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三重花菖蒲スポーツフェスティバル

[ ~2022 三重バイオレットアイリスハンドボールスクール ]

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昨日11月22日(日)は三重花菖蒲フェスティバルを開催。小学生が約80名、ご父兄&指導者が約40名。合計120名ほどの参加。参加費はお弁当代&保険代込みで700円/人。

キッズセミナー&栄養のお話は誰でも参加OK。ハンドボールやっていなくても参加可能。お昼からのハンドボールは三重県内でハンドボールを頑張っている小学生が対象。

四工アカデミー、亀山ハンドボールスクール、元気アップこもの、笹川ハンドボールクラブ、鈴鹿ハンドボールスクール、ヴィアティンMHCのみんなが元気いっぱいに集まってきてくれた。

花菖蒲スポーツフェスティバルは全部で三部構成。

9:15~11:15 キッズスポーツセミナー
11:30~12:30 ランチタイム&スポーツと栄養の話
13:00~15:00 ハンドボールセミナー

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僕がキッズスポーツセミナー&ハンドボールセミナーの進行役、バイオレットの選手たちがデモンストレーター役。自分の身体を思った通りに大きく、早く、正確に動かそう。そしてケガをしにくい動きつくりも大切なこと。この世代の指導者の皆さんにこそ共有してもらいたい。

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バイオレットの選手たちの栄養サポートをしてくださっている「鈴鹿大学短期大学部スポーツ栄養サポート研究会Grow up」&「おふくろさん弁当」の皆さんが三重県の子供たちの為にと手を差し伸べてくれた。自分たちの取組みを地域&子供たちと共有。栄養士の梅原先生の監修&おふくろさん弁当madeの愛情たっぷり&栄養たっぷりのお昼弁当。

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普段バイオレットの選手たちが食べているお弁当と同じものを美味しそうに食べる子供たち。

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子供たちと一緒に保護者の皆さん、指導者の方々もお弁当を食べながら「スポーツと栄養について」学ぶ。クイズも盛り上がりまくり。栄養のことは保護者の皆さんの協力が必要不可欠。

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おなか一杯になった後は、お待ちかねのハンドボール。スローイング動作。シュート(4つのタイミング、角度、出どころと目線)などを中心に各チームにバイオレットの選手が2名ずつ付いて進行。

スポーツフェスティバル終了後もバイオレットの選手に集まっての即席サイン会。16時前から一時間だけバイオレットの練習。そのまま残って練習見学をしてくれた小学生たち。うれしいねぇ。



トライアウトを終えて 「狭き門ではなく。広き門だけど高き門。」

[ ~2022 三重バイオレットアイリス ]

11月21日(土)、三重バイオレットアイリスのトライアウト。大きな事故やケガもなく無事終えることができた。

自分の意志でチャレンジしてくれた選手の皆さん、選手を送り出してくださった指導者&親御さん、受入れる態勢を整えてくれたバイオレットのスタッフ&選手に感謝。

下記のようなプログラムでトライアウトを実施。

①GM&監督との面談
②メディカルチェック(体重、体脂肪率、筋肉量、過去のケガなど)
③グループディスカッション(Vカフェに参加)
④ハンドボール(バイオレットの練習に参加)
⑤フィールドテスト(走力、跳躍力、投力)

来年春に大学卒業予定の選手は、鈴鹿市内の企業訪問とバイオレットの選手が勤務している職場を訪問。

どんな仕事に興味があるのか?どんな将来像を描いているのか?選手としての目標は何なのか?各選手にじっくりと話を聴かせてもらい、ハンドボールのプレーを観させてもらい、体力要素を測定させて貰った。

あくまでもテストではあるが、一言二言のアドバイスでもグッとプレーが変化していく様子が印象に残っている。「coachability」の高さも選手にとって大切な能力。

心技体の3つの要素を総合的に観て、11月末のスタッフ会議で最終判断の予定。

「狭き門ではなく。広き門だけど高き門。」

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(バイオレットカフェにて)

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(ハンドボールのトレーニングを終えて)

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(フィールドテストの様子)



JHL開幕

[ 日々 ]

あっという間に11月も中旬。函館インカレも終了。男子が日本体育大、女子は大阪体育大が優勝で閉幕。

2015年5月1日に三重バイオレットアイリスの監督に就任して半年が経過。監督就任すぐの社会人選手権で3位に入り、期待された和歌山国体では香川県との接戦をモノに出来ずに初戦敗退。

いい時もあれば、わるい時もある。

今週でトレーニングの3サイクルを終了。1サイクルは国体予選に向けて、2サイクルは国体に向けて、そして今回の3サイクルの先に大会はない中でプログラムを組んだ。3サイクルでまいた種が日本選手権、JHL、そのまた先に芽を出してくれることを信じるのみ。

昨日からは4サイクルスタート。トレーニングマッチも何度か挟みながら、日本選手権、JHLに向けて準備。

そして男子は一足早く、今週末からJHL開幕。どの試合も大激戦の模様。

そうそう11月頭にはJHLのプレス発表。各チームの監督のコメント&抱負はこちらから。

「JHL開幕記者会見リポート」



アジア予選を観て

[ ~2022 三重バイオレットアイリス日々 ]

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気づけば10月ももう終わりですね。11月もすぐそこです。

随分前のことにようにも感じますが、10月20〜25日までおりひめジャパン(女子日本代表)のリオデジャネイロオリンピックアジア予選が愛知県で開催されました。三重バイオレットアイリスからも原と池原がおりひめジャパンの一員として五輪切符を獲得すべく日の丸を背負って闘ってくれました。

10月25日、アジア予選最終日。共に3戦全勝同士の日本と韓国が一騎打ちでした。韓国に勝てば、40年振りの五輪切符獲得が決まる大一番でした。結果は残念ながら…

日本(JPN) 21 (11-17, 10-18) 35 韓国(KOR)

僕は、21日の中国戦、24日のカザフスタン戦、そして大一番25日の韓国戦、合計3試合の応援に行ってきました。21日の中国戦は平日という事もあって、会場の入りは疎らでした。

おりひめジャパンの勝利という結果そしておりひめジャパンからの熱量、そして新聞、テレビ、インターネットなど各メディアで連日のように取り上げられたこともあって24日のカザフスタン戦、そして25日の韓国戦とぐんぐんサポーターの数は増えていきました。

24日のカザフスタン戦、苦しみ抜いた末に1点差で勝利。いよいよ40年振りの五輪に王手という状況。

何と言うか「いけるぞっ!!!」っていう空気感みたいなの出てましたよね???ハンドボールの代表チームの結果にこんなに期待感を持ったのは僕は初めてでした。「行ってくれ。頼む」って思いました。ほんまに。

僕は2008年の中東の笛・再予選の時は日本にいなくて、ドイツだったのもあってあの時の盛り上がりってのは体感できていなかったんですよね。だから、今回なんと言うか、代表チームが勝っていくとこんな風に空気が変わっていくのかって、すげーなって純粋に感じました。規模はまだまだ及びませんが、ラグビーのW杯での活躍を見た後だけに、尚更そう感じました。

そして25日の韓国戦は5000人を超える観客が会場を埋め尽くしました。(満員御礼で会場に入る事ができなかった人もいたみたいですしね。)

そして試合直前、おりひめジャパンが横一線になっての国歌斉唱。会場も全員が起立&脱帽。これに勝てば五輪が決まるっていう期待感。韓国が強いことは全員分かっているけど、やってくれるんじゃないかって言う期待感。その場を共有できているっていう何とも言えない高揚感。

これぞ、五輪切符をかけた大一番、日本代表の試合。って感じでした。自分が監督を務めるチームから2名の選手がおりひめジャパンの一員として日本の未来をかけてこれから闘うのかと…。原、池原の背中を見ていて本当に誇りに思いました。

前述の通り、結果はけして満足のいくものではなく、今回のアジア予選で五輪切符を獲得することは出来ませんでした。本当に韓国は強かった。

おりひめジャパンのメンバーの多くは、日本リーグ、あるいは日本リーグを経験して海外リーグでプレーしています。日本リーグで指導者をさせて頂いている重みを改めて感じました。日本一を目指して闘うその先までしっかり見据えていかねばと改めて強く感じました。

おりひめジャパンに関わった全て皆さん、本当にお疲れさまでした。



HONDA

[ ~2022 三重バイオレットアイリス日々 ]

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昨日の話。午前中は三重バイオレットアイリスのウエイトTr、午後からチームビルドMTG、そのあと選手の職場訪問という感じの日中。

そして夜。HONDAハンドボールの元チームメイトのみなさんが集まってくれて、先輩、同期、後輩との夕食だった。

HONDAが強くなっていく過程、日本リーグ6連覇中、日本リーグ撤退の前後といろんな話題になる。

2000年からの3シーズン、このチームでやらせてもらった経験は僕の中ですごく大きい。

当時のHONDAでの僕の立ち位置は、常にメンバー入りできるかどうか?の当落線上だった。ベンチ入りできたり、できなかったりだった。

それでも6年連続日本一になる集団でしか経験できない事っては少なくない。

日本一の集団っては当たり前の基準が高いというか、凡事徹底というか…

そのことに気付けたのはHONDAを出てからだった。

HONDAハンドのDNAみたいなものを再確認。



新潟にて

[ 日々 ]

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一泊二日で新潟へ行ってきた。友人の結婚式&新潟市内をぷらり旅。(結婚式の模様はfacebookにて)

新潟空港から新潟市内へ移動。すごい人だかりを発見。おばさんのアイドルグループに狂喜乱舞のオジサン達。新潟ではわりと有名らしい。数年前は2,3人の応援だけだったそうだ。

この人だかりの裏手にアルビレックス新潟とコラボしたオレンジのローソンがあった。

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ローソンの中にはアルビレックス新潟のオフィシャルグッズ。

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そしてアルビレックス新潟の選手のサインが所狭しと。
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そして新潟と言えばこの男。元チームメイトの石塚。今は新潟小学校のGTI。(グレート・ティーチャー・石塚)

「結婚式で新潟行くから、ええ感じによろしく」というアバウトなリクエストに見事に応じてくれた石塚先生。

新潟市内もろもろ案内してくてありがとうね。



「Made in Suzuka」

[ ~2022 三重バイオレットアイリス ]

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気づけば8月最終日、三重バイオレットアリスの監督になってから4ヶ月が経過しました。

5月の社会人選手権を終えて、大会後に改めてこのチームの現状把握し、重要課題について考えてみました。その重要課題の一つが「栄養補給」「からだ作り」などのフィジカル的な部分でした。

「世界に目を向けよう」「日本一を目指そう」「パーソナリティを高めていこう」とメンタル的な部分は監督に就任してから選手にも、クラブに関わる人たちにも事ある毎に伝えてきました。「こういうハンドボールを展開していこう」という技術的、戦術的な部分に関しても社会人選手権前からそんなに変わっていません。

所謂「心技体」の「心」と「技」の部分は社会人選手権前から少しずつアプローチしてきて現在も継続しています。「体」の部分ですが、チームに合流してから、選手に「ここは社会人選手権後にじっくりと取り組んでいく、今はこれまで自分達がやってきたやり方を継続してもらっていいよ」と伝えてありました。

大会終了後の6月からウエイトトレーニングのフォーム作りに着手。最初は自重からのスタートでした。少しずつ重量を上げていき、3週間程かけて正しいフォームを身につけてもらいました。6月28日から1サイクル目の第一週がスタートしそこから5週間かけて、ウエイトトレーニングの重量を上げていきました。同様に、クレイジーラン、ジャンプ、クイックランなども8月15、16日の国体予選に向けてトレーニング強度を上げていきました。トレーニング導入前と導入後(国体予選直前)とでフィールドテスト、形態測定を実施しました。

フォーム固めを行い、トレーニング頻度を保ち、トレーニング強度を少しずつ上げていく、大会前に過去最強の自分になる。しかも狙って。測定結果が数字で出てくるので、自分の成長を目に見える形で実感できます。

「体」についてのトレーニングとその評価に関して上記のような形で実施しました。

これらのフィジカルトレーニングに加えて、「栄養補給」という観点から、専門家に協力してもらってきました。まずは選手全員の食事調査を栄養士に依頼しました。鈴鹿大学短期学部の栄養士の先生と研究室の学生さんに、選手の食事内容を調査し改善案を出してもらいました。

経済的にもあまり負担なく、簡単に必要な栄養素をとることの出来る料理のレシピを教えてくれたり、食材の組み合わせを教えてくれたりと、なんならアスリートとしてだけでなく、女子力まで上げてもらっちゃっています。しかし、毎日毎日練習後に自炊ってのは体力的にも、精神的にも結構な負担…

選手達も、身体作り&食事の大切さは理解しているのですが、フルタイムで仕事をして、夜の練習が終わって、帰宅してとなると、なかなか最高のタイミング&内容で食事をとることが難しい。トレーニング直後の30分以内がリカバリーのゴールデンタイムなのに、栄養補給が出来ていない、このままでは改善されることはない、ここが課題でした。

何とか練習直後に栄養補給を出来る環境を作ってあげたいなぁと。選手の身体に入るものは、安全で安心な食材がいいなぁと。じゃあどうするかなと。あれやこれやと考えていた時に選手に「おふくろさん弁当は手作りですよ。しかも美味しいです。」と教えてもらいました。

縁があって、おふくろさん弁当の社長さんにチームの目標や現状、そして社会人選手権以降の取り組みについて説明する機会を頂きました。まずは7月中、週2回を目安としてテスト的におふくろさん弁当を導入しました。栄養満点のおかずメニューを作ってくださいました。白いご飯は選手が自宅で炊いておきます。これで練習直後のゴールデンタイムに栄養補給が可能になりました。お弁当の内容についても、選手からの希望や栄養士からのアドバイスも盛り込み、毎回アレンジしてくださいました。

このおふくろさん弁当の食材は地元の農場・鈴鹿ファームでとれた野菜ばかりです。僕と同世代くらいの農家の方が心を込めて野菜を育てて、収穫してくれています。その鈴鹿産の野菜を、栄養士のアドバイスの元、おふくろさん弁当が手作りで料理して、選手は練習直後に食べる。

食事とは「人を良くする事」と書きます。

鈴鹿の土で育ち、鈴鹿で収穫された食材を、鈴鹿の栄養士&学生がアドバイスをして、鈴鹿の手作りお弁当屋さんが料理して、鈴鹿を拠点に頑張っている選手がその手作りお弁当を食べて身体作りをする。そして鈴鹿から日本一、世界を目指している。

この取組みに関わってくださっている方には、クラブの理念や目標を何度もお話させて頂きました。

「自分達が関わったもの(育てた野菜、作った料理)が選手の身体に入って、日本一を一緒に目指せると思うとワクワクしますね。」と鈴鹿ファーム&おふくろさん弁当の皆さん。

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「これまで何となく、栄養士になる勉強をしてきたけど、トップチームの栄養プログラムに関わる事が出来るなんて…もっと真剣というか本気で色々と考えてみたくなりました。」と栄養士の卵の学生。

「学生達の目の色が変わってきました。アルバイトを少し減らしてでも、バイオレットの選手達と色々やってみたいと話してくれる子が出てきましたよ」と栄養士の先生。

鈴鹿の皆さんとのこの取組みを選手&クラブに経済的に負担をかけずに継続し、応援して下さる方にもメリットを還元できるように、成果で応えられるように!!!

選手には「もう自分一人だけじゃ身体じゃないよな。コートに立つ為に何人の人が関わっているから考えてみよう」と話しています。

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そして身体作り&栄養に関する取組みを自分達の中だけにとどめるのではなく、三重県内のスポーツをしている子供達&親御さんにも知ってもらいたいと考えています。スポーツ系のフリーペーパー「Lets」で選手達が、この取組みを毎月紹介していますよ。

年一回のクリーン活動だとか、年一回のハンドボール教室だとか、そういうのも必要なのかもしれません。しかし実施すること自体が目的になってしまっていないだろうか?とずっと疑問に感じてきました。地域密着とか地域貢献とかこのご時世何処でも耳にするし、目に触れますよね。

もっと本質的な部分で「地域と共に活動する。地域と共に日本一、世界を目指す。」というのはこういう事じゃないのかなと思っています。

三重バイオレットアイリスは三重県鈴鹿市を拠点に活動するクラブチームです。そして三重バイオレットアイリスは「Made in Suzuka」です。

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そしてそして今回のこの取組み自体を鈴鹿マガジン9月号で、特集していただきました。

しかもラジオ出演します。9月5日(土)、9月12日(土)、9月19日(土)の3回、それぞれ17時から鈴鹿voiceFM 78.3MHzの「ハンドボールガールズ」で放送予定ですよ。

そうそう国体東海予選の一週間前にフィールドテスト&形態測定を実施しましたが、筋力量&除脂肪体重が上がっている選手、遠くに跳べて、速く走る事ができるようになっている選手が殆どでした。国体東海予選の結果は先日御伝えした通りです。現在は和歌山国体に向けて2サイクル目に突入しています。



福井大学医学部ハンドボール部 6期目⑩

[ ハンドボールスクール福井大学医学部コーチ ]

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西医体はベスト16どまりだった福井大学医学部。準優勝の神戸大学相手に前半リードしていた様ですが、後半踏ん張りきれずに敗戦。

これで6年生のよしき&はるきは引退です。4年生時にキャプテンとして挑んだ西医体で福井大学医学部史上初の決勝戦までチームを導いたよしき。

今回は最終学年として臨む、最後の西医体でした。本人が望む形とはほど遠かったんだと思います。よしきは春、膝を怪我してしまいました。「櫛田さん、やってしまいました。西医体に間に合いません。もう頭真っ白です…。俺、どうしたらいいっすか…」と病院から泣きながら電話くれた時の事は今も鮮明に覚えています。

僕が福井に移ってから、1年生から6年間コーチをさせてもらってきたよしき。最終学年として最後の西医体にかける想いを知っていたし、怪我したあとの膝の状態がどうなのかも分かるだけに、簡単には言葉をかける事ができませんでした。

それでも、練習メニューを考える事、チーム全体を観る事、試合中にベンチから指示を出す事、タイムアウトをとる事でチームに貢献し続けてくれたよしき。もはや監督それですよね。自身の経験、それ以上のものをチームに残そう、自分が出れなくてもチームを優勝までたどり着かせるんだという決意がよしきからは痛い程伝わってきました。

僕が三重に移ってからも、節目節目で何度も連絡をくれて、「今のチームはこんな感じで、僕はこうしようと思うんですけど、櫛田さんはどう思いますか?」何度もこんな話をしてくれました。

西医体の最後の試合を観ることはできなかったけど、8月9日にフレア体育館で直前の様子を観させてもらって、いいチームに仕上げて来たなと感じていました。

福井にいた6シーズン、月に一回くらいを目安にコーチをさせてもらって、北電のホームゲームの時には何度も応援にきてくれたり、北電の若手連中が自身の自主トレも兼ねて福井大学医学部の練習に顔出したりと、いい関係性を保ちながらの6シーズンでした。

西医体を終えてから、次期キャプテンのてっちゃんから早々に連絡をもらいました。よしき&はるきの想いをしっかりと受け継いでリスタートをきってくれるんじゃないかなと感じています。



国体東海予選を終えて

[ ~2022 三重バイオレットアイリス2015/2016 シーズン(MVI) ]

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先週末の国体東海予選の話を。8月15日、16日は鈴鹿市立体育館で国体予選でした。

結果はFacebookでもお知らせした通り。

準決勝 三重 32-9 静岡
決勝 三重 26-19 愛知

和歌山国体本戦の出場権を獲得する事ができました。皆さん応援ありがとうございました。

社会人選手権をクラブ最高成績の3位で終えて、6月1日から2ヶ月半かけて準備を進めてきました。結果だけみれば順調そのものですが、そんなに簡単ではありませんでした。

東海地区からは愛知県=HC名古屋、岐阜県=HC飛驒高山といずれも日本リーグのチーム。この両チームと三重県(主力は三重バイオレットアイリス)、そして静岡県の4チームから1チームしか国体本戦には出場できません。

おりひめJAPAN加えて、ユニバーシアード、Jr.などの日本代表活動で選手が出たり入ったりの中、鈴鹿で全員揃ってトレーニングできる機会は殆どありません。(この辺りが難しく、面白い部分でした。)

リオ五輪の予選に向けておりひめJAPANの合宿続きの池原&原+Jr.代表の岩見が今回の国体予選には出場がきない中で、しっかりと和歌山国体の出場権を獲得する。社会人選手権であまり出番がなく、どちらかと言えば悔しい想いをしていた選手にとってはチャンスであり、勝負の機会でした。

話は変わって、僕は以前から国体など県の代表として出場する大会にはその県のベストのメンバーを編成して出場できたらなと考えていました。そして上記の背景もあったので、「可能であれば、今回の国体からチーム三重で挑みたい」とクラブのスタッフ、三重県のハンドボール協会、体育協会さんに相談させて頂きました。

皆さん、「よしやろう」って感じで、出来ない理由を捜すのではなく、実現する為に何が出来るかという発想で、調整してくださいました。ほんまにありがたかったです。

社会人選手権明けの練習でバイオレットの選手達にも「国体には選抜チームでいくから競争だよ。」「でも現実的にはバイオレットが主体なのは間違いないから、誰がチームに合流してきても自分達がやることを丁寧にやろう。しっかりと受け入れてあげよう。」と伝えました。

三重出身の大学生、バイオレットOGに何度か練習や練習試合に参加してもらって、メンバーを絞り込んでいきました。最終的にはバイオレットから12名、OG1名、大学生1名の14名でメンバーを編成しました。(快く選手を送り出してくださった大学チームの関係者、OG選手の職場の皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。)

今回のチーム三重という試みだけでなく、メカルイベント、高体連技術講習会、選手の職場訪問、ウエイトトレーニング、フィジカル測定、男子チームとの練習試合、栄養サポート、バイオレットドリームなど、挙げだしたらきりがないほどの環境変化が社会人選手権以降、選手にもクラブにもありました。

社会人選手権までは元々建っていた家の中でどう住みやすくするのか?って発想で大会に臨みましたが、社会人選手権以降はクラブもチームも設計図をもう一度書き直して再出発するようなイメージでした。ほんまに選手もスタッフも大変だったと思います。

こうやって新しいことをやりだして、成果に繋がらなければ…

プレッシャーや不安な気持ちもあったかと思いますが、選手達は2ヶ月半かけて準備してきたことをしっかりとコートで表現してくれました。クラブスタッフの皆さんも、選手がプレーしやすい環境作りの為、身を粉にして動いてくれました。

まだまだ課題も多いですが、それでも選手が自分達で考えて、行動して摑み取った今回の和歌山国体の出場権は本当に嬉しく思います。

昨日から、国体予選明けのチーム練習が再開しています。しばらく海外に出ていた、原、池原、岩見もチームに合流して久しぶりに選手全員が揃っています。

和歌山国体での優勝が次なる目標です。



ユメセン @藤枝市

[ ユメ先生講師 ]

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先日、静岡県藤枝市でユメ先生を務めさせて頂きました。

午前中に2コマ、みんな元気一杯ですね。

みんなでアイディアを出して、協力して運動の時間を過ごして、夢の教室へ。

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僕の話を終えて、今度はじっくりと自分と向き合って、将来について考える時間。

じっくり自分と向き合ったけど、本当にまだ夢が何なのかわからないって正直に教えてくれた子がいました。

僕もそんな子供でした。ユメ先生の時も「ユメ先生で来といて何だけど、俺は子供の頃は夢なんてなかったよ。」と正直に話します。

夢がまだ分からないとこっそりと教えてくれた子が、発表の時間に勇気を出して手を挙げてくれました。

「僕にはまだ夢がないけど、これからの夢を見つける事が今の目標です。」

と照れながら皆に教えてくれました。

最高だね。