全体の進行は僕が行います。まずは僕がバイオレットの選手に指導している所を見ていてください。それを各グループで同じことしてください。基本的に指導者の皆さんが、その場で選手を指導してください。バイオレットの選手は時には動きで見せ、時には指導者の皆さんに練習のポイント&意図をフォローしてください。自チームに帰っても自分達で出来るようにして帰るのが今日の狙いです。」

上記の事をバイオレットの選手&生徒&指導者の皆さんには上記の意図を講習会の前に伝えました。

まずは、ボールゲームのゲーム構造を説明。

「セットOF⇒バックチェック⇒セットDF⇒速攻この循環でゴール型のボールゲームは成り立っているんですよ。そのどの部分の練習かっての理解しながら指導してくださいね。練習してくださいね。」

と小難しい話は一旦横においておいて、ここからは実際に身体を動かしていきます。

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各グループごとに、言葉を使わずに誕生日順に並んだり、少人数でUPをして、握手をしながら自己紹介!!!バイオレットの選手も同じ輪の中に入りました。

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こんな感じでバイオレットの選手がデモンストレーター役として動きを見せます。

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それと同じメニューを、指導者の方が生徒相手に指導します。バイオレットの選手は生徒にも指導者にもフォロー!!!

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ゴールの四隅から紐を引っ張って、DF&OF、シュート、GKなど色んな要素をみんなで考えてみました。

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最後はゲストコーチのエムスデッテンの梶原サンが登場、サイドシュート&GKについて20分程のスペシャルクリニック!!!

講習会を終えてから、バイオレットの選手は生徒に中に入ってランチタイム!!!

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滋賀医科大コーチ10期目⑥

[ ハンドボールスクール滋賀医科大学コーチ ]

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7月11日、三重バイオレットアイリスの練習がオフだったので、車を走らせて滋賀医科大学ハンド部のコーチに行ってきました。エムスデッテンの梶原くんも一緒でした。

先日の関西医歯薬春季リーグ2部で全勝優勝し1部昇格をした滋賀医大、西医体まであと一ヶ月大事な時期です。

いつもならこの春リーグを1部リーグで戦い、そこで浮き彫りになった課題を整理して西医体へ準備を進めていくのです。

今回は「2部優勝」という影に隠れて本来課題や問題になってもおかしくない部分が浮き出てこないじゃないんかな、自分達で気づけていないんじゃないかな?とこの辺の事を頭にいれてコーチをしてきました。

一つ一つのプレーに対して理解はしているし、勝ちたいとも思っている、しかし実戦形式の練習や勝敗が掛かった時に、言ってみたら一番大事な時に、自分達でやろうとしている事ができない、ひとつになりきれない、問題にはうすうす気づいているけど、本質に迫りきれていない。

まあどんなチーム、組織にも問題ってのあると思いますが、それを見て見ぬ振りをしたり、俺くらいはいいだろうと当事者意識がなくなっていく、こういうのが一番こわい。

今は産みの苦しみと言った所でしょうか。

西医体に向けて、本気でぶつかりあって、一致団結してチームとしても個人としても成長する姿をこれまで何度も観てきました。

踏ん張りどころですね。



上級コーチ

[ 日々 ]

7月3〜7日に日本ハンドボール協会上級コーチ研修に参加してきました。

ハンガリーからトップコーチのモチャイ氏がゲストコーチに来てくださいました。

自チームの指導構想のプレゼンなど、5日間みっちりとハンドボールと向き合ってきました。

意識の高い皆さんとの学びの場、最高ですね。

自チームそして三重県の皆さんへ活かしたいですね。



滋賀医科大学コーチ 10期目⑤

[ ハンドボールスクール滋賀医科大学コーチ ]

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先日、6月17日バイオレットの練習がオフだったので久しぶりに滋賀医科大学のコーチに行ってきました。

2006年からコーチを初めて早いもので10期目になります。関西学生春季リーグ戦、医歯薬新人戦を終えて、この後は関西医歯薬春季リーグ&西医体を残すのみの彼ら、6年生にとっていよいよカウントダウンの時期になってきました。

6月15日のバイオレット&メカルイベントにも滋賀から来てくれた彼ら。メンバーのほとんどが大学入学後にハンドボールを始め、けしてハンドボールでメシを食っていくわけではない医学生たちですが、本当にハンドボールが好きなメンバーが集まってきています。

話はすこしそれるけど、この医歯薬ハンドの舞台から日本リーグに飛び込みプレーオフの舞台にもたったコラソンの中村選手は本当に尊敬します。

医歯薬ハンド、観に行ける頻度は限られていますが、可能な範囲でこれからも彼らの成長を見守っていけたらと思います。