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トライアウトを終えて 「狭き門ではなく。広き門だけど高き門。」

[ ~2022 三重バイオレットアイリス ]

11月21日(土)、三重バイオレットアイリスのトライアウト。大きな事故やケガもなく無事終えることができた。

自分の意志でチャレンジしてくれた選手の皆さん、選手を送り出してくださった指導者&親御さん、受入れる態勢を整えてくれたバイオレットのスタッフ&選手に感謝。

下記のようなプログラムでトライアウトを実施。

①GM&監督との面談
②メディカルチェック(体重、体脂肪率、筋肉量、過去のケガなど)
③グループディスカッション(Vカフェに参加)
④ハンドボール(バイオレットの練習に参加)
⑤フィールドテスト(走力、跳躍力、投力)

来年春に大学卒業予定の選手は、鈴鹿市内の企業訪問とバイオレットの選手が勤務している職場を訪問。

どんな仕事に興味があるのか?どんな将来像を描いているのか?選手としての目標は何なのか?各選手にじっくりと話を聴かせてもらい、ハンドボールのプレーを観させてもらい、体力要素を測定させて貰った。

あくまでもテストではあるが、一言二言のアドバイスでもグッとプレーが変化していく様子が印象に残っている。「coachability」の高さも選手にとって大切な能力。

心技体の3つの要素を総合的に観て、11月末のスタッフ会議で最終判断の予定。

「狭き門ではなく。広き門だけど高き門。」

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(バイオレットカフェにて)

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(ハンドボールのトレーニングを終えて)

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(フィールドテストの様子)



ユメセン in石巻市立二俣小学校

[ ~2022 三重バイオレットアイリスユメ先生 ]

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先日、宮城県石巻市の二俣小学校での夢先生。偶然にも13日の金曜日やった。

そんなことはさておき。子供たちは本当に元気だ。今回は5年生と6年生とそれぞれ一コマずつ担当させてもらった。

5年生は無邪気&素直に明るい印象。6年生は少し大人の階段を上っていいる最中という印象。

5年生には「犠牲ではなく、協力だよな。」「今しかないよ。勇気をもってチャレンジしてみようぜ。」という部分。

6年生には「チャレンジしなければ、失敗すらできない。成功するかはわからないが、本気でチャレンジすれば人間としての成長は必ずできる。本気かどうかは、自分が一番よくわかるよな。」という部分。

少しでも彼らに何か伝わると嬉しい。

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昨年度までは、選手としての子供たちの前に立って話をしてきた。夢や目標も選手としてのモノだった。

今は、当然三重バイオレットアイリス監督としての夢や目標を子供たちに話している。

一年前の今頃には想像もできないことだった。夢先生をしていなければ、おそらくバイオレットの監督という選択はしていないと思う。

これからもチャレンジあるのみ。子供たちとの約束やしね。



アジア予選を観て

[ ~2022 三重バイオレットアイリス日々 ]

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気づけば10月ももう終わりですね。11月もすぐそこです。

随分前のことにようにも感じますが、10月20〜25日までおりひめジャパン(女子日本代表)のリオデジャネイロオリンピックアジア予選が愛知県で開催されました。三重バイオレットアイリスからも原と池原がおりひめジャパンの一員として五輪切符を獲得すべく日の丸を背負って闘ってくれました。

10月25日、アジア予選最終日。共に3戦全勝同士の日本と韓国が一騎打ちでした。韓国に勝てば、40年振りの五輪切符獲得が決まる大一番でした。結果は残念ながら…

日本(JPN) 21 (11-17, 10-18) 35 韓国(KOR)

僕は、21日の中国戦、24日のカザフスタン戦、そして大一番25日の韓国戦、合計3試合の応援に行ってきました。21日の中国戦は平日という事もあって、会場の入りは疎らでした。

おりひめジャパンの勝利という結果そしておりひめジャパンからの熱量、そして新聞、テレビ、インターネットなど各メディアで連日のように取り上げられたこともあって24日のカザフスタン戦、そして25日の韓国戦とぐんぐんサポーターの数は増えていきました。

24日のカザフスタン戦、苦しみ抜いた末に1点差で勝利。いよいよ40年振りの五輪に王手という状況。

何と言うか「いけるぞっ!!!」っていう空気感みたいなの出てましたよね???ハンドボールの代表チームの結果にこんなに期待感を持ったのは僕は初めてでした。「行ってくれ。頼む」って思いました。ほんまに。

僕は2008年の中東の笛・再予選の時は日本にいなくて、ドイツだったのもあってあの時の盛り上がりってのは体感できていなかったんですよね。だから、今回なんと言うか、代表チームが勝っていくとこんな風に空気が変わっていくのかって、すげーなって純粋に感じました。規模はまだまだ及びませんが、ラグビーのW杯での活躍を見た後だけに、尚更そう感じました。

そして25日の韓国戦は5000人を超える観客が会場を埋め尽くしました。(満員御礼で会場に入る事ができなかった人もいたみたいですしね。)

そして試合直前、おりひめジャパンが横一線になっての国歌斉唱。会場も全員が起立&脱帽。これに勝てば五輪が決まるっていう期待感。韓国が強いことは全員分かっているけど、やってくれるんじゃないかって言う期待感。その場を共有できているっていう何とも言えない高揚感。

これぞ、五輪切符をかけた大一番、日本代表の試合。って感じでした。自分が監督を務めるチームから2名の選手がおりひめジャパンの一員として日本の未来をかけてこれから闘うのかと…。原、池原の背中を見ていて本当に誇りに思いました。

前述の通り、結果はけして満足のいくものではなく、今回のアジア予選で五輪切符を獲得することは出来ませんでした。本当に韓国は強かった。

おりひめジャパンのメンバーの多くは、日本リーグ、あるいは日本リーグを経験して海外リーグでプレーしています。日本リーグで指導者をさせて頂いている重みを改めて感じました。日本一を目指して闘うその先までしっかり見据えていかねばと改めて強く感じました。

おりひめジャパンに関わった全て皆さん、本当にお疲れさまでした。



HONDA

[ ~2022 三重バイオレットアイリス日々 ]

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昨日の話。午前中は三重バイオレットアイリスのウエイトTr、午後からチームビルドMTG、そのあと選手の職場訪問という感じの日中。

そして夜。HONDAハンドボールの元チームメイトのみなさんが集まってくれて、先輩、同期、後輩との夕食だった。

HONDAが強くなっていく過程、日本リーグ6連覇中、日本リーグ撤退の前後といろんな話題になる。

2000年からの3シーズン、このチームでやらせてもらった経験は僕の中ですごく大きい。

当時のHONDAでの僕の立ち位置は、常にメンバー入りできるかどうか?の当落線上だった。ベンチ入りできたり、できなかったりだった。

それでも6年連続日本一になる集団でしか経験できない事っては少なくない。

日本一の集団っては当たり前の基準が高いというか、凡事徹底というか…

そのことに気付けたのはHONDAを出てからだった。

HONDAハンドのDNAみたいなものを再確認。



新潟にて

[ 日々 ]

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一泊二日で新潟へ行ってきた。友人の結婚式&新潟市内をぷらり旅。(結婚式の模様はfacebookにて)

新潟空港から新潟市内へ移動。すごい人だかりを発見。おばさんのアイドルグループに狂喜乱舞のオジサン達。新潟ではわりと有名らしい。数年前は2,3人の応援だけだったそうだ。

この人だかりの裏手にアルビレックス新潟とコラボしたオレンジのローソンがあった。

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ローソンの中にはアルビレックス新潟のオフィシャルグッズ。

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そしてアルビレックス新潟の選手のサインが所狭しと。
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そして新潟と言えばこの男。元チームメイトの石塚。今は新潟小学校のGTI。(グレート・ティーチャー・石塚)

「結婚式で新潟行くから、ええ感じによろしく」というアバウトなリクエストに見事に応じてくれた石塚先生。

新潟市内もろもろ案内してくてありがとうね。



Dagur Sigurdsson

[ 日々 ]

10月8日、9日と個人的に非常に楽しみにしていた指導者研修を受講してきた。

今回の講師は、日本リーグの湧永製薬レオリックでも3シーズンプレーしていた現ドイツ男子代表チーム監督のDagur Sigurdsson(アイスランド)。

僕がホンダに加入したルーキーイヤーの2000年からDagurも日本でプレーしていた。

僕がドイツでプレーしていた2006年頃、確かオーストリア男子代表チームの監督をしていた。ピルナのチームメイトだったMartinがピルナに来る前年までオーストリアリーグでプレーしたみたいで「Dagurは相当すごいぞ」と話していた。そうこうしていたらDagurはブンデスリーグのベルリンの監督に就任して一気に強豪チームに変貌させていった。

サッカーで言えば、モウリーニョ、グアルディオラか??? 少なくともシメオネ級ちゃうかな。

コーチとしてのフィロソフィー、各トレーニングのタイムバランス、Make the Teamについての考え方、そして実際のコーチングを観させてもらった。本当にいいタイミングでいい機会に恵まれた。

「個々の能力を最大限上げていく」という考え方は普段から大事にしていた部分だったのでそこを再確認できたことも大きかった。

プレゼンテーションの中でもあったが現在ブンデスリーグ1部には身長190㎝以下の選手が約100人活躍しているみたいだ。

多くの日本人選手の身長は190㎝以下、チャンスは無限大。



和歌山国体を終えて

[ ~2022 三重バイオレットアイリス2015/2016 シーズン(MVI) ]

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和歌山国体を終えて鈴鹿に戻ってきました。

三重県 23(11-14 12-10)24 香川県

前半の3点ビハインドを後半追い上げましたが、一歩及ばずでした。

何があっても、落とせない一戦を落としてしまいました。

社会人選手権で3位に入り、国体東海予選でも優勝とここまで結果だけみたら順調でした。

新チームになってから、鍵にになるゲームは必ずモノにしてきていたのですが、今回はそうはいきませんでした。

このタイニングでこういう結果になってしまった事をしっかりと受け止めて、次に繋げます。

二度とこういう思いはしたくないし、させたくない。

今回勝てなかった事の影響っては、この後色んなところで出てくると思います。

こんなときこそ、踏ん張りどころ。

チーム三重で臨んだ今回の和歌山国体、ご支援、ご理解頂いた皆さん本当に有り難うございました。

【最終成績】
優勝、石川県(北國銀行)
準優勝、鹿児島県(ソニー)
3位、熊本県(オムロン)
4位、広島県(広島メイプルレッズ)



「Made in Suzuka」

[ ~2022 三重バイオレットアイリス ]

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気づけば8月最終日、三重バイオレットアリスの監督になってから4ヶ月が経過しました。

5月の社会人選手権を終えて、大会後に改めてこのチームの現状把握し、重要課題について考えてみました。その重要課題の一つが「栄養補給」「からだ作り」などのフィジカル的な部分でした。

「世界に目を向けよう」「日本一を目指そう」「パーソナリティを高めていこう」とメンタル的な部分は監督に就任してから選手にも、クラブに関わる人たちにも事ある毎に伝えてきました。「こういうハンドボールを展開していこう」という技術的、戦術的な部分に関しても社会人選手権前からそんなに変わっていません。

所謂「心技体」の「心」と「技」の部分は社会人選手権前から少しずつアプローチしてきて現在も継続しています。「体」の部分ですが、チームに合流してから、選手に「ここは社会人選手権後にじっくりと取り組んでいく、今はこれまで自分達がやってきたやり方を継続してもらっていいよ」と伝えてありました。

大会終了後の6月からウエイトトレーニングのフォーム作りに着手。最初は自重からのスタートでした。少しずつ重量を上げていき、3週間程かけて正しいフォームを身につけてもらいました。6月28日から1サイクル目の第一週がスタートしそこから5週間かけて、ウエイトトレーニングの重量を上げていきました。同様に、クレイジーラン、ジャンプ、クイックランなども8月15、16日の国体予選に向けてトレーニング強度を上げていきました。トレーニング導入前と導入後(国体予選直前)とでフィールドテスト、形態測定を実施しました。

フォーム固めを行い、トレーニング頻度を保ち、トレーニング強度を少しずつ上げていく、大会前に過去最強の自分になる。しかも狙って。測定結果が数字で出てくるので、自分の成長を目に見える形で実感できます。

「体」についてのトレーニングとその評価に関して上記のような形で実施しました。

これらのフィジカルトレーニングに加えて、「栄養補給」という観点から、専門家に協力してもらってきました。まずは選手全員の食事調査を栄養士に依頼しました。鈴鹿大学短期学部の栄養士の先生と研究室の学生さんに、選手の食事内容を調査し改善案を出してもらいました。

経済的にもあまり負担なく、簡単に必要な栄養素をとることの出来る料理のレシピを教えてくれたり、食材の組み合わせを教えてくれたりと、なんならアスリートとしてだけでなく、女子力まで上げてもらっちゃっています。しかし、毎日毎日練習後に自炊ってのは体力的にも、精神的にも結構な負担…

選手達も、身体作り&食事の大切さは理解しているのですが、フルタイムで仕事をして、夜の練習が終わって、帰宅してとなると、なかなか最高のタイミング&内容で食事をとることが難しい。トレーニング直後の30分以内がリカバリーのゴールデンタイムなのに、栄養補給が出来ていない、このままでは改善されることはない、ここが課題でした。

何とか練習直後に栄養補給を出来る環境を作ってあげたいなぁと。選手の身体に入るものは、安全で安心な食材がいいなぁと。じゃあどうするかなと。あれやこれやと考えていた時に選手に「おふくろさん弁当は手作りですよ。しかも美味しいです。」と教えてもらいました。

縁があって、おふくろさん弁当の社長さんにチームの目標や現状、そして社会人選手権以降の取り組みについて説明する機会を頂きました。まずは7月中、週2回を目安としてテスト的におふくろさん弁当を導入しました。栄養満点のおかずメニューを作ってくださいました。白いご飯は選手が自宅で炊いておきます。これで練習直後のゴールデンタイムに栄養補給が可能になりました。お弁当の内容についても、選手からの希望や栄養士からのアドバイスも盛り込み、毎回アレンジしてくださいました。

このおふくろさん弁当の食材は地元の農場・鈴鹿ファームでとれた野菜ばかりです。僕と同世代くらいの農家の方が心を込めて野菜を育てて、収穫してくれています。その鈴鹿産の野菜を、栄養士のアドバイスの元、おふくろさん弁当が手作りで料理して、選手は練習直後に食べる。

食事とは「人を良くする事」と書きます。

鈴鹿の土で育ち、鈴鹿で収穫された食材を、鈴鹿の栄養士&学生がアドバイスをして、鈴鹿の手作りお弁当屋さんが料理して、鈴鹿を拠点に頑張っている選手がその手作りお弁当を食べて身体作りをする。そして鈴鹿から日本一、世界を目指している。

この取組みに関わってくださっている方には、クラブの理念や目標を何度もお話させて頂きました。

「自分達が関わったもの(育てた野菜、作った料理)が選手の身体に入って、日本一を一緒に目指せると思うとワクワクしますね。」と鈴鹿ファーム&おふくろさん弁当の皆さん。

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「これまで何となく、栄養士になる勉強をしてきたけど、トップチームの栄養プログラムに関わる事が出来るなんて…もっと真剣というか本気で色々と考えてみたくなりました。」と栄養士の卵の学生。

「学生達の目の色が変わってきました。アルバイトを少し減らしてでも、バイオレットの選手達と色々やってみたいと話してくれる子が出てきましたよ」と栄養士の先生。

鈴鹿の皆さんとのこの取組みを選手&クラブに経済的に負担をかけずに継続し、応援して下さる方にもメリットを還元できるように、成果で応えられるように!!!

選手には「もう自分一人だけじゃ身体じゃないよな。コートに立つ為に何人の人が関わっているから考えてみよう」と話しています。

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そして身体作り&栄養に関する取組みを自分達の中だけにとどめるのではなく、三重県内のスポーツをしている子供達&親御さんにも知ってもらいたいと考えています。スポーツ系のフリーペーパー「Lets」で選手達が、この取組みを毎月紹介していますよ。

年一回のクリーン活動だとか、年一回のハンドボール教室だとか、そういうのも必要なのかもしれません。しかし実施すること自体が目的になってしまっていないだろうか?とずっと疑問に感じてきました。地域密着とか地域貢献とかこのご時世何処でも耳にするし、目に触れますよね。

もっと本質的な部分で「地域と共に活動する。地域と共に日本一、世界を目指す。」というのはこういう事じゃないのかなと思っています。

三重バイオレットアイリスは三重県鈴鹿市を拠点に活動するクラブチームです。そして三重バイオレットアイリスは「Made in Suzuka」です。

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そしてそして今回のこの取組み自体を鈴鹿マガジン9月号で、特集していただきました。

しかもラジオ出演します。9月5日(土)、9月12日(土)、9月19日(土)の3回、それぞれ17時から鈴鹿voiceFM 78.3MHzの「ハンドボールガールズ」で放送予定ですよ。

そうそう国体東海予選の一週間前にフィールドテスト&形態測定を実施しましたが、筋力量&除脂肪体重が上がっている選手、遠くに跳べて、速く走る事ができるようになっている選手が殆どでした。国体東海予選の結果は先日御伝えした通りです。現在は和歌山国体に向けて2サイクル目に突入しています。



滋賀医科大ハンド10期目 8〜13回目 西医体

[ ハンドボールスクール滋賀医科大学コーチ ]

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気がつけば8月も最終週ですね。実は8月14〜17日は西医体でした。同時期にチーム三重の国体東海予選があったので、「今年は滋賀医大コーチとして西医体帯同は難しいと思うよ」と学生達には早い段階から伝えてありました。

例年よりもコーチ回数が少ない中、奥田主将を中心に自分達でチームを作り上げてくれました。今期のチームのスローガンは「チャレンジ」、これも自分達で考えだしたものです。

西医体直前になり、キャプテンの奥田が「西医体には自分達だけで臨む予定だったのですが、もし自分達だけで最終日まで勝ち残れたら、17日の準決勝・決勝だけでもいいので西医体の会場に来てもらえますか?他の部員には内緒にしておくつもりです。」と相談にきてくれました。

チーム三重は無事、15日、16日の東海予選で優勝。17日の早朝に三重を出発、一路奈良へ。

会場に到着すると学生達の「あ????へっ????何で櫛田さんいるんすか?」という、何年か前にもあったこのパターン。

残念ながら、準決勝では神戸大学に1点差で敗れてしまい決勝の舞台には立てず…

3位決定戦では気持ちを立て直して、山口大学との接戦を制して、何とか3位入賞を果たしました。

自分達で準決勝までたどり着き、昨年同様3位の座を確保できたのは良かったのかもしれませんが、彼らが目指していたのは優勝のみ。

その目標が阻まれた神戸大学との準決勝戦後に泣き崩れる彼らの姿は今も目に焼き付いています。

GKとしてスタートした6年生の山本は途中、目の故障で休部や退部も考えて悩んでいた時期もありましたが、チームに残ってくれて、ラスト1年ちょっとで右サイドに転向。高い打点からのサイドシュートに磨きをかけて、GKからCPへ転向して1年足らずで最後には西医体のベスト7にも選ばれる活躍を見せてくれました。

山本が故障で苦しんでいた時、プレーできない期間のチームとの関わり方に悩んでいた時、そんな自分がサイドに転向していいのか悩んでいた時、それをずっと見守っていた他の部員&マネージャー。

優勝が全てなんですが、10シーズンチームを観させて貰って、一人一人と向き合って来ました。一度挫折しても、セカンドチャンスを自分で摑み取って立ち上がる。そしてその姿を後輩たちが観ている。やっぱりこういう部分って大事なんだと思うんですよね。

月に1回3時間くらいのコーチで、もちろん彼らの全てを観る事はできないですが、その彼らとの時間に何を伝えるのか?何を感じてもらえるのか?回数や時間が限られているからこそ、お互いに一回一回、一瞬一瞬が勝負だと思ってコーチをしているし、コーチを受けているんだと思います。

けしてハンドボールで飯を食べていくわけではなく、将来医療従事者になる彼らに、僕がハンドボールを通して伝えられる事は何だろうかといつも考えています。

ドイツに行く前、ドイツにいる時、怪我をして日本とドイツを行ったり来たりしている時、日本でリハビリをしていた時、北電に加入して福井に移ってから、そして今期から三重バイオレットアイリスの監督にと、2006年からの10年で僕自身にも変化がありました。

一先ず10期目の滋賀医科大学ハンド部のコーチが無事終了しました。



三重バイオレットアイリス vs 滋賀医科大学10期目⑦

[ ~2022 三重バイオレットアイリスハンドボールスクール滋賀医科大学コーチ ]

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先日、滋賀医科大学ハンド部のみんなが鈴鹿に来てくれました。

三重バイオレットアイリスvs滋賀医科大学、トレーニングマッチです。

約2週間、おりひめJAPANから鈴鹿に戻って来た日本代表の原&池原。

鈴鹿組と彼女達との融合&競争。

この試合を一つの目標に2週間過ごしてきました。

社会人選手権を終えてから、男子チームとの試合を計画的に盛り込んでいます。

男子チームのフィジカルコンタクト、高さ、強さ、速さを日常的に経験してもらっています。

男子チーム≒ワールドクラスの女子というイメージです。

世界基準を日常的に!!!