Tag Archives: ハンドボールスクール

渋谷教育学園幕張中学校・高等学校ハンドボール部・ハンドボールスクール

[ パートナーハンドボールスクール ]

1976935_654700524566542_523615646_n
3月21〜23日の三連休は千葉県に行ってきました。昨年の夏に続いて、渋谷教育学園幕張中学校・高等学校でのコーチでした。映像分析等も含めると3日間で合計7セッション。子供達、頭も体もフル回転させて頑張ってくれました。

21日。

【1セッション】2時間半 @渋幕体育館
①ザムストさんからのねんざ予防&ケアクリニック
②ゴールから紐を引っ張って、ゴール型のボールゲームの原理原則を確認。
③3チームでのパスゲーム(フリーマンあり)
④ポストを絡めた2対1→3対2
⑤ポストを絡めた2対2(スライド&スクリーン)
※2対2の壁を割る、2対2の壁を構築する→翌日のラインコントロールへの導入込み
⑥ショートゲーム1本

初日は約2時間半のトレーニング。そのあとは澤崎先生&親御さんとの親睦会。

1609732_654701364566458_1199876333_n

ザムストさんのクリニックの様子。足首のねんざ予防やねんざをしてしまった時のケアについて。ザムストさんのHPでも、アイシングや足首のねんざに関してのハンドブックが無料でダウンロードできます。

1098465_655016541201607_2121318345_n

22日。

【2セッション】1時間15分 
①前日のショートゲームを観ながら学生&先生とゲーム分析。
②関東大会に向けてのライバルチームのゲーム分析。

【3セッション】45分 @グランド
①ラインコントロール(ノーマル→クロス際スクリーンあり→牽制あり)
②GK練習別メニュー&中学生は前日のパスゲーム

【4セッション】90分 @千葉ポートアリーナ
①ポストを絡めた2対2(アップ込みロールプレイング)
②ノーポストでの4対4(牽制を導入、ラインコントロールの意識付け)
※この辺りから「ライン」を構築する、「ライン」を割るという目に見えない部分への面白さに気づく選手が出てくる。
③2カ所でポストを絡めた2対2(スライド&スクリーン)
④ショートゲーム1本

※休憩中に低めのライン構築(9m付近)で、ポストとの2対2で攻撃に主導権を握られた際にどう守るといいか?を考えてもらう。

【5セッション】 90分 @千葉ポートアリーナ
①ポストを絡めた2対2
②ショートゲーム2本

二日目終了。

1920249_655191087850819_1584476449_n
休憩中などに、ショートゲームの映像を常に確認、上記の変化を自分たちで感じてもらい、共通理解を深める。こんな感じで親御さんが全面的にバックアップ。

「5セッション目①ポストを絡めた2対2の中での子供達の変化」
※何名かが、BPへ牽制を有効に使いながら守り始める。
※BPへ牽制を入れられた時に攻撃はどんな選択肢があるか?どんな攻撃が有効か?DFはどんなリスクがあるか?ライン構築はどう変化していくか?を考えてもらう。
※牽制に出たDFの真下のスペースをポストの中継やBPのドライブ等で攻撃しだす。
※牽制を入れた際のDFのリスクや攻撃側の選択肢を攻守両面から確認。
※ポストを絡めた2対2の総合練習(攻撃はスライド、スクリーン、中継などを有効に使う。守備はポスト押上、牽制、ラインコントロールなどを自分たちで判断する。)

10013886_602026016558402_1939263364_n
23日。

ミニ合宿最終日。この日はトランジスタの皆さん、順天堂大ハンド部の皆さんが駆けつけてくれました。順天堂大の皆さんは将来的には指導者になりたいみたいです。

【6セッション】 90分 @千葉ポートアリーナ
①3チームでのタッチハンド
②ラインコントロール&GKトレーニング
③ポストを絡めた3対3(1対1からの+ワン、2対2からの+ワン)→4対4(1対1からの+ワン)
※チームの骨子になる4種類の+ワンへ向かう課程でのポシション攻撃を確認。DFはその裏側で何を意識するのか?どんな可能性を想像しておくのか?
④ショートゲーム1本

【プラスα】
中学生に僕、順天堂大の学生、トランジスタさん、奥田先輩、澤崎先生も混ざっての交流ゲーム

【7セッション】 90分 @千葉ポートアリーナ
①6対6(ロールプレイング)
(ポジション攻撃での4つの+ワンアタック→ポジション移動からの4つの+ワンアタックのイメージ共有)
②6対6(3分攻防5セット)
※1セットずつテーマを持って、攻撃、守備を行う。
③ショートゲーム1本

ハンドボールの、チームの骨子になる部分を先生、学生と一緒に作っていった3日間だったと思います。この3日までに先生とも学生とも何度も連絡を取り合ってきました。

ハンドボールの技術的な部分もですが、それ以外の部分についても色んな話をしました。「ハンドボール」「渋幕ハンド部」「仲間」「自分」と本気で向き合うきっかけに少しでもなればと思っていたからです。

今分からなくても、大人になってからでも、目標に向かう中でいつか訪れるきつい場面ででも、少しでも何かプラスになればと思って可能な限り、自分の言葉で話しました。

1509081_654700777899850_847869337_n
ミニ合宿に2回も顔を出してくれた、母校一条高校ハンド部の大先輩の奥田さん。現在は映画関係、映像関係のお仕事をしている奥田さん。僕が1年生の時の3年生でキャプテンだった奥田さん。

その奥田さんが千葉在住って事で、映像機材を抱えて駆けつけてくれました。約20年ぶりに一緒にハンドボールができて本当に嬉しかったです。

奥田さんも「久しぶりにハンドやれてほんまに良かったし、自分の仕事を通してまたこんな風にハンドに関われるなんで思わんかったわ。まさかあのクシダとこんな風に一緒の車でハンドしに行くなんてなぁ。」と話してくれました。

その奥田さんが、コーチ最終日の終わり時間に合わせてサプライズのスライドショーを作ってくれていました。子供達も親御さんも大喜びでした。(奥田さん本当に有り難うございました。)

「渋幕ショートムービー by 奥田順一」

今回の3日間、本当に多くの皆さんにサポートして頂きました。ザムスト様、トランジスタ様、日清ファルマ様、ブルータグ今矢さん、スポーツイベント野村さん、一条ハンド部の奥田先輩、将来コーチを志している順天堂大学の学生達、そして何よりも子供達のお母さん。

皆さん本当に有り難うございました。

「渋幕3月21日〜23日 アルバム」



高岡工芸高校ハンドボール部コーチ2回目

[ パートナーハンドボールスクール ]

unnamed
昨日は一日中、高岡工芸高校ハンド部のコーチでした。1月に続いて今回が2回目です。約2ヶ月ぶりでした。この間も顧問の坊先生から試合の映像や、生徒からのアンケートを送ってもらっていました。

今回はポストとのコンビプレーを切り口にして、攻撃も守備も総合的に理解を深めてもらえるように午前、午後と練習ニューを準備しました。一口にポストとのコンビプレーと言っても、DFが下がっているときもあれば、出てくるときもあれば、牽制をかけてくるときと様々です。

守備、攻撃、それぞれの立場にたった時に「相手は何が嫌なのか」を考えてもらいながら進めました。

守備では「ライン」を意識(イメージ)する。
攻撃では「ライン」をどう崩していくか。

個人差はありますが、ゴール型のボールゲームの深みのある楽しさに気づけてもらえたかなと思います。これまでは1対1を抜いた、シュート決めた。やったーー。(もちろんこれも素晴らしいことですよ。)みたいな楽しさだったと思いますが、新しい楽しさに気付きだせている子が何人もいましたね。

自分のプレー、考え方、取り組み方が目標である「北信越大会出場」に繋がっているか?が判断基準になってくると思います。これから「楽しさ」に加えて「厳しさ」が必要になってくる時期も出てくるかと思いますが、「目標に向かっていく課程」を楽しみながら乗り越えて行って欲しいと思います。

1604698_652298108140117_1261926693_n

午前の部と午後の部の合間の一コマ。

お昼ご飯食べながら、海外の動画見ています。みんなカラバティッチや!ハンセンや!アバロや!って知ってるみたいです。

すげ〜な。



福井大学医学部×金沢医科大学 コーチ

[ ハンドボールスクール福井大学医学部コーチ ]

1901796_440321089431635_1115334541_n
気づけば、3月中旬ですね。はやいですね。

昨晩は、福井大学医学部と金沢医科大学の皆さんと一緒にハンドボールをしてきました、いずれのチームも今週末の西日本医歯薬トーナメントを控えています。

大会直前ということで、実戦形式中心のメニュー、最後はケーススタディも兼ねて、残り時間や点差を設定してのショートゲームを何度も繰り返しました。

いよいよこの冬場に蓄えた力を発揮する時ですね。この大会が終われば新入生の勧誘に追われる4月に突入です。早いものですね。

コーチを終えて、福井大学医学部のみんなと晩飯へ、そこにこの3月で卒業していく、ごお&けんすけも来てくれました。昨年の夏に福井大学医学部史上初めて、西医体の決勝戦までコマを進めたときの最上級生がこの2人でした。(もう一人は分け合って今も現役で頑張っています。笑)

僕が福井に移ってきてからこのチームを見させてもらっていますが、早いもので今の代で5期目です。はやいですね。

僕が来た頃は、良くも悪くものんびりとしたチームでした。本当に楽しそうにやっていて、それはそれで良かったので、僕もあまり細かいことは言わずに、彼らのスタンスに合わせてコーチをしていました。

ちょうど一年くらい前かな。前キャプテンのよしきが僕にこう言ってきました。

「苦しいことを乗り越えてでも勝ちたいです。西医体で勝ち抜けるチームにしたいんです。」

このチームが本気になりだしたのは、この時からだと思います。卒業していく2人はこういう変化の時期を経験したわけですね。

「西医体の決勝戦で負けたことは残念だけど、その変化の中心にいることができて、そのチームの一員でよかった。」

とご飯を食べ終えたあとにわざわざ、ごおが言いにきてくれました。

今週末の大会を控えているというのもありますが、1年生のりゅーともこういう気持ちでチームに関わっています。 「162.7cmで」

経験者も入れば、未経験者もいるし、けが人もいます。人数は10人ちょっとの小さなチームです。もちろん課題はまだまだ多いんですけど、このチームの良い所は自分たちがどこに向かってやっているのか?をみんなで共有できているところだと思います。

課題が山積みとネガティブになる感じは全くなくて、自分たちが思い描いているハンドボールに近づくために一つずつ出来ることを増やしている。それが実に楽しそうなんですね。

最終目標の西医体に向けて、今大会も彼らは明確にテーマを持って挑んでいるんだと思います。勝利にこだわることはもちろんですが、自分たちがこの冬に取り組んできたことを出し切ってくることも彼らの楽しみの一つなんだと思います。

チームとしても、個人としても一回り成長して福井に戻ってきてくれると嬉しいですね。



福井大学医学部ハンドボール部コーチ 

[ ハンドボールスクール福井大学医学部コーチ ]

unnamed

2月23日(日)福井大学医学部のみんなのコーチに行ってきました。前日のホームゲームにみんなで応援にきてくれました。

福井大学医学部のみんなもそうだし、北電Jr.のみんなもそうだけど、普段コーチをさせてもらっているハンドボール仲間が応援にしてくれるのは、何とも言えない気持ちになります。本当にやってやろう。良いプレーをしよう。っていう気持ちなります。コートから2階席の学生たちと目が合う時や、コートサイドに陣取っているちびっ子達とハイタッチする時に、本当にそういう気持ちになります。(だからこそ、やっぱり勝たないとね。)

ちょっと話がそれました。

今回はフリーマンのいるタッチハンドを数種類、ポストとBPとの2対1でのシュートドリル、ポストとの2対2→ワンクロスまであり、GK含めて8人でもやれるメニューってこともあり、少人数でできる基本の攻防練習をメインにトレーニングを行いました。

このチームの良い所は、自分たちがどんなハンドボールしたいのかを自分たちで理解できている所。次の大会でこういうハンドボールを展開したいので、こういうことを教えて欲しいという感じで、練習計画と映像を持って月に1回くらいを目安に僕の家にキャプテンと副キャプテンが足を運んでくれます。

持ってきてくれた映像を一緒に見ながら、「ここはいいじゃないか?」とか「ここは練習してきたことがまだ出来てないかもね。」とか言いながら僕の方でもフォローしています。

昨年の秋口はまだ頼りなかった新キャプテンも、幾分自立してきたように感じます。でもまだまだもっと上を見て欲しい。次回の3月13日は実践形式での練習を経て、3月15日、16日の西日本医歯薬トーナメントへ臨みます。

練習を終えると国家試験を終えた山下ごおが覗きにきてくれました。ごお、お疲れさま。



琉球コラソン戦

[ 2013/2014 シーズン(北陸電力BT) ]

先週末は日本リーグの第15戦、琉球コラソン戦でした。

熾烈なプレーオフ争いを、湧永製薬、琉球コラソン、トヨタ紡織九州の3チームを行っていた先週末でした。

僕らの試合の一日前に、湧永製薬がトヨタ紡織九州に勝利して、自力で4位を決定づけたので、プレーオフの最後の切符は湧永製薬が手にしました。

その翌日に僕らは琉球コラソンとの一戦でした。

前半立ち上りはコラソンが3:3DF。中盤から6:0DFにシステムチェンジ。

僕らはオーソドックスな6:0DFと小兵の宮下の少しだけ前に出す変形の6:0DFを併用しながら試合を進めていきました。

この試合がデビュー戦になる新加入の須坂も前半の途中から出場し、初得点をあげるなど何とか5位のコラソンに食らいついていきました。

前半を終えて9-13の4点差。

ここ数試合の課題でもあった後半の立ち上りの連続失点もなく、後半も3〜5点差をキープしながら何とかコラソンについていきました。

しかし、後半15分までは16-19と3点差と、ここから何とか巻き返しをと思って戦っていましたが、ここからジリジリと点差を広げられていきました。

残り約10分で10失点。終わってみれば20-32の12点差での敗戦でした。

45分間は何とかゲームを作ることができても、残り15分で一気にゲームを壊してしまう。

『琉球コラソン戦 前半』 『琉球コラソン戦 後半』

泣いても、笑っても、残しはホームでの最終戦のみ。

今のメンバーで戦える最後の試合です。



「職業講座講師」@鯖江中学校

[ さばスポハンドボールスクール講師 ]

3550_550890401674671_875103929_n
昨年に続いて福井県内の鯖江中学で職業講座の講師をさせて頂いてきました。

僕はスポーツ選手として。僕の他には保育士、看護師、歌手、番組プロデューサー、お菓子屋さん、自動車修理屋さん、眼鏡メーカー、美容師、警察官、消防士、プログラーマーの皆さんが講師にきていました。

合計で12職種だったかな。

警察官がいると、なんでか緊張しますね。別に悪い事してないのに…

中学1年生が自分の興味のある講師の話を2つ選択して聞いて周るという感じだと思います。

こんな感じで1コマ35分×2回で進めていきました。

①自己紹介(これまで移ってきたチーム、今の一日のスケジュール、一週間のスケジュールの紹介など)

ハンドボールの映像を紹介(自分のプレーを編集したDVDを見てもらいました。嘘みたいな話ですが、背番号20番の茶髪&パーマ頭が僕です。今とのギャップにみんな釘付け…)

③僕の中学、高校、大学、ホンダ、ドイツでの話
いよいよ、ここから本格的な話のスタートです。まず最初に、僕は生徒にこんな話をしました。

「ここにいるみんなは運動部に入っている子が多いって聞いています。本気でスポーツで飯を食っていこうと考えている子、もう既に明確な目標をもっている子はいるかな?」

一人の子がピンと手を挙げて「福井国体に出て活躍したい。」

「おお、凄いな。僕も福井国体目指しているよ。一緒に頑張ろうな。」

「じゃあ、多くのみんなは運動部ではあるけど、スポーツで飯を食っていくとか、オリンピックに出たいとか、そこまでは考えていないってことやんね。実は僕もそんな子供でした。」

「これからする話は、スポーツで飯を食っていこうと思う子にも聞いてもらいたいし、運動部にいるけどそんな事までは考えていないみんなにも聞いてもらいたい話です。」

こう伝えてからスタートしました。

まず、生徒と同じ中学生の頃の僕の話。この頃は野球部だったことにみんな驚いていました。

高校でハンド部に入ったけど、別にハンドボール選手を目指してやっていた訳じゃなく、授業が終われば部室でジャンプやマガジンを読んで、カラオケやボーリングに行く、試合前に少し練習をする。そんな感じだったと話しました。

どこにでもいるごく普通の、中学生活、高校生活で、赤点もとったし、雨降って部活なくなれって思っていた、そんなほんまに普通の子供だったと…

高校でハンド部を引退して、「ああ、このまま何でも適当にやっていていいのかな?」その事に気づけて、大学から本気で何かに打ち込んでみようと決めて、その対象がたまたまハンドボールだったことを話しました。

大学1年生時はユニフォームを畳んだりと下積みばかりでレギュラーになれたのは4年生の時。大学4年の時には普通に就職活動もしていた事もそのまま話しました。

運良く、当時日本リーグ王者だったホンダに入れたら、世界的な名手のストックラン(元フランス代表)とポジションが重なって「ありえない話だけど、一日24時間以上練習しても勝てない」と圧倒的なレベルの差を感じた事。

でも毎日が世界一の選手とのポジション争い=世界一の経験ができるんだという気持ちを奮い立たせて練習に取り組んでいた。その経験が今に活きている。

ストックランを見ていて、自分もプロ&欧州でやってみたいと気持ちがシフトしていった事。それは28歳の時だった事。世界一(ストックラン)に触れた経験を子供達に話しました。

「だけど欧州に、そしてプロにどうやってなるのか?分からなかった。代理人が誰なのか?どこにいるのかも分からない。そんな状況だった。その時に僕がとった行動は実は、今のみんなでも本気になればできる行動だったんだよ。」

unnamed

「最初にみんなに観てもらったハンドボールのDVDは、僕が自分で編集したDVDやねん。このDVDを知り合いや知り合いの知り合いをたどって欧州のチームやハンドボール関係者に送って見てもらった。言葉は分からないけど、映像ならわかるやろうと思ったからね。」

「欧州のチームのHPを検索して、英語の辞書を片手にどこに連絡すればいいのか?チームはどこにあるのか?とかを探したり、Eメールを送ったりした。そして、連絡をくれたチームの練習に参加させてもらった。」

「2週間くらいエストニア、スウェーデン、ドイツへハンドボールの旅に出た。夜行列車でスウェーデンからデンマークを抜けて、ドイツにいって練習参加したり、時には駅のベンチで始発まで寝たりしてね。」

「僕の英語はThis is a pen.くらいの赤点レベル。でもそうやって色んな人に協力してもらって何とかチームを探して、練習に参加させてもらって、契約交渉して、欧州でプロとしてのスタート地点に立った。(本当はもっと色々とあったけど…)」

「契約の話とかは難しいとしても、DVDを作ったりインターネット&メールをするこれは本気になればみんなでも出来るよね。」

「生きるを伝える(テレビ東京系)」を見てもらう
ドイツで1年目に運良く優勝できて、2シーズン目の左膝の脱臼、そこから今に至るまでの映像を見てもらいました。

⑤怪我をしてから&今の話
怪我をしたときの話や、そこからは常に引退が頭にあること、リハビリしたときの話、もう一度チームを探すときの話、今の気持ちを話しました。

⑥まとめ&振り返り
日本一のチーム(ホンダ)でやれた経験、ドイツでプロでやれた経験、怪我と向き合った経験、今仕事をしながらコーチ兼任選手をしている話などのハンドボールの話が印象にのこっているかもしれない。

だけど僕もスタートはみんなと同じ、何処にでもいる普通の部活をしている子供だった。

「人はごまかせたりできても、自分に嘘はつけない」「自分の人生には自分が一番本気になろう」そういうことの方が覚えていて欲しい事。

「そのことさえ大切にしていればスポーツ選手にもなれるし、どんな仕事でもできるし、仕事をしながらスポーツも続ける事が出来ると思う。」

「だから今、みんながやっている英語の勉強も、日本&鯖江の歴史を知っておくことや、仲間と協力すること、部活を頑張ること、それらに悩むこと、全部意味があることやし、大切な事なんやで。」

そんな事を真剣に話してきました。

⑦生徒からの質問
みんなここぞとばかりに質問してくれました。

「休みの日は何をしていますか?」
→料理、読書、旅行、あと子供達のコーチなど

「一日何時間くらい練習しているますか?」
→チーム全体の練習は2時間〜2時間半くらい、けどそのあとに自主練習や筋トレ、体をケアしている時間、ハンドボールに費やす時間って考えると一日6、7時間。

「ハンドボールの事、それ以外でも普段から大切にしていること、意識していることはありますか?」
→一日一日、一回一回を全力で精一杯やること、あと誠実に生きること。

→あとこれはみんなにはちょっと難しいかもしれないけど、自分のプレーはもちろん、行動、取り組み、発言など全てが未来のスポーツ界、ハンドボール界、日本、子供達にちょっとでもプラスになって欲しいって思っているのかもしれない。

→だから、今日ここでみんなの前で講師をさせてもらう事も、少しでもみんなに何かの気づきやプラスになればと思って話を考えてきたし、今もそう思って話をしている。それこそもしかしたら10年後、20年後にみんなの中から、未来の子供達講師をする人がでるかもしれないと思って話をしています。

こんな感じで真っすぐな質問に直球で答えました。

Bfmk4IACUAAXzbf

昨年に引き続き、2回目の職業講座講師でしたが、こっちの方が良い経験させてもらっていますね。子供達の真剣な眼差しは凄いパワーでした。

講師控え室、雪が振り出したので早めに出発したら、一番乗りでした…



【第7回】左腕坊主インタビュー(全7回)

[ インタビュー ]
今日の練習でケガをすれば、その時点で僕は引退。
―― だからこそ1日1日を悔いなくファイトしたい。
これだけは譲れない点や大切にしてる点はありますか。
今日この練習行ってもう一度左膝をケガしたら僕はそのまま引退やと思うし、試合に行って、また左膝やったらそこで引退やと思うので、絶対に悔いを残したくない。

全力でファイトしたいから、ちゃんと準備をして、しっかりテーピングを巻く、ストレッチする、アイシングする、しっかり寝る、食べる、分析する、すべてのことを全力で準備して、練習なり、試合に臨むことと、もう一度ハンドやれていることを感謝したり、楽しんだり、そういうことだけは日々絶対忘れないようにしてます。

どういうときが楽しいですか?
試合中は当然ですが、戦力的に少し劣るけど、しっかりと準備をして接戦に持ち込めたとか、勝てたとか、そういう研ぎすましたような展開が大好きなんですよ。ハンドに限らず。ジャイアントキリング(大物食い・番狂わせ)じゃないですけど。コーチしていても、自分が選手していても、練り上げていく感じ、ぎりぎりの緊張感。そういうのがすごく楽しい。プレー中、勝利した瞬間も楽しいですが、そこに向かう課程も楽しいです。

やってるときも楽しいし、終わってから振り返るのも楽しいし、その前に準備してるときも、こうなったらこうなるからとか、ニヤニヤしてんのも楽しいし、もう本当に全部楽しいです。自分がプレーしてても楽しいし、教えてても楽しいし。こんなこと言ったら不謹慎ですけど、負けて悔しいのですら楽しいです。次こそ絶対に勝つぞって。

調子悪くてとか、けがの状態があまり良くなくて試合に出られないとしても、出れない悔しさを味わえることが楽しかったですね。

それは、リハビリでまったく自分の身体が動かなかった経験があったからこそ味わえる楽しさななのでしょうか。
それはあると思いますね。何か、「ありがたい」みたいな感じなんですよね。こうやってハンドさせてもらって、仕事もさせてもらって、普通にこうやって生活させてもらえて、三食食べられて、「ほんまにありがたい」みたいな。

だからって、勝たなくていいとか、やれてさえいればいいというのはまったくないです。負けたらむちゃむちゃ悔しいし、試合に出られへんかったらむちゃむちゃ悔しいし、全日本入って、オリンピック出たいわとか、そういう大きな目標は選手を続けている限りは持っています。それもあるけど、やっぱり「ありがたい」というのはありますね。

コーチとしても活動されていますが、その辺りの経緯を教えてください。
うちのチームでは2012年度のシーズンからコーチ兼任選手をさせてもらっています。また2006年に日本ハンドボール協会の公認コーチの資格を取ったんですよね。いずれは指導者になりたいというのは若いときからあったので、僕自身、専門の指導者にちゃんと教えてもらったっていうのは大学入ってからやったというのがあって、「若年層のときに専門的なことをちゃんと教わってたら、俺はどうなってたんやろう?」みたいなことをずっと思いながらハンドしてましたから。

指導者の人はこうやって言ってるけど、おれやったらこうやって教えるなとか。何でもできる子にはこうやって言った方がいいかもしれないけど、分からん子もおるから、その子にはこう言った方がいいなというのは、10代後半とか、20代前半ぐらいから、そういうのはいつも思ってたんですよ。そういうのもあって、24歳ぐらいのときから、時間と依頼さえあれば、小、中、高、大学生、なるべく顔を出して子供達一緒にハンドをしていました。

伸びる選手と伸びない選手の違いは、どんなところにあると思いますか。
自分自身がこうなりたいと思ってる選手は伸びるのが早いと思います。チームでも、選手でも、組織でも、そうかもしれないですけれども、おれはこういう選手になりたいんだとか、こういうハンドボールをして、こういう成績残したいんだと、本人が思わない限りは、僕はそこに辿り着けないと思うんですね。

だから、漫然と練習に来て、いいシュート打てたわー、気持ちいいなぁ、今日は汗いっぱいかいて、というのは僕の中ではサウナ入ってるのと一緒やと思うんですよ。今月おれはこういうフェイントができるようになりたいから、今日こういう意識を持ってやるんやと思って来る人と、そうではない人はだんだん差が出てくると思うので。

でも、これがスポーツの難しいところなんですけど、そうやってまじめな人が、試合で結果を出すかって言ったら、一概にそうとも言えない。練習で60%くらいの力で勝手気ままにやってるけど試合で「ここは150%の力出さないと負ける。ここ勝負や」と思って150%出せる選手って、やっぱり活躍するじゃないですか。その辺は一概にどっちがいい、悪いとは言えへんので、この辺はこれから選手続けても、コーチとか指導者になっても永久に探究すべきテーマの一つやろうなとは思いますね。

引退された後は、やはり指導者としてやっていきたいですか?
そうですね。選手を引退しても一生何らかの形でハンドボールとは関わっていくつもりです。まずは指導者として次のステップを踏んでいきたいと考えています。一人でもハンドボールが好きな選手を増やしたい。選手一人一人が自分の目標にたどり着けるようにサポートしたい。そんな身近な目標もあります。

それと同時に、世界一魅力的なハンドボールをして世界一の指導者になりたい。少しでも高く自分の評価をしてくれるところなら、国や地域はどこでもいいから行きたい。ハンドボールの指導者として食べていきたいという大きな目標もあります。

また、やりたいこととは別ですが日本でプロリーグがないとあかんとは感じています。生きている間に、日本プロハンドボールリーグができて、そこで監督やれたら、最高ですよね。

それが果てしなく遠いのか、誰もやってないだけなのかも分からんし、そういうのってコーチの勉強だけしててもダメで、経営の勉強したり、スポーツ・マネジメントの勉強したり、どうやってスポンサー取っていくのかとか、どうやって地域を巻き込んでいくのかとか勉強せなあかんし、僕一人ではたぶん到底無理なことです。それこそその分野の専門家の協力が必要ですよね。

ハンドボールのことが大好きな人が一人でも増えて、それぞれ得意なことでずっとハンドボールに関わっていける。ハンドボールで食べていける。そんな理想的な日本ハンドボール界になってほしいと思います。

今後の櫛田選手のご活躍、そしてハンドボール界のますますの発展を期待しています。
ありがとうございました。

~おわり~



高岡工芸高校ハンドボール部 コーチ初日

[ ハンドボールスクール ]

BeTrwtiCcAAJnAV
富山県にある高岡工芸高校ハンドボール部さんにお邪魔してきました。昨年末、このHPの「CONTACT」へ顧問の先生からお問い合わせを頂いたのが始まりでした。

顧問の先生にハンドボールの経験がない事や、創部4年目である事、メンバーには初心者の子もいるし、中学生時代に全中で活躍した子もいる事、県内には氷見高校、高岡向陵高校と全国的にも有名な名門チームがある事、そして何とかみんなで頑張って北信越大会までは勝ち上がりたいという目標を教えてもらいました。

そして話は少しずつ進んで、1月と3月と2回コーチをさせて頂く方向で話が進み、高岡工芸高校のみんなの試合の映像を先生に送ってもらいました。

選手一人一人の特徴や、先生や子供達がやろうとしているハンドボールや、チーム作りのなかで大切にしていることなどを聴かせてもらい、僕が映像を観て気づいた事や、当日に考えているトレーニングメニューなどを先生と摺り合わせていきました。

実は今回に限った話ではなく、コーチの依頼を頂いた際にはこうした準備を必ず行っています。当たり前の事ですが、やはり準備が大切ですからね。

1017313_631847606851834_1610699740_n

準備していったメニューを中心に、子供達や先生の理解度や反応を見ながら、今回は基本的な練習を行いました。ゴール型のボールゲームの原理原則になる部分を視覚的に感じてもらいました。

僕が少し説明した後に、5分ほどフリータイムにしました。そうすると子供達がひもを引っ張りながら「ああ、自分の目で見えてるのと、ボールを投げるポイントでは全然違う。」「今までDFするときに相手の正面に入っていれば、守れると思っていたけど、正面に入るってことは、ボールはずっとフリーってことやってんなぁ。」と、僕がその後に補足しようとしていた部分まで、自分達で気づいてくれました。

こういう部分が一番力になるからね。

メニューの途中途中で練習メニューの意図やポイントを説明して、子供同士でやってもらったり、フリーで確認する時間を設けたり、今まで何となくやってきた事を、掘り下げて基本的なトレーニングを進めていきました。

「今日のコーチが今日だけのイベントにならないように、明日からは自分達で考えながら練習をして、今日やっている事が3月にはできるようになっておこうな。」

「俺がみんなを強くするんじゃないぞ。みんなが自分達で頑張って、自分達で強くなって北信越までいくんだぞ。」

そんな言葉をかけながら約2時間半程のトレーニングを終えました。

Be5VptRCQAEUtIC.jpg-large

顧問の先生がハンドボール未経験、経験者の部員も初心者の部員も混在しているチーム。そうですよね。全国何処にでもあるチームです。

まさしく、僕自身が高校時代にいたチームがそういうチームでした。今回、高校時代の自分の事を思い出しながらこの依頼を受けて、そして当日を迎えました。

次回は3月16日にコーチをさせてもらいます。それまでに彼らの成長に負けないように、僕も今週末からの日本リーグ頑張ります。

あ、あと昨日のコーチを終えて福井に戻って携帯電話を見てみると、高岡工芸高校の子達がTwitterで早速フォローしてくれたり、リツイートやお気に入りにしてくれていました。

ユーロ2014の動画のURLをTweetしたら観てくれるかな、とか考えるとニヤニヤしてまう。うれしいねぇ。



パートナー&サプライヤーへ!!!

[ サプライヤーパートナー ]

先日、パートナー&サプライヤーの皆さんに活動報告や新年度の打合せを兼ねて新年のご挨拶をさせてもらってきました。

各企業の担当の方とお話をしていて毎回感じる事は、僕を通して、ハンドボール業界、ファンの皆さんを観て頂いているということ。

「各カテゴリー別の年間スケジュールや主要な大会は?」「どの地域が盛んなのか?」「ハンドボール業界のキーパーソンは?」「海外で活躍している選手は?」「競技人口はどれくらいか?」「業界としてどんな流れになりそうか?」「海外プロリーグの様子はどうか?」

などなど、本当に根掘り葉掘り聞かれます。もちろん僕のハンドボールへの想いに共感して下さり、サポートして頂いているのだと思います。それと同時に、やはり僕の背後にあるヒトやモノや情報を観ているのだなと感じます。

20140124-152123.jpg

何かとお世話になっているブルータグの今矢さんと色んな話をしてきました。

ドイツでケガをした時は、わざわざピルナまで会いにきてくれました。

「ベストアスリート is ベストパーソン」

今矢さんが良く語りかけてくれる言葉です。

20140124-153039.jpg

ハンドボールスクールパートナーの日本シグマックスさん(ザムスト)と来年度の打合せをしてきました。

場所は西新宿のオークタワーの33階。毎回タワー内で迷います。

部活応援サイト「エール」を開設し、中高生の部活動をこれまで以上に応援したいとのことでしたよ。

1174212_360299327444155_1159169690_n
コンディショニングサポートして頂いている日清ファルマの田中さん。

リカバリー系サプリメントWGHをトレーニング後&試合後、就寝前などに摂るようになって5年目になります。トップアスリートはもちろん、仕事をしながら本格的に競技を続けている人には特におすすめです。

20140124-153927.jpg

キングカズさんも愛用しているコンディショニングマットレスのAIRで有名な日本橋西川さんへ新年の挨拶。

今度のソチ五輪で数多くの選手がAIR持参でソチ入りらしいです。

bt_kushida-389513
最後は、ここ最近月刊ハンドボールや至る所で見かける事が増えてきた、勢いに乗っているトランジスタと今後の打合せをしてきました。

昨年に一度、ハンドボールスクールを手伝いにきてくれました。

今後の展開が楽しみになってきました。

東京出張&トレーニングで疲労がピークでしたが、トランジスタのウェアを着てトレーニングして、ザムストのサポーターで左膝をガードして、しっかりご飯を食べて、WGHを飲んで、AIRの上で寝たら、疲れも吹っ飛びました。バッチこいです。

さあ、今日はこれから富山県の高岡工芸高校でのザムスト・ハンドボールスクールです。



福井大学医学部コーチ 〜2014年初回〜

[ ハンドボールスクール福井大学医学部コーチ ]

1011856_415858108544600_142541582_n

昨日は福井大学医学部の2014年一発目のコーチでした。

年明け早々に、キャプテンの健太郎&副キャプテンのかっちゃんと、練習試合の映像を観ながら、今回の練習メニューや3月の西日本医歯薬トーナメントに向けての計画を一緒に考えました。

あくまでも学生が主役、主体で、彼らがやりたいハンドボール、なりたいチームありきです。新チーム当初は、ざっくりとしか考える事ができていなかった二人も、少しずつですが、自分達がチームの舵取り役だという自覚が出てきたように感じます。

「3月の試合での目標はこれで、こんなハンドしたいと思っていて、今はこんな練習をこんな計画でやっています。次のコーチの時は、こんなことを中心に教えてもらえますか?」

ここ位まで自分達で事前に考えてきてくれた上で、僕ところに来てくれます。月に1回くらいコーチをさせてもらっていますが、大体こんな感じで進めています。

今回も昨年末に引き続き、DFのベース作りを行いました。ラインを作るという意識が少しずつ出てきたように感じます。

2013年は初めて西医体決勝まで駆け上がる事ができた飛躍の一年でした。

2014年は毎回、優勝争いに絡めるチームになっていく為の第一歩。本当の意味での強いチームへ。勝負の一年にして欲しいですね。

今回の練習の途中に、普段観ている福井県Jr.チームの子達が隣のコートに入ってきました。

遠目から「あれって、櫛田コーチじゃない???」的な感じでこっちを観ています。

で、僕が子供達手を振ると、だだだだだーーーーっと、子供達は学生が練習しているコートの横に走ってきました。

「おおおっ、うめー。すげーな。」と子供達ざわざわ。

医学部のみんなは自分達が上手いという意識は全くなくて、むしろ大学からハンドボールを始めた学生の方が多いのでどちらかというとハンドボールにコンプレクックス持っている学生の方が多いくらいです。

子供達はそんな事知る訳もなく、普段やっている練習とは違うメニューに興味津々の様子。

「おおおっ。すげーな。フルバック?フルボックってなんですか?」とかコートの横から僕に話しかけてきます。

学生も「俺らなんかにギャラリーおるぞ」ってハッスルしていました。

なんか、こういうのええなぁ。って思いながら笛を吹いていました。